送検のため、容疑者の自衛官候補生の男を乗せて岐阜地検に入った車=2023年6月15日午前8時55分、岐阜市、金居達朗撮影 岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で男性隊員3人が銃で撃たれて死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された自衛官候補生の男(18)が「取り押さえられそうになったから撃った」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。岐阜県警や自衛隊の警務隊は事件に至る状況や動機を調べている。 【写真】陸自施設の射撃事故「偶然はありえない」 OBが思い出した山口事件 複数の隊員が男について「普段から素行が悪かった」と話していることも判明。県警などは男が他の隊員と日頃から折り合いが悪かったとみて、事件との関連を捜査する。 防衛省は15日、死亡したのはいずれも守山駐屯地(名古屋市)の第35普通科連隊所属の菊松安親(きくまつやすちか)1曹(52)と八代航佑(やしろこうすけ)3曹(25