趣味し好から年収、支持政党など、アンケートはさまざまな業界でマーケティングの一環として重宝され、さまざまな商品を目玉にして実施されている。しかし、アンケートの結果がサービスなどにあまり反映されていないと感じる人も多いだろう。その原因は、出題者のイメージ不足に起因することが多い。今回は警察の捜査手法を応用して、アンケートを有効活用する方法を紹介する。 アンケートがまとまらない、調査がうまくいかない 新商品の企画段階やセミナー、ダイレクトメールなど、販促段階におけるアンケートは頻繁に利用される営業ツールだ。社内でも社員満足度調査や、社員旅行の希望先調査など重いものから軽いものまで幅広く実施されていることだろう。しかし、アンケートを記入させられる立場からすると、アンケートに協力する機会が多い割には、あまり自分の回答結果が採用され、改善されたと感じることが少ないのも、アンケートの実態ではないだろう
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