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ブックマーク / complexcat.exblog.jp (36)

  • トンデモで消耗しないために | COMPLEX CAT

    炎上商法というかよくわからないブログ書いておられる方が、ムカデ咬傷にホメオパシーのレメディが効くとツイッターで喧伝しようとして、ネットで少し話題になっていた。反論、批判、カウンターが噴出して、特にへんてこ意見が拡散しないよう立て看板がネット上にたくさん建てられたのだが、その人への反論で、ハチに刺されること2回めでアナフィラキシーになるみたいなことが平気で書かれていたから、ちょっと心配になった。ゲームでの残数じゃないのだ。 フィールドワーカーやダイバーなど、攻撃してくるスズメバチやそれ以外の有剣類、ムカデやオニヒトデ、ガンガゼなどの咬傷、刺傷時の異種蛋白の体内侵入でアナフィラキシーショック対策として、エピペン(エピネフリン(アドレナリン)・オートインジェクター)を携帯すべきかどうなのか、専門にやってる病院で検査してもらえる。特に職業ダイバーはエントリーポイントまでのアプローチで毒虫攻撃もあり

    トンデモで消耗しないために | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2016/10/18
    山仕事で毒虫、毒蛇、毒草の類に詳しくなるのはそうしないと命が危ういからだからなぁ。自分も草刈り中にウルシ類に触れるかなにかで一発で発疹がでた経験があるがゆえに。
  • 餌を与えるサルとモノを集めるサル | COMPLEX CAT

    たっぷりの夏野菜を炒めておいて合わせる。少し硬いので、細く長くチンジャオロースみたいに切ると良いだろう。 近大とこっちのウナギ業者さんで取組んだナマズの蒲焼きがÆON系で売られていたので、ワイフと一緒に買いに行った。努力は偉いし、これからだろうかと思ったりしている、一応は、ね。しかし、肝心の売り場では、ナマズの蒲焼きは、ワイフと二人探しまわってもなかなか見つからず、売り場の店員さんに案内された空間は80cm四方ぐらいだった。「鯰を隠すなら鰻の森の中に」状態。それ以外売り場がうなぎの蒲焼の絨毯みたいであった。

    餌を与えるサルとモノを集めるサル | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2016/08/01
    示唆に富む内容。餌をやるサルって発想はなかった。
  • それでも春は来る | COMPLEX CAT

    ドタバタしている間にオオイヌノフグリが、既に咲く時期になっていた。種はヨーロッパからの帰化植物で、海外のサイトを検索していると'Also known as Cats Eye. A British Wild Flower....'なんてテキストにぶつかる。英語圏では「犬」ではなく「目草」と呼ばれたりしているってのも面白い。COMPLEX CATブログには、何度も登場しているが、それ故というわけではない。観賞用とは縁遠い小さな路傍の雑草だけれどフォトジェニックな花で、ファンも多い。 サワーポメロをいただく。この柑橘類はグレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクと同様、文旦系の柑橘類で、大橘(パール柑)と呼ばれるものの樹状熟成果品種。うちの末っ子は、こいつがとても好きで、グレープフルーツよりも複雑な味と甘味を持っている。 最近の柑橘類は、インド産のポンカンから派生して、それとネーブルオレンジの自

    それでも春は来る | COMPLEX CAT
  • 今日は同性愛の適応度と進化の話をしよう | COMPLEX CAT

    なんてことは全く考えなくて済む?アフリカマイマイの交尾。クロスカウンターのように相互にベニスが突き立てられている。

    今日は同性愛の適応度と進化の話をしよう | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2015/06/28
    ひさびさに読ませてもらったけど、文章の切れと妙味は健在か。やはり単なる思い付きは正統学問の積み重ねの重みの前には紙切れも同然ですな。
  • 実験の地 | COMPLEX CAT

    信じられるかい 宝石みたいだろ 全部ウンコで出来ているんだぜ,それ。 タヌキの溜糞に来ていたセンチコガネ。久しぶりに霧島に上がった。 ミヤマキリシマ Rhododendron kiusianumは,毒性があって,シカに先行されるような代物ではないが,常在する個体により二次代謝産物が蓄積される前の新芽の採餌加害が積み重なり,州までも矮小化している。 観光用ランドマークの近くには,現地個体群とは別の園芸種が持ち込まれて植えられてあったりするのだが,そっちは更に抵抗する物質の蓄積が弱いのがシカには丸分かりのようで,余計われたりしている。 しかし,ミヤマキリシマがわれるのはある意味現況において象徴的だが,問題としては核心ではない。ミヤマキリシマがわれてしまうということは,これよりも遥かに採餌選好性が高く,シカに対して二次代謝産物や物理的なディフェンスの弱い植物は,もちろん場所によってはでは

    実験の地 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2012/05/24
    短い中にも要点が詰まった良記事。
  • Wildlife management関連の農文協書籍 | COMPLEX CAT

    書の特徴で,私が気がついたのは以下のとおり。 ・シカ肉の材利用の為の下処理,解体方法について解説してある。 ・材利用については,よく見る田舎料理的なものではなく,格的フランス料理レシピとかなり厳選された家庭料理の両方を載せてあって,更に脳のための脳の取り出しなどにも言及してある。 ・当に金を払って涙ながしてべたくなるための下ごしらえの重要性について,きちんと述べられている。 ・販路や,多くの自治体で経済的な部分で失敗している処理施設,販路,更に,人的ネットワーク等の組み立て方にも言及している。 おそらくページ数において150pあたりの厚み以下に仕上げるという暗黙の了解があるこのシリーズにおいては,よくぞこれだけ詰め込んだなという。 シカにおいても大量の有害鳥獣捕獲がなされているが,その環境資源としてのきちんとした利用はなかなか簡単ではない。各自治体が真面目に作った肉利用の

    Wildlife management関連の農文協書籍 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2012/05/16
    モンキードッグの方はブログなども過去に参考にさせていただいた。探して買う。
  • 瞬速!塩豚パスタ #2 | COMPLEX CAT

    仕事の合間,昼になる。昼に成れば腹が減る。面倒臭がりのフィールド屋なので,ともかく早く沢山作るのが好き。 奄美塩豚,小さく切る。早く塩抜きしたいときはなるべく細かく。肉はお盆前のもの。長期常温保存で,生ハムみたいになっている。

    瞬速!塩豚パスタ #2 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2012/02/12
    ベーコンにしなかった塩豚(ここまで本格じゃない)を使ってトマトソーススパを作ったことがある。美味。豚の塩分で胡椒くらいしか追加の調味料が要らない。ただし肉の臭みは結構強くなってた。
  • 萌芽によるリスクヘッジ | COMPLEX CAT

    久しぶりに萌芽立ちの激しいシイの巨木を見る。ここは奄美。 萌芽立ちが激しいと言っても,この形状が種では普通だと思う。学生時代,萌芽立ちの激しいカシ類の個体が毎木調査のプロットに登場すると,タグを付けるにも測定するにも煩雑(直径が微妙で直径巻尺とノギスの両方を持ち替えねばならないしともかく数が多い)。優占する林などでは苦労した。ブナ科のアラカシ,スダジイ/コジイ,マテバシイでも,混在すればお腹いっぱいという感じ。 樹木個体がこれだけ萌芽に投資するのは,ある意味不思議だったのだが,昨今のカシノナガキクイムシの伝搬の凄まじさを見ていると,むしろこれくらい投資しておかないといつ体である幹がやられてしまうか,分かったものでないわけで,とても納得出来た。 カシノナガキクイムシは直系30cm(確認)以上の胸高直径を持つ菓子類の個体に潜り込み,潜り込む個体がどんどん増える形でダメージが進行して,やがて

    萌芽によるリスクヘッジ | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/12/01
    ここら辺はかじった程度でなくしっかり勉強したいなぁと思う。
  • 鹿肉 OK! Go! | COMPLEX CAT

    きび砂糖,紹興酒,醤油,生姜を適当につけ汁に放り込んで,ぐっちょぐっちょ。初めに素材の味を殺します(このセリフだけ西原さんの唐揚げレシピから。これが言いたかった)。

    鹿肉 OK! Go! | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/10/05
    おお!なるほど。これはうまそうだ。そういえば、シカ肉は燻製に向かないのか。
  • 剛体化と柔体化 #2〜発勁と勁道のモデル | COMPLEX CAT

    前回エントリ「剛体化と柔体化 #1」から,かなり間が空いてしまいました。今回,ここでは,発勁と勁道についてのモデルを考えながら剛体化と柔体化の意味とその制御のタイミングについて考えてみましょう。 あんまりイラストに自信がないので,これまた,あんまり自信のない樹脂粘土を使っての3Dモデル。え?人形(ひとがた)でなくて,じゃないかって? いえね,人形のものも作るの苦手なんで^^; もちろんうちの息子たちが作ったものではありません。彼らだったらもっといいものを作るでしょうが,好いおっさんが作ってこのレベルです。リアリティはありませんが,味だけはあるでしょう。ごめんなさいごめんなさい。 双方,対峙するはニャン拳の使い手が二匹。太気拳のような這(はい)の構え。 さて発勁ですが,確かに発勁で打たれると飛ばされます。最初にプロテクターなければ致命的な怪我を負うか,壊れますので,発勁はプロテクターなしで

    剛体化と柔体化 #2〜発勁と勁道のモデル | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/08/04
    昔読んだ剣道の本には「理合は相応に熟練してからで初心者が手を付けるものではないっ」て書いてあったなぁ。剣道の体当たりでも時々、思った以上に相手が吹っ飛んで焦る。
  • Value of wildlife | COMPLEX CAT

    私に驚いて、でかい体をうねらせて逃走。体がでかいので結構速い。秒速6〜10cmぐらい。1/60secで1mm以上ブレて止まらない。 1/15secで撮ると体を微妙に捩りくねらして移動しているのがわかる。彼らの価値? もちろん分解者だというのは言えるだろう。分解者の価値は、物質の回転の円滑化だ。落ち葉や腐葉土や、微小な土壌生物をべて分解してさらに糞として森林内に撒き散らす。 こういうのは、生態系の機能として分かりやすい。気になれば定量化も可能だろう。生態系構成員において、何ら役割を持っていない生物というのも逆に想定しにくいものだ。 しかしそれゆえに彼らの存在において価値が生じているわけではない。人間がその生態系における機能や関係性の謎について解明ししたとして、その結果可能になった解釈による価値が全てではない。

    Value of wildlife | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/07/07
    ぐぬぬ・・・。また買いたい本が増えてしまった。内容も読む価値が十二分にあるので保全生態にかかわる人は読んでおこう。
  • 風車と翼 | COMPLEX CAT

    風力発電プラントが原発時を受けて論議も出たりしているようなので、とそれに衝突する鳥のリスクと生物多様性の問題について。 原発を含めどれだけの自然環境が潰されてきたかということを反省点としたら、風力発電とバードストライク関連については、そんなのほとんど問題にならないよ、ではなく,逆にその辺りもきちんと配慮した物にしてほしいと切に思っています。ソフトエネルギーパスの一つの柱として風力発電を進めるなら,なおさらその思いは強いところです。原発に比べればマシだと、閾値を下げたくないのです。 確かに原発の生態系負荷と同じレイヤーでバードストライクを語れないことはその通りですが,ただ,生物多様性破壊が、直ちに人類に影響はないということを前提にした場合、更に年に何十羽か,鳥をたたき落とすような装置であっても,高濃度放射能汚染物質をぶちまけるほどの蛮行に比べれば遥かにマシだというような単純比較の話になります

    風車と翼 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/06/09
    真打登場。前座とは格が違った。いつもより若干複雑かもしれないが僕よりうまくまとめている。で、ここまで配慮されたものを書いても下らん因縁をつける輩がいる嫌な現実。コメント欄で議論すりゃいいのに。
  • コンプレックスな台風前後 | COMPLEX CAT

    断面が,鮮度を示す。いや、ただ新しいだけでも、こんなに美味しくないのだ。近海物が手に入る幸せ。 これらを育むNやPは,森林が育み川に落下して海まで降下する。最初の滋養物は大陸棚に流れ込み、更に深海へと物連鎖により物質の流れは繋がって行く。その陸上へのリターンは,鳥類や渚の生き物が徐々にリレーをしながら森林まで戻して行く。膨大な量のNとPを利用している人間が,それを担おうとしたら,費用はうなぎ上りな上,薄く広く撒くことが出来ず森林の管理など出来ず、森は枯れるだろう。江戸前の寿司は,当時の関東の森の隆盛と東京湾とそれを結ぶ鳥類による物質輸送で花開いた。人間は、局所的に大量にまき散らして汚染することは出来るが,森を育むことは出来ない生き物になっている。P源が貴重だと言っても,濃いブドウ糖溶液を人の軀に打ち込めば,おかしくなる、そういった真似しか出来ない生き物に。 鳥類保護は,愛護とは別の次元の

    コンプレックスな台風前後 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/05/30
    いつもこういう風に身近なところから複雑なものを平易に説明してしまう手腕には驚かされます。
  • 魔法の動物ってわけじゃないが・・ | COMPLEX CAT

    かわいいさんたち♪ 少年たちの前でおなかを見せてうれしそうなのは(?) もしかしてチコ君ですか? あはは。なんだかいつものチコ君のイメージが! やっぱり兄弟なんですねー。

    魔法の動物ってわけじゃないが・・ | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/04/01
    3枚目のシャムの形相がすごい。こんな顔を猫はするものなのか。
  • Deer Management Crises in a National Park | COMPLEX CAT

    林床に実生もないけど,・・・稚樹もない。 「ほら〜変な虫や歩きにくい藪が全然無くて,お金のかかった都市公園みたいで気持ちいい〜」ってかな・・・。 幹まで囓るか,餌ないの? 普通は多糖体のある樹皮とか形成層を囓るものですが,最早囓るところが無くて木部まで深く囓っています。最近の観光客は自然回帰で木も囓るのかぁてなわけではない。全部シカの門歯の痕。 でもなぜか,そこかしこにシカは居る。 某国立公園内,2年前です。最近は怖くてあまり見ないようにしています。 関係者はもの凄く苦労しています(はず)。 くれぐれも,かっわいい〜っとか言って,餌を与えないように。 既にかなり頽れてますが,10年後,ここの美しかった林がどうなっているか,不安です。 シカの天敵についてお話しする前に,シカのシカの死亡要因と現状での分布拡大を考えて見ます。現況では,冬季の積雪などがドラスティックにシカの個体数に影響を与えてい

    Deer Management Crises in a National Park | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/02/15
    シカにとっての餌環境と空間のはなし。オオカミについても。
  • デカニャンコ | COMPLEX CAT

    の大型化の実例はオーストラリア大陸が一種の実験地みたいになってしまっている。7kg弱のチコなんざ,まだ可愛い方である。 オーストラリアで野生化した野は,同じく野生化したアナウサギのコロニー(‘warren’と呼ばれる巨大集合素穴)を襲うなど,餌資源制約から大型の形質が選択され平均11〜13kg。17kg級の個体も要るとの話。もちろん移入種の困ったちゃんであるアナウサギだけではなく現地の野生動物にかなりの影響が出てきている。アナウサギの方も凄まじく,何しろこれも地平線が全部兎頭とか,侵入を防ぐ防護柵に吹き溜まっているみたいに集まっているとか,ものすごい風景になっている。こちらの移入種問題に着いても,随分古くからかなり大変なことになっていた模様。 せっかくのなのだが,現地生態系に取ってのインパクトになってしまっては,当に残念だ。 自然環境,生態系の豊かなところでは,は部屋飼いするしか

    デカニャンコ | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/02/13
    オーストラリアの猫は大型化か。実際はどのような生態なのだろうか?
  • 外食の悩み | COMPLEX CAT

    調査中,完全キャンプなら当としても,あまり悩まない。カボチャ持っていってポタージュスープとか,フライパンでケーキ焼くとか,何でも遊んでみるから。 問題は,それが出来ないとき。安価で,栄養バランスが良くて,適量。それを外でということになるとたいてい無理。立ち寄ったフィールド近くでないとべられない店,メニューがあると,その誘惑には簡単に負ける。 地方ほど,外せずに,皆自宅でまともなものをべるから,特に夕での外は無理。飲み屋で,うまい酒の肴をつまみながら,ちびちびやれるタイプではない。必ずご飯におかず,野菜をべないと落ち着かないタイプなので,キャンプでない限り,宿を取ってそこの夕飯をべるというのが定番になる。

    外食の悩み | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/01/21
    僕も夜の港でゴキブリに食われかけて目が覚めたことがあります。
  • Common Crane | COMPLEX CAT

    クロヅルは,名前の通りヨーロッパでは「その辺のツル」ということで,有る意味ツルらしいツルといえなくもないですが,面白いことにナベヅルと主観雑種を割と簡単に作ります。タンチョウとも交雑するようですが,そちらの例は,自然化であるのかないのか,どういう状況なのか,ちょっと検索中。 だから,1万場を越える複数種のツルの混群に,数羽単位で混ざるそのクロヅルが,繁殖年齢に達していれば,結構な頻度でナベヅルを伴侶としたペアの片割れだったりします。 で,自然個体群の中で,F1,F2と交雑を重ねても,どうやら不具合は生じていないように見えています。種間の生殖隔離のあまりの「なさげ」に,ちょっと驚いてしまいますが,給餌による越冬個体群の局所的な集中は,普段は高頻度で出会うことがない二種を結びつける,そういったペアリング実験にもなってしまっている問題を指摘する研究者もおられます。まあ,絶対個体数は多くないので,

    Common Crane | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2011/01/15
    ツルの給餌の問題点について。水鳥などでも共通することが。
  • 2010年 COMPLEX CATエントリ総集編 | COMPLEX CAT

    今年の始め,2010年1月,こちらでは滅多にない降雪で驚いたが,今日の今もそれにも勝る降雪で驚いている。 雪の中のマナヅル(クロヅルが1個体混じっている)の画。今の騒ぎは,私も含め少なくない研究関係者が警鐘を鳴らしていた。後の祭りの始まりに自らが巻き込まれるとは,この時点ではあまり考えていなかった。 ‘WINTER WONDERLAND’ 年の初めに,このエントリを書いたときには,野生動物保護管理で,大きな騒ぎが起こるとは思っていなかった。未だに分野外の人たちから問い合わせがあるので,既に死に絶えつつあるトンデモ説で(最初に聞いたのは今から15年以上前だった),問題にならないと思いつつも,こういう話に仕立てて,大切なことを生態学徒であることに関係なく,学生さんとかに伝えておいたらどうだろうと思って書いた「チコにラット・コントロール・エージェントが務まるわけ 」,このエントリが,今年の状況を

    2010年 COMPLEX CATエントリ総集編 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2010/12/31
    「チコにラットコントロール・・・」はオオカミ再導入を考える上でお世話になりました。今年1年勉強させていただきました。来年もよろしくお願いします
  • 秋来(しゅうらい) #3 | COMPLEX CAT

    島で廻った常緑の林にも,夏緑樹が混ざる。ヤクシマオガラバナ Acer capillipes var. morifolium (KOIDZ) HATUSIMAやヤクシマサルスベリLagerstroemia subcostata var. fauriei等が混ざる。これはこれで,当たり前の酔う西部て紅葉する夏緑樹林のそれとは,また違う美しさを感じる。 と,久しぶりにテキストに学名を入れてみる。ラージ/スモール・キャピタルを使うって結構素敵。 相変わらず渓流の水は澄んでいる。その裏返しで生命反応は脆弱だが。屋久島には純粋な淡水魚は自然分布していない。遥か昔にヤマメを放流した大学人が居るのだが。それはそれで特定の地域では当たり前のように繁殖しているわけで移入種問題的には話題になったりする。 キノコには詳しくない。裏側を撮った画もあるのだが,後で調べられるかな。とさらっと流す。この分野,もう少しわか

    秋来(しゅうらい) #3 | COMPLEX CAT
    salmo
    salmo 2010/11/13
    獣害やカシノナガキクイムシについて。勉強になる考察。