パナソニックがロボット開発の動きを加速させている。1月25日、東京都中央区に設立した、共創型イノベーション拠点「Robotics Hub」を報道陣向けに披露。同様の施設を大阪府門真市にもオープンしたほか、6つの大学との連携による共同研究を進めていることなども明らかにした。 パナソニックでは、ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」をはじめ、臨床アシストや歩行トレーニングロボット、トマト収穫、水中ダム点検など、幅広い分野でロボティクス事業を展開してきた。しかし、パナソニック マニュファクチャリングイノベーション本部本部長の小川立夫氏は「工場などで使用されているロボティクスは、いかに製品を早く、大量に作れるかといった部分が重要であり、パナソニックはこれらの知見をためてきた。しかしこれから私たちが挑戦するのは社会的なロボティクスサービス。この部分の知見があまりなく、キーデバイス開発、ロボティクスの要