先日、カーネギー・メロン大学からグーグルに移っていてびっくりしたと書いたJames Kuffnerさんが、Humanoids 2010のワークショップで新しいコンセプトを発表した。Cloud Robotics。 Cloud Roboticsとは、ロボットの「頭脳」にクラウドを利用すること。シンクライアントといっしょで、ロボットも周りの環境を認識しどのように動くべきか判断するための情報や計算能力を、必要なときに随時利用できるのであれば、本体に搭載しておく必要がない。クラウドを使う利点は、より安価で軽く、かしこいロボットができるだけでなく、多数のロボットがプラットホームに依存せずナレッジ・データベースを共有できる可能性があることだ。 Kuffnerさんは講演の中で、画像検索のGoogle Gogglesを例に挙げた。画像をアップロードすると、ウエブから似たような画像を検索してくれるサービスだ