TRIZ総合情報サイト TRIZ情報で他の追随を許さない日経メカニカルが, 自信を持って企画するTRIZ情報提供サイト。 日本機械学会関西支部第239回講習会『最新の3大手法を採用した新製品開発』 ●QFD(品質機能展開)の概説 玉川大学工学部経営工学科 助教授 大藤正 QFDは新製品の効率的な開発を意図して考え出された方法論であるが,新製品の開発段階からの確実な品質保証にも有効であり,多くの企業で実践されながら一般的な手順や理論が確立してきた。新製品開発を目的としてQFDを実施する場合と,品質保証を目的とする場合で,手順に若干の違いはあるものの,市場要求の把握から始まり,これを原始データとして言語による解析を実施し,市場の世界と技術の世界との橋渡しをする役割を果たす。さらに企画品質を設定し,この企画が具現化できるかを設計段階で確認し,製造工程の管理項目を設定
多基準の選択問題があるとき、これを目標・評価基準・代替案の階層構造に整理したうえで、各階層における要素同士の相対的な重要度をシステマチックに導き出し、それらを総合することで最適な評価・選択を図ろうという意思決定手法のこと。 いくつかの候補から選択や順位付け、分配することをせまられたとき、人間は何らかの評価基準に照らして決定を行う。しかし、一般に評価基準は複数あり、しかも必ずしもすべての基準を同時に満たす決定ができるわけではない。こうしたとき、どの評価基準をどれだけ重視するかなどを、「一対比較法」と呼ばれる心理学的測定法を援用して、質問に対する答えから計算で数値化し、その重み付けした評価基準と代替案の評価から最適な優先順位・配分率の決定を行おうというのがAHPである。感性や好みなどの定性的な要素を定量的に扱うことができ、さらに手順が比較的分かりやすく、ステップにしたがって単純化された個別の判
AHPのイメージ よくある選択法での問題点 顧客が商品を購入するとき,価格,品質,体裁などいくつかの評価項目があります。このとき,価格に70%,品質に10%,体裁に20%というような重みをつけて,商品Aでは価格が3点,品質が4点,体裁が4点,商品Bでは,それぞれ5点,3点,2点というような点数をつけて,次のような表を作り,それらの総合点を計算して,総合点の最大のもの(ここでは商品B)を選択するという方法がよくとられます。 重み 商品A 商品B 商品C 商品D 価格 0.7 4 5 3 2 品質 0.1 2 3 5 5 体裁 0.2 3 2 3 4 -------------------------- 合計 3.6 4.2 3.2 2.7 (商品A:0.7×4+0.1×2+0.2×3=3.6
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