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ゲノム編集技術の検索結果1 - 40 件 / 174件

  • 米粒の代わりに砂糖水を生成…名古屋大などの研究グループが「砂糖イネ」開発(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース

    名古屋大学などの研究グループは、米粒の代わりに砂糖水を生成するイネ「砂糖イネ」の開発に成功しました。 研究グループは、ゲノム編集技術を用いて実験を行い、イネが受精に失敗すると胚珠が肥大し、ショ糖が98%含まれる非常に高純度な砂糖水を生成することを発見しました。 このイネは「砂糖イネ」と名付けられ、世界の広い範囲で栽培できることが特徴です。 バイオエタノールの生成も可能だと考えられています。 また、作付けされずに放置された水田を利用して砂糖イネを生産することで、日本の農業生産力の向上も期待できるということです。

      米粒の代わりに砂糖水を生成…名古屋大などの研究グループが「砂糖イネ」開発(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース
    • 2023年上半期に読んで面白かった本5選 - 本しゃぶり

      今週のお題「上半期ベスト◯◯」 俺がやるなら本を選ぶしかない。 2023年上半期に読んで面白かった本はこれだ。 【目次】 バリューブックスとの提携 2023年上半期に読んだ本 『同志少女よ、敵を撃て』 『コード・ブレーカー』 『ネットワーク科学が解明した成功者の法則』 『ある人殺しの物語 香水』 『後悔の経済学 世界を変えた苦い友情』 『シンプルで合理的な人生設計』 終わりに 2022年下半期に読んで面白かった本 バリューブックスとの提携 本題に入る前に、一つお知らせがある。オンラインを中心とした本屋バリューブックスと提携し、今回紹介する本をバリューブックスの特設サイトで販売することになった。 もちろんバリューブックスで購入するだけのメリットはちゃんと用意してある。 1. クーポンコード適用で送料無料 (2023/8/10まで一度限り) 2. 16%のポイント還元 (2023/7/31まで

        2023年上半期に読んで面白かった本5選 - 本しゃぶり
      • 基礎科学の重要性──『「役に立たない」科学が役に立つ』 - 基本読書

        「役に立たない」科学が役に立つ 作者:エイブラハム・フレクスナー,ロベルト・ダイクラーフ発売日: 2020/07/29メディア: 単行本この『「役に立たない」科学が役に立つ』はプリンストン高等研究所のエイブラハム・フレクスナー(1866-1959)、ロベルト・ダイクラーフ(1960-)の二人のエッセイを収録した一冊である。100ページ程度の薄い本で、その約半分ほどはフレクスナーによる1930年代に発表された文章を元にしているので、半分古典といえる。 しかし、ここで語られていることはそうそう古びるものではない。短い内容なので簡単に要約してしまうが、それは「基礎研究は重要だよ」ということである。応用研究は成果が見えやすいので、そうした方向に力を入れたくなる気持ちもわかるが、かといって歴史を変えた科学の多くは最初はなんの役に立つのかさっぱりわからない純粋な好奇心の追求からはじまっているのであって

          基礎科学の重要性──『「役に立たない」科学が役に立つ』 - 基本読書
        • ビル・ゲイツ氏、2021年に読んだおすすめの5冊を紹介

          Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏は、波乱の1年を送った。8月にはMelinda French Gates氏との離婚が成立した。最初に離婚が報じられた5月には、The New York TimesとThe Wall Street JournalがGates氏について、まだ結婚していた時期にMicrosoftの女性社員と不適切な関係にあったと報じていた。もっと明るい個人的な話題としては、Gates氏の長女Jenniferさんが10月に結婚した。こうした日々の中でもGates氏は読書する時間を確保していたようで、2021年に楽しんだ書籍5冊を紹介する動画とブログ記事を米国時間11月22日に公開した。 「Project Hail Mary」(仮訳:プロジェクト・ヘイル・メアリー):Andy Weir著 多くの人と同様、Gates氏もAndy Weir氏の著作を2011年の

            ビル・ゲイツ氏、2021年に読んだおすすめの5冊を紹介
          • 卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など

            子どもの重度の鶏卵アレルギーに悩む研究者らの産学連携グループが、原因物質の一つであるオボムコイド(OVM)を除去した卵をゲノム(全遺伝情報)編集技術で作製した。孵化させ育ったニワトリを交配して生まれた卵もOVMが含まれず、遺伝子にも異常がないなど安全性を確認したという。今後、加工調理した卵を食べた際のアレルギー反応の有無などを調べ、製品化を目指す。医療用ワクチンへの応用も期待している。 加熱で消えない原因物質を遺伝子ごと除去 研究に取り組んだのは、広島大学大学院総合生命科学研究科の堀内浩幸教授(免疫生物学・動物生命科学)のグループと、キユーピー研究開発本部技術ソリューション研究所のメンバー。 広島大の堀内教授は家族が重度の食品アレルギーに悩んでおり、長男の場合、ごく微量の卵が混入しているだけで反応した。「家族旅行に行ってもお土産が買えないし、遠出のためのワクチンも接種できない。なんとかなら

              卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など
            • 日本学術会議の「提言」 生活に身近なものも | 日本学術会議 | NHKニュース

              国会などで議論になっている「日本学術会議」。科学者が専門的な立場から意見を表明する役割を担っていますが、出される「提言」は私たちの生活に身近なものも少なくありません。 ゲノム編集技術に関するものなど最先端の科学技術についてさまざまな意見を発表している一方、私たちの生活に身近な提言も少なくありません。 ことし出された提言には、子どもや妊婦の受動喫煙対策を充実させるよう求めるものや心と体の性が異なる「トランスジェンダー」と呼ばれる人たちが暮らしやすい社会をつくるため法整備の必要性を指摘したものなどがあります。 また、新型コロナウイルスの感染が広がる前の去年5月には、感染症の「パンデミック」に備えて、ウイルスなどの微生物や病原体についての教育を充実させる必要があるという提言を出していました。 さらに、おととしには、夏の生活時間を早める「サマータイム」について、長期にわたって健康に影響を及ぼすおそ

                日本学術会議の「提言」 生活に身近なものも | 日本学術会議 | NHKニュース
              • 人類に希望をもたらす2023年の医学的ブレイクスルー7選

                研究者たちは史上初めて昆虫の脳の完全な配線図を作り上げた。イラストは、ショウジョウバエの幼虫の中枢神経系における分化したニューロン(神経細胞)の形と構造を示したもの。(ILLUSTRATION BY MICHAEL WINDING ET AL., 2023) 新型コロナウイルス感染症は2023年も人々の命を奪い続け、全世界の累計死者数は700万人近くに達した。長い後遺症に苦しむ人々も大勢いる。しかし、2023年は悪いニュースばかりではなかった。 このウイルスに対する免疫を獲得した人々の割合が高まったため、世界保健機関(WHO)は5月5日に、新型コロナはもはや「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」ではないと決定した。新しい変異株に対応したワクチンが使われるようになったことで、感染者数、入院者数、死者数が減少した。(参考記事:「コロナワクチンは「年1回のインフルワクチンのよう

                  人類に希望をもたらす2023年の医学的ブレイクスルー7選
                • ゲノム編集で羽音静かな「静蚊」作成 千葉電波大

                  ゲノム編集技術を蚊の遺伝子に使って、不快な羽音を聞こえなくした「静蚊(しずか/サイレントモスキート)」の作成に、千葉電波大学農学部の研究チームが成功した。研究論文は英科学誌「フェノメノン」夏休み直前号に掲載された。 蚊は、1秒間に羽ばたく回数を示す羽音周波数が約500ヘルツと、人間に不快感をもたらす高さの音を発していることが知られている。 千葉電波大学の吾妻平太教授らのチームは、遺伝情報を操作するゲノム編集技術で、ヒトスジシマカの前羽を動かす筋肉を強化し、人間の可聴域を超える4万ヘルツの羽音周波数を持つ改良種「静蚊」を作成した。 静蚊の実証実験として、被験者の男性に静蚊3万匹を放った6畳の部屋で一晩過ごしてもらったところ、男性は朝まで一度も目覚めることなく熟睡することができた。就寝中に全身数百カ所をくまなくめった刺しにされたものの、静蚊ならどれほど飛び回っていても安心して眠れることが証明で

                    ゲノム編集で羽音静かな「静蚊」作成 千葉電波大
                  • 八木啓代のひとりごと 大阪ワクチン開発断念とアンジェスの闇

                    だいぶ前から、もう時間の問題だと思われていたのだが、大阪アンジェスのコロナワクチン開発中止が正式に発表されたので、ここまでの経緯をまとめてみたい。 毎日新聞報道:大阪大発の製薬ベンチャー、アンジェスがコロナワクチン開発中止 2020年4月14日、吉村知事と松井市長が会見を開き、「オール大阪でワクチン開発を進める」「早ければ7月から治験を開始し、9月には実用化を図りたい」「年内には10万から20万単位でワクチン投与させる」とぶちあげ、新型コロナウイルスのワクチンを人に投与する臨床試験が大阪市立大病院で7月にも始まるとの見通しを明らかにした。 大阪市は、早速、アンジェス社と「新型コロナウイルス感染症にかかる予防ワクチン・治療薬等の研究開発に係る連携に関する協定」を締結。 5月1日には、アンジェス創業者でメディカル・アドバイザー森下竜一寄付講座教授は、自信満々に、ビジネス・インサイダー誌に「アン

                    • 『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)

                      最新世代の作品のみを集めた816ぺージの超大型アンソロジー『新しい世界を生きるための14のSF』が発売。本書はもともと480ぺージ予定だったのがいろいろあって300ぺージ以上増えたのですが、さらに編者の伴名練氏から「ページ数上限の都合で入れられなかった幻のあとがき」が到着しました。文庫本換算で25ぺージにおよぶ本稿を、全文公開します。(編集部) 『新しい世界を生きるための14のSF』あとがき『日本SFの臨界点』シリーズの読者の中には、『新しい世界を生きるための14のSF』を手に取ってみて、もどかしく思った方もいるかもしれない。各作品の著者紹介が、これまでと異なり、作品の扉裏に最小限のプロフィールを置いただけのものであり、同じ著者の別作品に手を伸ばすための情報が少ないからだ。 本来は普段のように、各著者の別作品も扉裏で紹介する予定だったが、発表作品数がまだ少なく紹介に半ページ使わないであろう

                        『新しい世界を生きるための14のSF』幻のあとがき(文・伴名練)|Hayakawa Books & Magazines(β)
                      • 農作物を食らいつくすバッタの大群を作り出す原因物質が特定される

                        トノサマバッタやサバクトビバッタなどのバッタは大量発生するとワタリバッタとなり、大群で大陸を移動しながら農作物を食い荒らす蝗害(こうがい)を引き起こします。旧約聖書の出エジプト記で古代エジプトを襲った十の災いの1つに挙げられるなど、古来から人間を苦しめてきたバッタの大群を生み出す物質を特定したと、研究者が報告しています。 4-Vinylanisole is an aggregation pheromone in locusts | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-020-2610-4 通常のバッタは群れを成さずに生活する「孤独相」の昆虫です。しかし、世代交代を繰り返す中で「群生相」として生まれてくるバッタは群生行動を行うようになり、これまで食べなかった植物も食べるようになります。さらに群生相のバッタ群には孤独相のバッタも加わるため

                          農作物を食らいつくすバッタの大群を作り出す原因物質が特定される
                        • 世界初!ゲノム編集の「マダイ」が食卓へ

                          世界初のゲノム編集技術による肉厚の魚が日本の技術によって食卓に届けられようとしている。ノーベル化学賞でも注目の高い最新技術の現状と課題について、『ゲノム編集食品が変える食の未来』を上梓している松永和紀氏に解説いただきました。 ゲノム編集技術で肉厚にしたマダイが9月17日、国に届出されました。ゲノム編集動物としては世界で初めて、消費者の食卓に上ります。まずは、クラウドファンディングサイトでプロジェクトを支援すると試食として提供されます。10月から発送が始まるとのことです。 このマダイは、日本でのゲノム編集食品第2号。第1号のトマトは昨年12月、届出を済ませ、オンライン販売が9月15日、始まりました。 今後もゲノム編集食品の開発は進むでしょう。安全性、国内の開発状況、さらに世界の動きも解説します。 14塩基欠失で、可食部を増量 ゲノム編集マダイはこれまで、マッスルタイとか肉厚マダイなどと呼ばれ

                            世界初!ゲノム編集の「マダイ」が食卓へ
                          • 【一般の人向け】新型コロナウイルスを試験管内で人工進化させまくって変異株をたくさん作ったという論文を読んだので解説してみた話。 - sun_ek2の雑記。

                            目次。 文字数が4万字以上あるので、ご注意ください。コロナ自粛でヒマな人におすすめ。 目次。 注意(必ず読んでください)。 はじめに。 読んだ論文。 題目。 著者。 論文をまとめると…。 どういう利点があるの? 導入。 新型コロナウイルスの感染メカニズム。 前提知識。 DNAと遺伝子の違い。 セントラルドグマと遺伝子発現。 ゲノムDNAとプラスミドDNA。 PCR。 遺伝子導入。 酵母ディスプレイ。 進化実験。 前提知識。 進化とは。 変異―Error-prone PCR。 選択―FACS(fluorescence-activated cell sorting)。 遺伝子型と表現型の紐づけー酵母ディスプレイ。 進化実験の詳細。 発現量(合成量)の高いRBD変異体を取ってくる。 ACE2とよくくっつくRBD変異体を取ってくる。 ACE2と速くくっつくRBD変異体を取ってくる。 解析。 前提知

                              【一般の人向け】新型コロナウイルスを試験管内で人工進化させまくって変異株をたくさん作ったという論文を読んだので解説してみた話。 - sun_ek2の雑記。
                            • 千葉電波大、青く色づく「青葉樹」開発 山肌フルカラー化向け前進

                              千葉電波大学農学部の研究チームは12日、秋になると葉が青く変化する「青葉樹(せいようじゅ)」の開発に成功したと発表した。既存の葉が持つ赤・緑と合わせて色の三原色全てがそろったことで、景観に多様性が欠けていた山肌フルカラー化への展望が開けそうだ。 青い色素を含む植物は比較的少なく、中でも真っ青な葉を持つ樹木はこれまで自然界に存在しなかった。 千葉電波大の研究チームは16年、青色色素を生成するよう、ゲノム編集技術を使って遺伝情報を書き換えた「青葉樹」を作成。紅葉する樹木が持つアントシアニンやカロテノイドなど赤色・黄色色素を生成する遺伝子発現を抑制し、代わりに海藻やシアノバクテリア(青色細菌)などが持つフィコシアニンという青色色素を作り出させた。 生物災害の危険性があることから、挿し木によって研究室内で増やし続けたが、20年に学内の倫理委員会から屋外実験の実施許可が得られたため、千葉県銚子市に所

                                千葉電波大、青く色づく「青葉樹」開発 山肌フルカラー化向け前進
                              • 150年間昆虫学者を悩ませてきた「虫はどうやって羽を手に入れたのか?」という謎の一端が明らかに

                                by Mann Library 1870年、ドイツの解剖学者であるカール・ゲーゲンバウアー氏が「カゲロウのような水生昆虫の腹部にあるエラが最終的に羽に進化した」と初めて提唱しました。それから150年間にわたり、科学者たちは「昆虫はどうやって羽を手に入れたのか?」について研究しており、その中でさまざまな理論が提唱されてきたのですが、2020年12月1日に学術誌のNature Ecology&Evolutionに掲載された論文により、ついにその謎の一端が明らかになっています。 Knockout of crustacean leg patterning genes suggests that insect wings and body walls evolved from ancient leg segments | Nature Ecology & Evolution https://www.

                                  150年間昆虫学者を悩ませてきた「虫はどうやって羽を手に入れたのか?」という謎の一端が明らかに
                                • 玉翠会(高松高校の同窓会)のクラウドファンディングと総会の話。 - sun_ek2の雑記。

                                  目次。 目次。 はじめに。 高松高校。 玉翠会。 関西玉翠会(2018年)。 東京玉翠会(2019年)。 東京玉翠会(2021年)。 クラウドファンディング。 オンライン総会。 この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。 ofuse.me 【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。 www.youtube.com はじめに。 最近、新型コロナの変異株(デルタ株とかラムダ株とか)が話題になっているので、それに関する学術論文を細かく解説した文章を書いて、ブログに載せようと思っていたが、全く文章が終わらないので、とりあえず別の文章を書くことにした。今のところ、新型コロナの変異株の文章は3万字くらい書いている。多分、最終的に4万字くらいになると思う。文庫本の文字数は10万字くらいらしいので、その半分くらい。

                                    玉翠会(高松高校の同窓会)のクラウドファンディングと総会の話。 - sun_ek2の雑記。
                                  • イカの遺伝子を編集して脳の謎に挑む科学者たち

                                    巨大な神経線維をもつアメリカケンサキイカ(Doryteuthis pealeii)は、古くから神経科学研究において重要な役割を果たしてきた。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 米国マサチューセッツ州沖で捕れるアメリカケンサキイカ(Doryteuthis pealeii)は、100年近く前から神経や脳の研究で非常に重要な役割を果たしてきた。2020年、その研究が大きな成果を上げた。近くのウッズホール海洋生物学研究所が、CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)というゲノム編集技術を使って、アメリカケンサキイカの遺伝子を欠損(ノックアウト)させることに成功したのだ。 イカ・タコなどの頭足類がもつ能力は、イカの皮膚細胞の色変化から、コウイカのオスが求愛時にメスに擬態する能力、タコの記憶力や学習能力まで、地球のものと

                                      イカの遺伝子を編集して脳の謎に挑む科学者たち
                                    • 「がん細胞だけを殺す新型の免疫細胞」をCRISPR-Cas9で開発することに成功

                                      厚生労働省の統計によると、1歳から94歳までの死因でトップ3に悪性新生物(がん)がランクインしており、「いかにがんを克服するか」という目標を掲げて、世界各国で医療研究が精力的に行われています。そんな中、CRISPR-Cas9を応用したゲノム編集技術で「がん細胞だけを識別して殺す免疫細胞」が開発されたと報告されました。 Genome-wide CRISPR–Cas9 screening reveals ubiquitous T cell cancer targeting via the monomorphic MHC class I-related protein MR1 | Nature Immunology https://www.nature.com/articles/s41590-019-0578-8 Discovery of new T-cell raises prospect o

                                        「がん細胞だけを殺す新型の免疫細胞」をCRISPR-Cas9で開発することに成功
                                      • これまでのがん治療薬は見当違いの対象を攻撃していた可能性が高い

                                        by pxhere これまで、多くの研究者や医療関係者の努力により、さまざまながんの治療法や治療薬が開発されていますが、依然としてがんは人類の脅威であり続けています。そんながんと、がんの治療薬についての偶然の発見から、「これまでのがん治療薬は見当違いの対象を攻撃していた可能性が高い」ことが明らかとなりました。 Off-target toxicity is a common mechanism of action of cancer drugs undergoing clinical trials | Science Translational Medicine https://stm.sciencemag.org/content/11/509/eaaw8412 Many cancer drugs aim at the wrong molecular targets https://www.

                                          これまでのがん治療薬は見当違いの対象を攻撃していた可能性が高い
                                        • ゲノム編集「22世紀ふぐ」返礼品に波紋…「不安」「地元振興に期待」 京都府宮津市

                                          従来品種㊦の1.9倍速く成長し、必要なエサの量が4割減で出荷が可能な「22世紀ふぐ」㊤(リージョナルフィッシュ提供) 京都大発ベンチャー「リージョナルフィッシュ」(京都市左京区)がネット通販などを通じて販売しているゲノム編集されたトラフグ「22世紀ふぐ」。京都府宮津市はこのトラフグをふるさと納税の返礼品に採用しているが、ゲノム編集技術に反対する市民が「安全性に問題がある」と返礼品から削除するよう求める請願書を市議会に提出している。議会で採択されれば日本のゲノム編集研究に影響を与える可能性もあり、開会中の市議会に注目が集まっている。 1・9倍の速さで成長「22世紀ふぐ」は、ゲノム編集技術により一般的な品種の1・9倍の速さで成長するよう品種改良されたトラフグ。市は令和3年12月にこのトラフグを返礼品に採用、今年3月末までに約150件、約450万円の寄付が集まっている。ツイッターには、寄付をした

                                            ゲノム編集「22世紀ふぐ」返礼品に波紋…「不安」「地元振興に期待」 京都府宮津市
                                          • 世界観が魅力的な近未来を舞台とした小説10作品 - 読書する日々と備忘録

                                            2023年5月作成の最新版はこちら↓ 近未来のテクノロジーを背景とした作品は密かに自分の好きなジャンルのひとつで、面白い本がないかいつも気になって探していたりします。たまたまTwitterで個人的に注目している作家さんの一人である逸木裕さんの話題が出たので、この機会に近未来を舞台とした小説を10作品紹介してみようと思いました。どれもおススメできる面白い作品です。 1.電気じかけのクジラは歌う 電気じかけのクジラは歌う 作者:逸木 裕 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/08/08 メディア: 単行本 人工知能が作曲をするアプリ「Jing」が普及し、作曲家の仕事が激減した近未来。「Jing」専属検査員になった元作曲家・岡部の元に、自殺した現役作曲家で親友の名塚から未完の新曲と指紋が送られてくる近未来ミステリ。名塚から託されたものの意味と、事故で右手が不自由になった名塚の従妹・梨紗

                                              世界観が魅力的な近未来を舞台とした小説10作品 - 読書する日々と備忘録
                                            • 【米国株】S&P500、NASDAQは反発!長期金利低下、FOMC議事録、CPIなどが好材料に。決算シーズン始まるもJPモルガンは下落。 - ウミノマトリクス

                                              米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。 ダウは横ばいもNASDAQ、S&P500は上昇し反発しています。 *1 毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。 ブログを読みに来てくださってありがとうございます。 昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。 今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。 【今日の結論】チェックポイント チェックポイント【結論】 【主要指数】ダウは横ばいも、S&P500、NASDAQは上昇しています。長期金利の低下に加えてCPI(消費者物価指数)が予想を上回り、インフレ懸念が和らいでいます。またFOMCの議事録の発表ではテーパリングの開始時期

                                                【米国株】S&P500、NASDAQは反発!長期金利低下、FOMC議事録、CPIなどが好材料に。決算シーズン始まるもJPモルガンは下落。 - ウミノマトリクス
                                              • 中国・遺伝子操作ベビーの誕生から1年、博士は行方不明、双子の健康状態も不明

                                                <「遺伝子操作ベビーの誕生」が中国内外からただちに厳しい批判を浴びてから1年になる。しかし、謎は残されたままだ......> 中国の賀建奎(ホー・チエンコイ)博士が、2018年11月25日、動画共有サービス「ユーチューブ」で「ゲノム編集技術『CRISPR-Cas9』で遺伝子を改変した受精卵から双子の女児を誕生させた」と公表し、中国内外からただちに厳しい批判を浴びてから1年になる。しかし、「遺伝子操作ベビーの誕生」をとりまく謎は残されたままだ。 世界各国が非難し、中国政府も追随したが...... 2018年11月29日には、米国、英国、日本など、8カ国14名の研究者によって、賀博士の研究や実験を非難する共同声明が出されている。 AP通信によると、中国政府は、11月29日、賀博士の研究活動の中止を命じた。中国科学技術部の徐南平副部長は、中国の国営放送「中国中央電視台(CCTV)」で「科学技術部

                                                  中国・遺伝子操作ベビーの誕生から1年、博士は行方不明、双子の健康状態も不明
                                                • お米の代わりに砂糖水を生む「砂糖イネ」爆誕 名古屋大学などが開発、“第3の製糖植物”目指す

                                                  名古屋大学などの研究チームが、イネの遺伝子をゲノム編集技術により改変し、高純度のショ糖を生産する「砂糖イネ」の開発に成功したと発表しました。 デンプンではなく液体で満ちていた(写真B) 研究に使われたイネは、受精に失敗すると米粒ではなく液体を生成することが確認されています。液体の成分解析によると、ショ糖が98%、果糖とブドウ糖が1%ずつ含まれていました。 98%のショ糖というのは高純度で「第3の製糖植物」として世界に提供できるのではないかと研究チームは期待を述べました。現在、サトウキビと甜菜だけが世界で生産できるショ糖となっていますが、それぞれ沖縄などの熱帯地域、北海道などの寒冷地など、効率良く生産するには地域が限定されます。 「砂糖イネ」は、イネが日本国内のどこであっても生産できることから、地域を限定せずに糖生産が行える可能性があります。また、日本だけでなく世界的に糖生産の限界を超えるこ

                                                    お米の代わりに砂糖水を生む「砂糖イネ」爆誕 名古屋大学などが開発、“第3の製糖植物”目指す
                                                  • 「コオロギを食べる」ことを当たり前にしたい。グリラス・渡邉社長が語る、コオロギビジネスの未来 - ミーツキャリア(MEETS CAREER)

                                                    月曜日は肉料理、火曜日は魚料理、そして水曜日はコオロギ料理。 こんな風に一般家庭の献立が組まれる日も、そう遠くないのかもしれません。 今回ご登場いただく株式会社グリラス代表取締役社長の渡邉崇人さんは、世界的なタンパク質不足の解消を目指す「食用コオロギ」業界のゲームチェンジャー。良品計画と「コオロギせんべい」を共同開発したり、学校給食用に食用のコオロギパウダーを提供したり、現在もさまざまなアプローチで食用コオロギの生産・普及に努めています。 そんな渡邉さんは徳島大学で2006年にコオロギの研究を始め、のちに起業。当初、「大学の研究を存続させたい」という目的で始めたビジネスが、世界的な課題を解決に導くかもしれない一大事業として、いつしか国内外から大きな注目を集めるようになりました。 「コオロギが食生活の中で当たり前になる」とは一体どういうことなのか。渡邉さんのこれまでの歩みと昆虫食の未来を伺い

                                                      「コオロギを食べる」ことを当たり前にしたい。グリラス・渡邉社長が語る、コオロギビジネスの未来 - ミーツキャリア(MEETS CAREER)
                                                    • 未来の社会の在り方に大きな影響を与える『2050年 世界人口大減少』から再生可能エネルギーへの転換を問う『グローバル・グリーン・ニューディール』などを紹介(本の雑誌2020年5月号掲載) - 基本読書

                                                      ふりかえり 2020年5月号に書いた本の雑誌原稿の転載をする。この月はなんといっても『2050年 世界人口大減少』が良い。人口が与える影響は経済のみならず環境や政治体制にも大きな影響を与えるので、この数字が将来的にどうなるのかは未来を見通す上では非常に重要だ。いまだに人口が増えすぎて環境がヤバいとかいっている人間がいるが、事態はとっくにその逆──これからどんどん人口が減少していく社会に、世界はどう対応していくべきなのか? が問われる時代になっているのである。 それ以外だと、『グローバル・グリーン・ニューディール』も大統領選も関連して外せない。再生可能エネルギーへの転換は、政治的にどうこう言わずともいずれコスト的な問題で自然に行われるだろう。ただ、その場合社会の形も大きく変わっていく。今この分野に大きく投資しているのは中国やEUだが、それらの国がどのように投資しているのかがよくわかる一冊で、

                                                        未来の社会の在り方に大きな影響を与える『2050年 世界人口大減少』から再生可能エネルギーへの転換を問う『グローバル・グリーン・ニューディール』などを紹介(本の雑誌2020年5月号掲載) - 基本読書
                                                      • 最大寿命250歳を目指す抗老化研究とは

                                                        米国を中心に世界では、「老いなき体」を手に入れようとする老化研究ビジネスが進みつつある。その動きを見据え、国や分野を超えた研究者のネットワークを構築しながら、「若返り」を目指した先進的な研究と社会実装化を進めているのが慶應義塾大学医学部精神・神経学教室特任講師の早野元詞氏だ。世界的なベストセラー『LIFESPAN老いなき世界』の著者、米ハーバード大医学大学院のデビッド・シンクレア教授の研究室で、老化モデルマウス「ICE(アイス)マウス」を開発した経歴を持つ。現在進めている若返り研究の成果と社会実装化の構想について、早野氏に聞いた。 サルコペニアなど老化によって進む病気の治療を若返りの突破口に 早野氏がICEマウスを開発する過程で明らかにしたのは、遺伝子のDNAの特定の部分に傷がつくと、細胞がそれを「エピゲノム」という形で記憶し、スイッチが入ったように老化が加速することだ。例えば、若い頃に日

                                                          最大寿命250歳を目指す抗老化研究とは
                                                        • 中国 ゲノム編集の研究者に懲役3年の判決 | NHKニュース

                                                          去年、中国の研究者が「ゲノム編集」と呼ばれる技術で、遺伝情報を書き換えた受精卵から双子を誕生させた問題で、中国の裁判所は、この研究者に懲役3年の判決を言い渡しました。 中国の当局は調査の結果、子どもの誕生を確認し、賀元准教授は捜査機関の調べを受けていました。 これについて、国営の新華社通信は30日、深センの裁判所が賀元准教授に対し、違法な医療行為を行った罪で、懲役3年の実刑と300万人民元、日本円で4700万円相当の罰金を言い渡したと伝えました。 賀元准教授は、2人の医療関係者とともに、夫がエイズウイルスに感染した夫婦を募集したうえで、ゲノム編集技術を使って2人の女性を妊娠させ、合わせて3人の子どもを誕生させたとされています。 その際、倫理的な手続きに必要な書類も偽造したとしています。賀元准教授らは、いずれも罪を認めているということです。 裁判所は、「3人は名誉と利益のためわざと国の規定に

                                                            中国 ゲノム編集の研究者に懲役3年の判決 | NHKニュース
                                                          • 2010年代単行本ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録

                                                            2010年代ベストも「ライトノベル青春小説」 「ライトノベルファンタジー」「ライト文芸」「ライト文芸単巻作品編」「一般文庫」と更新してきましたが、この単行本編が最後です。単行本も文庫化する作品や絶版となってしまう作品もあったりで、セレクトしてみたら最近の本が中心になってしまいましたが、印象に残った作品を20冊選びました。 1.medium 霊媒探偵城塚翡翠(2019) medium 霊媒探偵城塚翡翠 作者:相沢 沙呼 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行本 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎が出会った、霊媒として死者の言葉を伝える城塚翡翠。そんな彼女の霊視と論理の力を組み合わせて殺人事件に立ち向かうミステリ。殺された香月の後輩、招待された別荘で殺された先輩作家、女子高生連続の犯人を警察に協力する二人が翡翠の霊視と香月の論理で何とか解決してゆく

                                                              2010年代単行本ベスト20作品 - 読書する日々と備忘録
                                                            • 東京新聞:ゲノム食品 表示義務なし 年内にも流通 消費者庁「判別できず」:社会(TOKYO Web)

                                                              消費者庁は十九日、ゲノム編集技術で品種改良した農水産物の大半について、生産者や販売者らにゲノム編集食品であると表示することを義務付けないと発表した。 ゲノム編集食品は特定の遺伝子を切断してつくられるが、外部から遺伝子を挿入する場合と挿入しない場合があり、現在開発が進む食品の大半は挿入しないタイプという。厚生労働省は同日、同タイプの販売について安全性審査を経ずに届け出制にすると通知。今回の消費者庁の発表で流通ルールの大枠が決まった。

                                                                東京新聞:ゲノム食品 表示義務なし 年内にも流通 消費者庁「判別できず」:社会(TOKYO Web)
                                                              • アレルギーの原因除去した卵 広島大、ゲノム編集で作製(共同通信) - Yahoo!ニュース

                                                                遺伝子を狙い通りに改変するゲノム編集技術を使い、卵アレルギーの主な原因となるタンパク質を取り除いた鶏卵を作ることに成功したと、広島大やキユーピーのグループが26日、発表した。遺伝子を改変した影響による卵の異常は確認されなかったといい、さらに安全性を確かめる研究を進めて商品化を目指す。 【写真】子ども肌治療で食物アレルギーになるリスクを減らせる可能性 グループは、鶏卵に含まれるアレルギーの原因物質のうち、白身に含まれ、加工しても除去できない「オボムコイド」というタンパク質に着目。ゲノム編集技術を使い、オボムコイドが鶏卵に蓄積するのに関わる遺伝子を働かなくした鶏を作った。 その鶏が産んだ卵を調べると、異常なタンパク質は含まれていなかった。

                                                                  アレルギーの原因除去した卵 広島大、ゲノム編集で作製(共同通信) - Yahoo!ニュース
                                                                • 私たちは「遺伝子操作された人間の赤ちゃん」をどう守ってあげればいいのだろうか | 世界初の「ゲノム編集ベビー」はどこへ?

                                                                  中国で誕生した世界初の「遺伝子操作された人間の赤ちゃん」。この赤ちゃんの“生みの親”である研究者のフー・ジェンクイは世界中から批判され、懲役3年の実刑判決を受けた。しかし、問題の赤ちゃんはいったいどこへ行ったのか。科学者たちが中国政府に「ゲノム編集ベビー」の保護を求めている。 3歳になった「ゲノム編集ベビー」 中国の生命倫理学の研究者たちが、さらなる措置を講じてゲノム編集分野の研究を規制する必要があると訴えている。問題となっているのは、中国で誕生した世界初のゲノム編集ベビーの今後についてだ。 中国の著名な生命倫理学研究者のレイ・ルイペンとキウ・レンツォンが2022年2月、中国で誕生した3人のゲノム編集ベビーを保護するよう、政府に呼びかけた。 中国の生物物理学者であるフー・ジェンクイは2018年に、ゲノム編集で遺伝子を改変した赤ちゃんを誕生させたと発表し、世界中から激しい非難を浴びた。翌年に

                                                                    私たちは「遺伝子操作された人間の赤ちゃん」をどう守ってあげればいいのだろうか | 世界初の「ゲノム編集ベビー」はどこへ?
                                                                  • 誤解がいっぱい、ゲノム編集食品の安全性と表示を解説する

                                                                    農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)がゲノム編集技術を用いて研究、開発中の収量性の向上を目指したイネ(提供:農研機構) ゲノム編集食品の安全性や表示をめぐり、ニュースが増えてきました。国も全国5カ所で説明会を開いています。 しかし、品種改良の科学や表示制度の仕組みがよく理解されないまま、報道されているように思えます。 ゲノム編集食品は安全だとする主張よりもどうしても、危険視する活動家が目立ち、マスメディアも好んで取り上げます。「市民の不安は大きいのに、知らないまま食べさせられる……」という話は、センセーショナルで人を引きつけます。 そんなふうに簡単に整理できたらどんなによいか。でも、そう単純な話にはなり得ません。かなり複雑、難しい。詳しく解説します。 ゲノム編集食品とは ゲノム編集技術は、生物の遺伝情報であるゲノムの特定の部位に、意図的に変異を加えることで、性質を変えようというもので

                                                                      誤解がいっぱい、ゲノム編集食品の安全性と表示を解説する
                                                                    • Christoph Adami & Arend Hintze "Thermodynamics of evolutionary games"「進化ゲームの熱力学」を読んだ話。 - sun_ek2の雑記。

                                                                      目次。 目次。 はじめに。 Christoph Adami & Arend Hintze "Thermodynamics of evolutionary games"。 Colin Benjamin & Shubhayan Sarkar “Triggers for cooperative behavior in the thermodynamic limit: A case study in Public goods game”。 雑誌会に使ったスライド。 どんな論文? さいごに。 この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。 ofuse.me 【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。 www.youtube.com はじめに。 前回の雑誌会で使ったスライドも紹介しているので、よければどうぞ。 bl

                                                                        Christoph Adami & Arend Hintze "Thermodynamics of evolutionary games"「進化ゲームの熱力学」を読んだ話。 - sun_ek2の雑記。
                                                                      • ゲノム編集で生物を進化させることに成功、ただのハエが「毒を食べるハエ」に

                                                                        by geralt カルフォルニア大学バークレー校の科学者たちが、ゲノム編集技術の一種であるCRISPRを用い、ハエの一種であるショウジョウバエにかつてないほどの進化的優位性を与えることに成功しました。研究チームはゲノム編集で遺伝子に3つの小さな変更を加えることで、ショウジョウバエを「毒を食べて体内に蓄え、捕食者から身を守る能力を持ったショウジョウバエ」に進化させています。 Genome editing retraces the evolution of toxin resistance in the monarch butterfly | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-019-1610-8/ CRISPR flies have been gene edited so they can eat poison https://ne

                                                                          ゲノム編集で生物を進化させることに成功、ただのハエが「毒を食べるハエ」に
                                                                        • 超人になれる「遺伝子リスト」をハーバード大学の科学者が作成してしまう - ナゾロジー

                                                                          Point ■ハーバード大学の遺伝学者ジョージ・チャーチ博士が、人体に突然変異を起こす可能性のある遺伝子のリストを作成 ■その中には、痛みへの無感覚化や長時間潜水の能力、放射能への耐性をもたらす遺伝子まで存在している ■ホーキング博士は生前、ゲノム編集技術の進歩によって「遺伝子格差」が生じる可能性を指摘していた ミュータントの誕生は近い? 現在ハーバード大学の遺伝学者ジョージ・チャーチ博士が、人体に突然変異を引き起こす可能性のある遺伝子のリストを作成している。 このリストをもとに遺伝子操作を行えば、人の寿命を人工的に伸ばしたり、超人的な力をもたらすことも可能だという。 博士本人はまだ海外メディアの取材にも応じておらず、このリストが研究の参考になるものなのか、それとも冗談半分にまとめたものなのかは分かっていないようだ。 何だかマッドサイエンティストの匂いがしてくる。 超人を作るゲノム編集とは

                                                                            超人になれる「遺伝子リスト」をハーバード大学の科学者が作成してしまう - ナゾロジー
                                                                          • 【やじうまPC Watch】 新型コロナを40分で検出する「CONAN法」。東大が開発 ~2019年に開発された国産ゲノム編集技術採用

                                                                              【やじうまPC Watch】 新型コロナを40分で検出する「CONAN法」。東大が開発 ~2019年に開発された国産ゲノム編集技術採用
                                                                            • パンドラの箱を開けてしまった人類…米中共同研究がサルとヒトの「キメラ」を作製。改変された遺伝子を注射する世界初の人体実験も…拡大するバイオテクノロジーのDIY化 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                                                              #2 #3 日本でも広がり始めている「DIYバイオ」 地球環境の変化による食糧危機の解決や、いまは治療できない難病の克服など、ゲノム編集技術は未来の社会課題解決への希望を感じさせる。 一方、技術が進展する力強さに対し、ルールづくり、規制、倫理観が追いつかず、技術がひとり歩きする危険性があることは否めない。 技術のひとり歩きを示す一例として、「DIYバイオ」の広がりを紹介したい。 DIYバイオとは、研究者ではない一般市民が、日曜大工のように自宅でバイオテクノロジーの実験を行う活動のことを指し、欧米、そして日本でも広がり始めている。 このDIYバイオは、実験材料やデータ、成果発表のオープンなやり取りを促す「オープンサイエンス」に源流があるとされ、人々が科学に関わり、研究を遂行することを容易にし、知識格差の解消を目指す大きな文脈を背景とする。 こうした広がりは、ゲノム編集がもはや専門家ではない個

                                                                                パンドラの箱を開けてしまった人類…米中共同研究がサルとヒトの「キメラ」を作製。改変された遺伝子を注射する世界初の人体実験も…拡大するバイオテクノロジーのDIY化 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                                                                              • CIAが「マンモス復活を目指すハイテク企業」に投資していることが判明、一体なぜ?

                                                                                アメリカの情報機関であるCIAが、In-Q-Telというベンチャーキャピタル会社を通じて、マンモスを復活させて野生に戻すことを目指す企業に投資をしていることが分かりました。 How Can We Use Biology to Solve Global Issues? - In-Q-Tel https://www.iqt.org/how-can-we-use-biology-to-solve-global-issues/ The CIA wants to bring woolly mammoths back from extinction | Live Science https://www.livescience.com/cia-wooly-mammoth-de-extinction CIAなどから資金を調達している投資会社のIn-Q-Telは、2022年9月20日にブログを更新して、合成

                                                                                  CIAが「マンモス復活を目指すハイテク企業」に投資していることが判明、一体なぜ?
                                                                                • ジェフ・ベゾスも注目の創薬ベンチャー、Insitroを生んだ女性教授 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                                  科学者が他人から写真撮影を頼まれることは珍しいが、ダフニー・コラー(Daphne Koller)にとっては日常茶飯事だ。「自分がそれにふさわしい人間だとは思っていないので、気おくれしてしまう」と彼女は話す。 20年間に渡ってコンピュータサイエンスと生物学や教育との橋渡しをしてきたコラーは、テック業界のスターだ。彼女は18歳でエルサレムにあるヘブライ大学で修士号を取得し、26歳でスタンフォード大学の教授に就任して機械学習を教えた。その10年後には、AIとゲノミクスを組み合わせた研究で天才賞と呼ばれるマッカーサー賞を受賞した。 さらに、世界中の人々が大学の授業を無料で受講できるプラットフォーム「Coursera(コーセラ)」を立ち上げ、評価額10億ドルにまで成長させた。 現在51歳のコラーは、サウス・サンフランシスコに本拠を置く創薬ベンチャー「Insitro」を設立し、大量のデータを解析して医

                                                                                    ジェフ・ベゾスも注目の創薬ベンチャー、Insitroを生んだ女性教授 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)