並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 137件

新着順 人気順

電撃戦の検索結果1 - 40 件 / 137件

  • FSB内部告発文書(信憑性注意)

    id:Vorspiel Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009 -- Twitterで流れていた以下の文書を翻訳したものです。 https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937 最初はTwitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳を修正し、追加情報を入れて清書しました。 なお、この文書の真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリスの情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による) https://twitter.com/christogrozev/statu

      FSB内部告発文書(信憑性注意)
    • 藤原帰一教授 朝日新聞(時事小言) この戦争の出口は 「負け組」も包む国際秩序を | 東京大学未来ビジョン研究センター

      米ソ冷戦は戦争なしに終わった。「負け組」と呼ぶべきロシアも構成員とする新たな国際秩序はつくられず、冷戦期の西側諸国の秩序を外に広げるだけに終わった。冷戦に不戦勝を収めた欧米諸国は資本主義と民主主義の優位に溺れていた。 混乱のなかに生まれたプーチン政権は、力による支配を国内で広げ、さらにウクライナへの全面侵攻を開始した。外交交渉が重ねられ、攻撃した場合に加えられる制裁が伝えられているにもかかわらず、短期間の戦闘による全土制圧、電撃戦を試みたのである。 電撃戦による侵略を前にすれば戦争のほかに選択はないが、その戦争が世界戦争にエスカレートする危険は高い。侵略の犠牲者を放置せず、しかも戦争の拡大を阻止することはできるのか。国際政治のパンドラの箱が開いてしまった。 電撃戦の先例はナチスドイツの侵攻、それもズデーテン地方併合ではなく第2次世界大戦の開始となったポーランド侵攻である。この歴史の類推を当

        藤原帰一教授 朝日新聞(時事小言) この戦争の出口は 「負け組」も包む国際秩序を | 東京大学未来ビジョン研究センター
      • プーチンが最も恐れているもの

        米国のインターネットサイトThe Journal of Democracy に2022年2月22日に公開された標記の論文(原題はWhat Putin Fears Most)を翻訳し、日本語版読者の皆さんにお届けする。 ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ロシアのプーチン大統領は皆さんに、侵攻はNATO(北大西洋条約機構)のせいであると信じてもらいたいと考えている。動員された19万人に上るロシア兵や海兵ではなく、NATOの東方拡大がこの危機の主因であるとしばしば(この侵略が始まった際のロシア国民に向けた演説を含めて)主張してきた。 「ウクライナ危機は西側諸国の過ちにより引き起こされた」と主張する米国の政治学者ジョン・ミアシャイマーの2014年の『フォーリン・アフェアーズ』の挑発的な論考以来、NATO拡大に対するロシアの反動という物語がウクライナでこれまで継続してきた戦争を説明するための(正

          プーチンが最も恐れているもの
        • 車椅子が戦車に。車椅子の友人達と全力でサバゲーを楽しむ方法を研究してきたので報告する。|吉藤オリィ

          昔、車椅子を改造していたら当事者じゃない人から「車椅子で遊ぶとはけしからん」と怒られた そう思うのは勝手だが、私は車椅子を特別なものと思っていないのでバイクや車のように改造する 車椅子は格好いいしもっと楽しくできる 将来寝たきりになっても視線とか自分の意思で姿勢を変え、走り回るのだ pic.twitter.com/7znRQjwATl — 吉藤オリィ@対孤独の発明家 (@origamicat) February 5, 2020 今日は仕事帰り、先日のBS日テレでも出演したSMA少女さほさんに誘ってもらい川口市グリーンセンターでの車椅子スケートに来た! 押す側の人も車椅子がスケート補助具の役割になって転倒防止になるので、スケート得意じゃない人でも楽しいのでオススメ! pic.twitter.com/7E44cA6Yvj — 吉藤オリィ@対孤独の発明家 (@origamicat) Februa

            車椅子が戦車に。車椅子の友人達と全力でサバゲーを楽しむ方法を研究してきたので報告する。|吉藤オリィ
          • 戦力を集中すべきところ、分散すべきところ|深津 貴之 (fladdict)

            あるいはOKRの得意なとこ、苦手なところについて。 仕事がら多くの会社を見ていて、OKRとか戦力の集中がうまくいくシナリオと、失敗するシナリオに典型例があると思った。そんなメモ。 順番に対処できるなら、リソースを集中するRPGで敵の四天王を倒すとき。パーティみんなで敵の四天王を、順番にフルボッコにしていくパターン。これは正しい戦力の集中。 「3ヵ月以内に炎の四天王を倒す」は、よいOKRです。 逆に少年漫画でよくある、メンバーが手分けして四天王1人づつ倒す展開…あれは悪い運用の例。 同時達成が求められるときは、リソースを平行運用するセンター試験のように、複数の目的を同時達成するシナリオは注意が必要。 「英数国理社すべて同時に目標達成しなければならない」 そんなシチュエーションでは戦力を平行運用し、バランスをとるのが正しい。「最初の6ヵ月は英語をやって、次の6ヵ月は数学をやって」といった、目標

              戦力を集中すべきところ、分散すべきところ|深津 貴之 (fladdict)
            • ウクライナ大統領夫人ゼレンスカさんの叫び…「殺された子どもたちの名を叫ぶ」(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース

              9日、ツイッター通じて世界のメディアに公開書簡 「民間人に対する戦争ではないって? これは虐殺」 「『侵略者』プーチンは私たちの愛国心を過小評価」 「ロシアが『民間人に対する戦争ではない』と言うとき、私は殺害された子どもたちの名をまず叫びます」 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の配偶者オレナ・ゼレンスカさんが9日、世界のメディアに宛てた公開書簡を発表した。ゼレンスカさんは「ロシアは(ウクライナ侵攻のことを)『特殊作戦』と呼んでいるが、実際のところ、これはウクライナの民間人の大量虐殺」とし「今回の侵攻で最も恐ろしく破壊的なのは子どもの死傷者たち」と訴えた。ゼレンスカさんは続いて「アフトゥイルカの路上で死んだ8歳のアリス。両親と共に砲撃で死んだキエフ(現地読みキーウ)のポリーナ。14歳のアルセニはがれきが頭に当たり、ひどい火災で救急車が間に合わなかったため、救えなかった」とし、ロ

                ウクライナ大統領夫人ゼレンスカさんの叫び…「殺された子どもたちの名を叫ぶ」(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース
              • (記事翻訳)ロシアがウクライナにすべきこと[RIA Novostiのコラム。ウクライナの非ナチ化、ウクライナ消滅論]|八仙花

                記事元について。 RIAノーボスチ(露:РИА Новости)は、かつて存在したロシアの国有通信社で、現在は「ロシアの今日」のロシア国内向けブランド。ロシアの今日は西側諸国の報道では国営メディアであり、ロシアの対外イメージを好転させるためのプーチン大統領による広報組織と見られている。(wikiより) 記者についてТимофей Сергейцев - ロシアの政治学者、作家、哲学者であり、方法論運動の代表者である。2014年よりRIA Novostiのコラムニスト。1950年代前半にアレクサンドル・ジノヴィエフ(1922-2006)が提唱し、ゲオルギー・シェドロヴィツキー(1929-1994)とモスクワ・メソジスト・サークルによって発展した、ロシア思想における「活動家アプローチ」の伝統を体現している。 昨年の4月に、ウクライナの非ナチ化の必然性について書きました。ロシアの敵であり、ロシア

                  (記事翻訳)ロシアがウクライナにすべきこと[RIA Novostiのコラム。ウクライナの非ナチ化、ウクライナ消滅論]|八仙花
                • よしきくんも頭Zに落ちたかぁ・・・

                  https://note.com/yoshiki_stu/n/nda116b8fb703 ハーッ(クソデカため息 これから言う範囲は、 https://www.shenmacro.com/archives/30348520.html これが本歌でしょ?なのに前提知識すっ飛ばしてるから意味わかんねぇことになってるよ? 意気揚々と引用した ウクライナ軍は限られた装備でソ連軍のドクトリンだった縦深作戦を小規模ながら模範的に再現した。戦車大隊を第一陣に集中投入し、敵陣を突破すると残敵掃討や守備隊の配置は第二梯隊に任せ、楔の先端は漸減することなく次の拠点に素早く向かい縦横無尽に暴れることができた。新しい占領地を守備する兵員の捻出は造作なかった。数が少ない有象無象の新兵器よりも圧倒的に、機甲部隊によるソ連軍風の集団突撃の方が効果的だった。 意味わかってる? そこに書いてある意味本当に分かってる? パク

                    よしきくんも頭Zに落ちたかぁ・・・
                  • NDCの各分類から1冊ずつ選び、偏りがないブックリスト(100冊)を作ってみた【前編】 - 天才クールスレンダー美少女になりたい

                    はじめに 今年もついに、大学生協事業連合謹製のブックリスト「大学生のための100人100冊」がバズって絶賛されたり猛批判されたりする季節がやってきた。 https://www.univ.coop/pamph/pdf/book-100.pdf まあ、選書がいいとか悪いとか、衒学的だとか、衒学的で大二病だとして何が悪いのだとか、相対性理論の元の論文を読む意味全然ないだろとか、分野が偏りすぎだろとか、論理哲学論考の原著はさすがに読ませる気ないだろとか、まあいろんな意見が出て当然だとは思う。 (量子力学などと違って、特殊相対性理論は元の論文を読んでも害はない気がする。自然科学と原文/古典主義は相容れないという事実を選者がちゃんと理解しているかは怪しいが、それはそれとして「古典*1! 天才の論文! 原著! 簡潔な説明! カッコイイ!」みたいな素朴な感情は否定しても仕方がないし、自然科学の理論を学ぶと

                      NDCの各分類から1冊ずつ選び、偏りがないブックリスト(100冊)を作ってみた【前編】 - 天才クールスレンダー美少女になりたい
                    • 「露情報機関幹部を軟禁」報道 プーチン政権、内部粛清開始か(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                      ロシアの独立系メディアは11日、情報・治安機関の露連邦保安庁(FSB)の対外諜報(ちょうほう)部門のトップらが自宅軟禁に置かれた可能性があると報じた。侵攻を続けるウクライナでの諜報活動を担当していたといい、首都キエフ攻略などが思うように進まない中、プーチン政権が内部粛清を始めたとの見方も出ている。 【写真】病院に爆撃、そこには妊婦が…戦地は今 FSB幹部の自宅軟禁については、ロシアの情報機関の取材を長年続けるロシア人記者が11日にSNS(ネット交流サービス)で報じ、隣国ラトビアに拠点を置く独立系ニュースサイト「メドゥーザ」などが詳しい内容を伝えている。 報道によると、自宅軟禁処分となったとみられるのはFSBの「第5局」と呼ばれる部署の局長ら。旧ソ連諸国を中心とした対外諜報活動を担当しており、容疑は資金の着服のほか、ウクライナの政治状況に関する誤った情報を報告したことが挙げられているという。

                        「露情報機関幹部を軟禁」報道 プーチン政権、内部粛清開始か(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                      • 苦戦するロシア軍、続く情報機関の内部告発 その信ぴょう性は | 毎日新聞

                        放置されたロシア軍の戦車に歩み寄るウクライナ兵=ウクライナ東部アンドリーフカで2022年4月5日、AP ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、ロシアの情報・治安機関、連邦保安庁(FSB)からの「内部告発」とされる手紙をロシアの人権活動家が公表し続けている。侵攻を巡るロシアの軍・治安機関内部の動揺がつづられているほか、ロシアのプーチン政権内で昨夏に日本との武力衝突の可能性が検討されていたという驚きの内容も含まれている。この「告発」はどこまで信用できるのか。 「現在の戦力でこのような前線を維持するのは不可能だ」「指導部の理想は5月9日(対独戦勝記念日)までに何らかの勝利を提示することだ。だから前線の縮小と有望な方面への戦力の集中が進んでいる」 3月30日付のFSBからの内部告発とされる手紙には、露軍が首都キーウ(キエフ)周辺などで部隊を撤収し、東部のドネツク、ルガンスク両州などに部隊を再配置する動

                          苦戦するロシア軍、続く情報機関の内部告発 その信ぴょう性は | 毎日新聞
                        • 『ナチス 破壊の経済――1923-1945』(みすず書房) - 著者:アダム・トゥーズ 翻訳:山形 浩生,森本 正史 - 山形浩生による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                          著者:アダム・トゥーズ翻訳:山形 浩生,森本 正史出版社:みすず書房装丁:単行本(504ページ)発売日:2019-08-09 ISBN-10:4622088126 ISBN-13:978-4622088127 ナチスの経済政策に関する通念を打ち砕き、すでに古典ともいえる評価を受けている歴史書『ナチス 破壊の経済』。上下巻延べ1000ページに及ぶこの大著はどこが「画期的」だったのか。山形浩生氏による訳者あとがきを抜粋してお届けします。 通俗的なナチス史理解をほぼ根こそぎひっくり返す本書の概要本書のテーマは題名通り、ナチス経済の興亡となる。そもそもナチ党が台頭してきた背景には経済的な要因があった。そして第三帝国の極度の軍事的領土拡張指向は、ヒトラー/ナチスの基本哲学である生存圏を本当に物理経済的に実現しようとしたことから生じたものだ。その軍事的な躍進は、ドイツ経済の工業生産力があればこその話で

                            『ナチス 破壊の経済――1923-1945』(みすず書房) - 著者:アダム・トゥーズ 翻訳:山形 浩生,森本 正史 - 山形浩生による後書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                          • 悲願のサマー!「ウマ娘」でもおなじみの〝史上最強マイラー〟タイキシャトルの偉業を「東スポ」で振り返る(withシーキングザパール)|東スポnote

                            悲願のサマー!「ウマ娘」でもおなじみの〝史上最強マイラー〟タイキシャトルの偉業を「東スポ」で振り返る(withシーキングザパール) 23年前のちょうど今ぐらいの時期、夏休みムードも吹き飛ぶ競馬ファン歓喜のニュースがフランスから飛び込んできました。日本調教馬による海外GⅠ初制覇――「ウマ娘」にも登場するタイキシャトルとシーキングザパールが世界に風穴をあけたのです。今回は、あのお盆の熱狂を、「この馬が負けることがあるのだろうか」とも思わせたパーフェクトな最強マイラー・タイキシャトルの生涯を中心に「東スポ」で振り返ります。極めて日本的な優等生ながら「ウマ娘」で金髪のアメリカンであるように、同期の才女・シーキングともどもルーツは外国。そのあたりから見ていきましょう。(文化部資料室・山崎正義) マル外らしくないマル外 外国で産まれ、その後、日本に輸入された馬を「外国産馬」といいます。関係者にも競馬フ

                              悲願のサマー!「ウマ娘」でもおなじみの〝史上最強マイラー〟タイキシャトルの偉業を「東スポ」で振り返る(withシーキングザパール)|東スポnote
                            • ウクライナ戦争をエスカレーションさせてはいけない - 日はまた昇る

                              はじめに この投稿はロシアを擁護するものでは全くない。プーチンの戦争は21世紀の蛮行として長く歴史に残るのは間違いない。 ただその前に、この投稿ではロシアの軍事的なオプションを検討し、それによってウクライナがどんな被害を被る可能性があるかを検討したい。 「プーチン許すまじ」 この気持ちは本当にその通りと思うのだが、だからといって「ウクライナがんばれ」とおいそれとは言えない。 ゼレンスキー大統領をはじめ、ウクライナ国民の愛国心と勇猛果敢さに畏敬の念を持つ。だからこそ、これから起こると予想する悲劇が少しでも小さくなるようにと願う。 なお、この投稿では、敬意を払いたくないと思った人物には敬称をつけていないので、ご容赦いただきたい。 停戦交渉(事実) 2022年2月28日、戦争5日目にメジンスキーをトップとするロシア代表団と、レズニコフ国防相らウクライナ代表団との間で停戦交渉が行われた。ロシアとウ

                                ウクライナ戦争をエスカレーションさせてはいけない - 日はまた昇る
                              • ‼ ロシア軍はNATO軍に負けた|✨わん🐶にゃん😺癒し動画✨

                                All over Russian state TV, propagandists have been painstakingly painting the picture that Russian troops retreated after battling NATO—not Ukraine. One pundit made fun of the transparent plot to make Russia's defeats seem less humiliating, angering the Kremlin's mouthpieces. pic.twitter.com/6gEh6hpiey — Julia Davis (@JuliaDavisNews) September 16, 2022 ウクライナでの戦争について、ハルキウ東部でのウクライナの反抗が成功して以降、ロシア国内では

                                  ‼ ロシア軍はNATO軍に負けた|✨わん🐶にゃん😺癒し動画✨
                                • ドイツ軍の“伝説”は歪曲して語り継がれているーー軍事史研究者・大木毅が語る、巨大な空白を埋める意義

                                  ドイツ国防軍で最も有名な将軍と呼ばれたエルヴィン・ロンメル。その英雄像から生まれた数々の俗説を打破し、読者に新鮮な驚きを与えた『「砂漠の狐」ロンメル』(角川新書)。また、歴史に埋もれた戦場、いや地獄を我々の前によみがえらせ、「新書大賞2020」の大賞を受賞した『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)。新書市場の話題を席捲している大木毅氏が、新刊『戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男』(角川新書)を上梓した。 第二次世界大戦下、ドイツ装甲集団を率いた将軍にして、「電撃戦」の生みの親とされ、連合軍からも名将とされたグデーリアン。本書は、“伝説”となった戦車将軍の作られた仮面をはぎ、虚実を明らかにした一冊となっている。ロンメルと同様に、グデーリアンの研究もまた日本では遅れ、とうに否定されている“伝説”が未だに独り歩きしているというのだ。なぜ、日本ではかくも歴史が歪曲して語り継がれるのか? 

                                    ドイツ軍の“伝説”は歪曲して語り継がれているーー軍事史研究者・大木毅が語る、巨大な空白を埋める意義
                                  • ウクライナ侵攻について(藤原辰史) | みんなのミシマガジン

                                    歴史学者の藤原辰史さんと数学者の伊原康隆さんによる、往復書簡の連載です。伊原さんから藤原さんへの前回の便りはこちらから。 今回は、歴史学者が現在の出来事をどうとらえるか、そのおりにどう歴史を学び直すのかについてのお話をさせてください。歴史学の営みは、単に過去の事実を学ぶのではなく、過去を通じて現在を理解しようとする試みでもあることは、よく言われる通りです。今回、ロシアがウクライナに侵攻したという衝撃的な事実を前に、私たちはどう頭を整理できるのか。歴史学をはじめ人文学の知はこのようなときに、悪い意味にも良い意味にも、威力を発揮します。悪い意味、というのは、歴史の歪曲と国威発揚と「非国民」の確定のために用いること、良い意味というのは、過去の愚行の背景を知り、現在に生かすために用いること、と取っていただいてかまいません。 この問題が起こる前にウクライナ情勢について私が考えたことは、『毎日新聞』(

                                      ウクライナ侵攻について(藤原辰史) | みんなのミシマガジン
                                    • 走らせるならどの名馬?「ウマ娘」にも登場するアイビスサマーダッシュと面白すぎる千直の歴史を「東スポ」で振り返る|東スポnote

                                      走らせるならどの名馬?「ウマ娘」にも登場するアイビスサマーダッシュと面白すぎる千直の歴史を「東スポ」で振り返る 伝えたい聞きたい ツインターボ師匠のnoteで力を使い果たし、短期放牧をいただいたのに、ごめんなさい。「ウマ娘」で大好きなマルゼンスキーを紹介しようと執筆を始めたのですが、最古参キャラ(1970年代!)なので資料発掘が困難を極めた上に、ウラが取れない(確証が得られない)事象もあり、結局、完成に至りませんでした。というわけで、急いで何か書けないものかと、今朝からネタを探してみたところ、今週末はアレなんですね! まず競馬初心者の皆さん、「ウマ娘」で「アイビスサマーダッシュ」というGⅢに自分のウマ娘を出走させたとき、驚きませんでしたか? そう、日本の重賞で唯一、カーブのない直線だけを走るレースなんです。競馬ファンにとっては真夏の楽しみのひとつで、今年は次の日曜日に新潟競馬場で行われます

                                        走らせるならどの名馬?「ウマ娘」にも登場するアイビスサマーダッシュと面白すぎる千直の歴史を「東スポ」で振り返る|東スポnote
                                      • 2020年の本 - Valdegamas侯日録

                                        過去のログを漁るとまるで言い訳の変遷がボージョレ・ヌーボーの評価のようであるが、本当に今年もろくに本を読まない一年であった。Twitterで報告したとおり、私事でも色々あり、世の中はコロナに見舞われた。在宅勤務が増える中で読書がはかどるかとも一瞬思ったのだが、そんなことはなく、人間は読書の習慣が鈍ると本を読まなくなるのだと反省の思いが強くあった。来年からは是正しなければならないとかなり深刻な反省を覚えるところがあったが、それはそれとして今年出た本で印象に残った本を取り上げることとする。 ■印象に残る研究あれこれ どのような脈絡をつけたものか考えたが、ランダムに取り上げることとした。まず一冊目として取り上げたいのは川名晋史『基地の消長 1968-1973 日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房)である。本書は基地問題をめぐる政治学を研究対象としてきた政治学者が、1960年代後半に本格化し

                                          2020年の本 - Valdegamas侯日録
                                        • プーチン大統領演説 2022年9月30日 全文日本語訳速報    kp.ru     ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授)

                                          プーチン大統領演説 2022年9月30日 ロシア語全トランスクリプトの日本語訳 Полный текст обращения Владимира Путина 30 сентября 2022: Стенограмма выступления Читайте на WWW.KP.RU: kp.ru War in Ukraine - #1589 Sep 30 2022 ロシア語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉教授) 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年10月1日 2022年9月30日プーチン大統領演説全文:ロシア語トランスクリプト kp.ru ウラジーミル・プーチン大統領の2022年9月30日の演説全文が公開 写真:REUTERS 本文 ウラジーミル・プーチンの2022年9月30日の演説文の書き起こし ロシア国民の皆様、ドネツクおよびルハンスク人民共和国の国民の皆様、ザポリー

                                          • ロシアのウクライナ侵略は新たな世界秩序の始まりか? - 日はまた昇る

                                            はじめに ロシアのウクライナ侵略に強く抗議する。力によって他国を従わせる。こういったことを許してはいけない。ウクライナが既に受けた被害、これから起こるであろう受難に心を痛める。私は言葉を発することしかできない。だからせめて気は心だけでもとウクライナへのシンパシーを示したい。 私もJSF氏にならい、今後、ウクライナの地名のカタカナ表記については今後ウクライナ語由来のものに統一したいと思う。なお従来のロシア語由来表記については初出時に( )書きとして表記する。調べつつ書くので間違うかもしれないが間違いがあれば直していきたい。 news.yahoo.co.jp ロシアの進撃ルート 2022年2月24日、ロシアはウクライナを侵略した。イギリス国防省が2月17日にロシアの侵略ルート予測をツイートしたが、この予測はほぼ正しいようでロシアは主に3つのルートで戦っているように思える。 INTELLIGEN

                                              ロシアのウクライナ侵略は新たな世界秩序の始まりか? - 日はまた昇る
                                            • 戦史でも数少ない電撃戦 タリバンはなぜ3カ月でカブールを占領できたのか | 文春オンライン

                                              2021年8月15日、タリバンは約20年ぶりに首都カブールを占領して、パンジシールを除くほぼ全土を平定することに成功した。タリバンが州都を最初に陥落させたのは8月6日だった。また、タリバンの本格的な攻勢開始は5月4日だったので、そこを起点にすれば3カ月で「勝利」したことになる。戦史に例のない電光石火の電撃戦だった。 まるで戦国時代における武田家の甲州崩れのようなあっけない滅亡だが、最近までアフガニスタンで治安維持部隊の教育訓練任務に従事していた海兵隊の研究者が、タリバン軍の巧みな“作戦術”が背景にあったと指摘している。 戦史に傑出するタリバン軍の電撃戦 もちろん、タリバンが戦争すべてに勝利したかは予断を許さない。国造りと戦争は異なるからだ。 それでも、この速度の異例さは、米国のインテリジェンス・コミュニティの予想を裏切り続けたことからも明らかだ。米情報機関は、6月時点では、タリバンがカブー

                                                戦史でも数少ない電撃戦 タリバンはなぜ3カ月でカブールを占領できたのか | 文春オンライン
                                              • ノア・スミス「バイデノミクス解説」(2021年4月3日)

                                                [Noah Smith, “Bidenomics, explained,” Noahpinion, April, 2021] これはレーガン時代の終わりだ.でも,話はそれで終わらない. “Joe Biden” by Gage Skidmore, CC BY-SA 2.0 「1つ目の調合法でうまくいかなかったら,調合法を変えるんだよ」――エイリン・ハンソン 「『大きな政府の時代は終わった』は終わった」――ジェイムズ・メドロック 我ながらいかにも Vox っぽいタイトルだとは思うけれど,ここではバイデンの新たなインフラ投資プランを項目ごとに「ここがこうなっていて」と解説していくつもりはない.そういうのがおのぞみなら,本物の Vox 解説を読みに行くといい.あるいは,『ワシントンポスト』の Jeff Stein et al. によるいつもどおり華麗な文章でもいいと思うよ.また,ブラッド・デロング

                                                  ノア・スミス「バイデノミクス解説」(2021年4月3日)
                                                • 【2020年6月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                  2020年3月〜2020年6月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナの影響で、地方によっては本屋が閉まって本に触れる機会が減った方もいたかもしれません。逆に、図書館が閉まったせいで電子書籍やネット通販でガンガン本を買った人もいるかもしれません。後者は私のことです。 直近で出た世界史関連の新刊を紹介してまいります。やはり疫病に関する本が多く出ているのと、あと大学出版会から分厚めの専門書が多く出ています。 1. 「陸海の交錯 明朝の興亡 <シリーズ 中国の歴史>」 檀上寛 著  岩波書店 2020/5/20 陸海の交錯 明朝の興亡 (シリーズ 中国の歴史) 作者:檀上 寛 発売日: 2020/05/21 メディア: 新書 中華と夷狄の抗争、華北と江南の対立、草原と海洋の相克――明の時代とは、このような混沌とした状況に対する解答であった。第四巻は、一四世紀の元末から清が台頭する一七世紀まで、三〇〇

                                                    【2020年6月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                  • 深夜にじっくり見たい、世界史の「海戦動画」14本 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                    有名な海戦の動画を見ながら酒を飲もう 以前「深夜にじっくり見たい、世界史の「戦闘経過」の動画20本」という記事を書いて、この時は主に陸上の会戦の経過を説明した動画を紹介しました。 一方で、日本人には海戦ってすごく人気があるんですよね。 日清戦争、日露戦争、太平洋戦争でも大規模な海戦が多くあって、しかも日清・日露は結構痛快な勝ち方をしてるので、関心が高い人が多いのかもしれません。 ということで今回はYouTubeで世界史の海戦動画を集めてみました。ぜひ、深夜に酒を飲みながらじっくりとご覧ください。 1. デルタの戦い 紀元前1178年(エジプト新王国 vs 海の民) www.youtube.com 記録が残る世界初の船同士の戦い デルタの戦いは、東地中海を荒しまわる海の民が、ラムセス3世のエジプトの町を襲おうとしたところを、迎え撃ったエジプト海軍と陸上攻撃部隊によって倒された戦いです。これは

                                                      深夜にじっくり見たい、世界史の「海戦動画」14本 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                    • 『ヒトラーの超人的軍隊の謎』

                                                      このブログではたまにナショナルジオグラフィックチャンネルについて触れている。今回は、ナチスに残る都市伝説の真相「超人的軍隊と危険薬物」について。興味がない人は面白くないと思う。 第二次世界大戦の初期にナチスドイツが電撃戦という戦術を採用し大戦果を収めた。これはドイツ語でBlitzkrieg(ブリッツクリーク)と呼ばれる。例えば数日間休むことなく戦闘を続けるが、これは生理的な点で通常のヒトには難しいように思われる。 電撃戦として最も有名なものは1940年5月10日、ナチスドイツがフランスとベネルクス3国に侵攻した戦いが挙げられる。その初期に僅か86人のドイツ兵が難攻不落と言われていたエバン・エマール要塞を制圧している。以下はウィキペディアから。 エバン・エマール要塞は最大1200名の兵員収容することができた。戦闘開始時の要塞のベルギー兵は750名もいたのである。要塞は陥落などありえないと思わ

                                                        『ヒトラーの超人的軍隊の謎』
                                                      • ウクライナの善戦を支える「ドローン」がロシア軍を次々と撃破する理由とは(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                        ロシア・ウクライナ戦争では、軍用・民生用のドローンが活躍し、大きな戦果を出している。トルコ製やウクライナ国産の武装ドローンがロシア軍を次々と撃破しているほか、民生用ドローンが偵察や砲兵観測を担い、果ては宣伝戦まで行っている。 【動画】ロシア軍の最新鋭パンツーリ地対空ミサイルを撃破するTB2 いまウクライナ軍によるロシア軍の兵站破壊でひときわ活躍している武装ドローンTB2。 この機体は「トルコドリーム」の象徴だ。2005年、MIT修士課程の学生で自動車部品の下請け工場の2代目でしかなかったバイラクタル青年は、トルコ政府に対してドローン技術がゲームチェンジャーだと力説し、多額の投資を引き出すことに成功した。 そのトルコ政府が全面バックアップするバイカル社が生み出したベストセラー兵器が、2014年に初飛行した武装ドローンTB2だ。TB2は、地上の管制車両から操縦して最大27時間も飛行でき、武装は

                                                          ウクライナの善戦を支える「ドローン」がロシア軍を次々と撃破する理由とは(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                        • ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った

                                                          Ukrainska Pravda紙は2023年の戦いを総括する記事の中で「自分達で作り出した罠に嵌った」「我々はロシア人を嘲笑し、軽蔑し、無能で馬鹿な集団として描かなければ敵に同調していると疑われた」と吐露し、社会全体がロシアを必要以上に蔑んだことが今年の結果を招いたと主張した。 参考:Год крови, пота и слез 1つ目の罠:膨らんだ期待2022年後半の勝利は国内において新たな勝利、色鮮やかで壮大な勝利への序曲として受け止められていたが、ロシア軍の占領状態が続くハルキウ州とヘルソン州を解放する戦略的好機は2023年初頭まで失われており、ウクライナ軍は新たな成功の保証がないまま反攻作戦を開始しなければならなかった。 さらにウクライナ政府が人々の期待を煽ったことも間違いないが、社会全体における異論への不寛容とレッテル貼りの傾向も同様に重要な役割を果たした。懐疑論者の多くは反攻

                                                            ウクライナメディアによる2023年の総括、自分達で作り出した罠に嵌った
                                                          • 「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校

                                                            「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校[2022/05/03 18:00] ロシアのプーチン大統領が5月9日の「対独戦勝記念日」でどのような演説をするのかが、大きな注目を集めているが、ウクライナの元参謀本部将校オレグ・ジダーノフ氏が、ウクライナ東部の戦況、プーチン政権内部の変動等について、ウクライナの独立系インターネットテレビ「ポリティカ・オンライン」(4月30日)でインタビューに答えた。その中でジダーノフ氏は、「『対独戦勝記念日』である5月9日を前に、プーチン大統領は敗北を認めざるを得ないだろう」と分析している。ジダーノフ氏は、旧ソ連軍時代の同僚がロシア国内の各地にいることから、ロシア軍の情報にも詳しい。なおこのインタビューはYouTubeで5月2日現在、119万ビューを超えている。(ジダーノフ氏の4月22日のインタビューは「『中途半端な妥協はしな

                                                              「戦勝記念日」前夜、プーチンは敗北を認めざるを得ないだろう−−ウクライナ元将校
                                                            • 『浸透戦術』という幻|hajimemasite

                                                              ---1980年5月19日、バージニア州の片隅にあるビルの会議室 この日、ある民間会社が経営するよくあるビルの一室に、少なくない人数の人間が集まっていた。 もしその日、その一室を覗き見る事ができたならば、それは、異様な光景であっただろう。 たとえば、普通の会議室であるのにも関わらず、ビルには空港級の警備がついていたことや、その会議室にいた人間の年齢的バリエーションなど、気になることは色々あっただろう。 そして、もし、軍隊に詳しい人間が見たならば、その一室に集まった内の一人の階級章が、現役アメリカ陸軍大将であることに気づいただろう。 しかし、何よりも異様であったのは、それらの集まった人々が、二人の外国人の老人に対し矢継ぎ早に質問を浴びせていたことだろう。 特に片方の老人はかなりの高齢で、80代も後半、もはや90代近くに見れた。 しかし、この高齢にもかかわらず、老人は質問者のエネルギーに答える

                                                                『浸透戦術』という幻|hajimemasite
                                                              • 【地政学編 ポーランド】~国家の消滅を何度も経験した悲劇の国。現代は中東欧における地域大国へと躍進!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ

                                                                皆さんこんにちわです。 クラッド(@kura_x_tudo)です。 いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。 今回はポーランド共和国という国家を地政学の視点からお話したいと思います。 ポーランド共和国の概要 ポーランド共和国の概要 ポーランド共和国(以下:ポーランド)は東ヨーロッパ北部に位置しており、首都である ワルシャワは北緯52度と高緯度に位置(日本近隣で言えばカムチャッカ半島先端)している。 高緯度の国ではあるが、冬の寒さはそこまで厳しいわけではなく、夏は気温が30度を超える が、湿度が低いため比較的過ごしやすい気候となっており、日本と同様に四季が存在。 ポーランドという国名はポーレ(平原・農牧地)が由来であり、それにランド(土地・国) を付け成立。国名の由来の通り、国土面積の9割が標高300mとされ、広大な平地が広がる国として知られている。(平原の

                                                                  【地政学編 ポーランド】~国家の消滅を何度も経験した悲劇の国。現代は中東欧における地域大国へと躍進!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ
                                                                • 『戦車将軍グデーリアン「電撃戦」を演出した男』とても面白かった。 - Everything you've ever Dreamed

                                                                  『独ソ戦』著者最新作『戦車将軍グデーリアン「電撃戦」を演出した男』読了。ドイツ国防軍ハインツ・グデーリアン上級大将を主役に据えた評伝である。読み物として純粋に面白かった。これは、凄惨な記述の続く「独ソ戦」に比べて、わかりやすい1人の将軍の栄枯盛衰の物語ということもあるが、何より著者の腐心の結果だろう。 戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男 (角川新書) 作者:大木 毅 発売日: 2020/03/07 メディア: 新書 第二次大戦時のドイツ国防軍の将軍で知名度でいうと、ロンメル元帥がダントツ、次にマンシュタイン元帥、グデーリアンはその次あたりになるだろう(ちなみに僕のお気に入りはゴットハルト・ハインリツィ上級大将)。多少、第二次大戦に詳しい方なら、グデーリアンといえばドイツ陸軍装甲師団の生みの親、電撃戦成功の立役者、戦術家としては有能だが戦略家としては疑問符がつく、というイメージを持

                                                                    『戦車将軍グデーリアン「電撃戦」を演出した男』とても面白かった。 - Everything you've ever Dreamed
                                                                  • 電撃戦もくろんだプーチン氏の誤算 「内部告発」に描かれた内幕 | 毎日新聞

                                                                    ロシアがウクライナに侵攻して2週間が経過した。戦闘は続き、泥沼化の様相を見せている。短期決戦を期していたはずのプーチン露大統領は、どこでつまずいたのか。【杉尾直哉、ワシントン鈴木一生】 「士気や戦闘能力が低い」部隊も 「我が軍は全ての任務をこなす。それを疑ったことは一秒たりともない」 露大統領府によると、プーチン大統領は5日、航空各社の女性搭乗員を集めた会議に出席し、そう断言した。参加者からウクライナで展開する「特別軍事作戦」を尋ねられ、「全て予定通り、参謀本部の計画通り」と答えた。 確かに侵攻開始前は、戦力で勝るロシア軍がウクライナ軍を短期間で圧倒するという見方が強かった。だが、米中央情報局(CIA)トップのバーンズ長官は「大部分の作戦は効果的でなかった」とみる。8日、米下院の公聴会で証言し、「(首都)キエフを2日以内に制圧する想定だったが、2週間たっても包囲できていない。今、プーチン氏

                                                                      電撃戦もくろんだプーチン氏の誤算 「内部告発」に描かれた内幕 | 毎日新聞
                                                                    • 「中途半端な妥協はしない」 ウクライナの元参謀本部将校が語るこれまでの戦いと今後

                                                                      ロシア軍は4月22日、ウクライナでの「特別軍事作戦」が第二段階に入ったことを明らかにした。第二段階は東部ドンバス地方と南部を完全制圧することを目標にしている。 こうした状況を受けて、ウクライナ軍の実質的なスポークスマン役を務めるオレグ・ジダーノフ(56)が、ウクライナが善戦している要因、ブチャで起きた惨劇の背景、さらには今後の見通しなどについて語った。ジダーノフは1990年代後半にウクライナ国防アカデミーで教鞭をとり、その後、ウクライナ軍参謀本部に勤務した退役軍人で、ミサイル、砲撃の専門家だ。ウクライナの独立系ウェブTV番組『ヴゴスチャフ・ウ・ゴルドナ』(4月22日)でのインタビューの概要を筆者がまとめた。このインタビュー、YouTubeでは3日間で178万ビューを記録している。 ◆ロシア軍がウクライナ国境に兵力を集中した時、この侵攻は回避できると思ったか? わたし自身はロシア軍の侵攻は回

                                                                        「中途半端な妥協はしない」 ウクライナの元参謀本部将校が語るこれまでの戦いと今後
                                                                      • 豊富な戦闘機を持ちながらウクライナに大量出撃できない「ロシア空軍の現状」 1000機以上ある戦闘機のうち、ウクライナに投入できるのは100機レベルのワケ | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                        ウクライナ侵略戦争でロシアは、「航空優勢(制空権)」の確保を甘く見ていた。「緒戦に戦闘機・攻撃機を多数繰り出し、空を押さえる」というのが現代戦の常識。大手メディアや著名な軍事評論家は、 「地上部隊の電撃戦でウクライナ全土を数週間で制圧できると確信し、空軍が出るほどでもないと甘く見ていた」 「その後ウクライナ軍はNATOから高性能なSAM(地対空ミサイル)を大量に受け取り、ハリネズミのように守りを固めたため、今さら出撃しても餌食になるだけと、ロシア空軍はむしろ冷静なのではないか」 といった見立てを披露する。大筋は全くその通りだが、これ以外にもあまり話題に上らない“不都合な真実”がいくつかあると見る専門家も少なくない。特に注目すべきは、「戦闘機の出撃可能率(可動率)」「周辺国との軍事バランス」「バックドアの脅威」の3点である。 イギリスのシンクタンク、国防戦略研究所が毎年まとめている『ミリタリ

                                                                          豊富な戦闘機を持ちながらウクライナに大量出撃できない「ロシア空軍の現状」 1000機以上ある戦闘機のうち、ウクライナに投入できるのは100機レベルのワケ | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                        • 「ロシア人よ、地獄へようこそ」ウクライナ市民のレジスタンスが始まった|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

                                                                          <ロシアの侵攻を受けて、反撃を決意する市民たちの希望と勇気は燃え続けることができるのか? ウクライナ第2の都市ハリコフの今を現場からレポート> ジーンズにジャケットを羽織った地元の男たちが、ウクライナ東部の都市ハリコフの街角で車からカラシニコフ銃と弾薬の木箱を降ろしていた。2月24日にロシアがウクライナへ侵攻を開始してから数時間。抵抗は既に始まっていた。 「怖くないとは言わないが、私たちの運命だ」と、機械工の男(安全上の理由から匿名)が言った。「ロシア人が待ち遠しいよ、地獄へようこそ」。また「私たちは戦闘に志願している」と、黒いスニーカーにスエットパンツの男が言う。「ウクライナのためなら死んでも構わない」 2014年と15年にドンバス地方でウクライナ軍と共に戦ったことがあるという数人の男は、私たちの話が終わるのを待って、武器を近くの建物に隠しに行った。 ウクライナ全土の複数の戦線でロシアが

                                                                            「ロシア人よ、地獄へようこそ」ウクライナ市民のレジスタンスが始まった|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
                                                                          • ウクライナ情勢、今後の戦闘で戦車が決め手となる理由

                                                                            ドイツがウクライナへの供与を発表した主力戦車「レオパルト2」/Patrick Stollarz/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナでの戦争に突入した1年前、一般的な通念では戦車はもはや時代遅れということになっていた。ドローン(無人機)や自動追尾機能のあるミサイルには太刀打ちできないというのがその理由だ。 この考えは明らかに間違っている。かなり明確になりつつあることだが、ウクライナのような戦場において、装甲車両による優越性は形勢を逆転させ得る。それも劇的に。 数週間にわたる緊迫した熟慮を経て、ドイツは25日、主力戦車「レオパルト2」をウクライナに供与すると発表した。米国もまた、自前の主力戦車「M1エイブラムス」を供与するとしている。他の欧州諸国も後に続く構えだ。 しかし西側は、これら最新世代の戦車の配備を急ぐ必要がある。この瞬間にも、時計の針は音を立てて進んでいく。 「

                                                                              ウクライナ情勢、今後の戦闘で戦車が決め手となる理由
                                                                            • ウクライナの善戦を支える「ドローン」がロシア軍を次々と撃破する理由とは | 文春オンライン

                                                                              ロシア・ウクライナ戦争では、軍用・民生用のドローンが活躍し、大きな戦果を出している。トルコ製やウクライナ国産の武装ドローンがロシア軍を次々と撃破しているほか、民生用ドローンが偵察や砲兵観測を担い、果ては宣伝戦まで行っている。 開戦前には低評価だった いまウクライナ軍によるロシア軍の兵站破壊でひときわ活躍している武装ドローンTB2。 この機体は「トルコドリーム」の象徴だ。2005年、MIT修士課程の学生で自動車部品の下請け工場の2代目でしかなかったバイラクタル青年は、トルコ政府に対してドローン技術がゲームチェンジャーだと力説し、多額の投資を引き出すことに成功した。 そのトルコ政府が全面バックアップするバイカル社が生み出したベストセラー兵器が、2014年に初飛行した武装ドローンTB2だ。TB2は、地上の管制車両から操縦して最大27時間も飛行でき、武装は4発の対地ミサイルや精密誘導爆弾を持つ機体

                                                                                ウクライナの善戦を支える「ドローン」がロシア軍を次々と撃破する理由とは | 文春オンライン
                                                                              • あなたが劇場版ハイスクール・フリートを今すぐ観るべき10の理由 - 航海日記(仮)

                                                                                皆さんお久しぶりです。みるくここあです。 いつもツイッターをご覧になっている方はありがとうございます。 そんなはいふりと刀使ノ巫女の話ばかりしてる垢はこちらです。フォローよろしくお願いします。 twitter.com さて1月18日に全国公開となった劇場版ハイスクール・フリート、皆さんは観に行きましたよね?えっ!?観に行ってない?どうして…そんな方も1時間後には気付くと映画館に行くと信じてブログを書いていきます。すでに観に行った方は今すぐ映画館に向かって下さい。 私は1月12日に横須賀の三笠記念艦で開催された完成記念試写会にも行き、劇場版ハイスクール・フリートが公開されてから5回映画館へと足を運び計6回観たんですが、今も映画館に行きたい衝動と戦っています。全人類劇場版ハイスクール・フリートを観ろ… 1.新キャラが可愛い。 艦隊バトルの際にも思いましたが新キャラの子達によってはいふりの世界が

                                                                                  あなたが劇場版ハイスクール・フリートを今すぐ観るべき10の理由 - 航海日記(仮)
                                                                                • Digital Transformation(DX)をやろう。 - KAKKA is not 閣下

                                                                                  お久しぶりです、DrivemodeのKAKKA(@KAKKA_Blog)です。 CTOA Advent Calendar10日目のバトンを受け取りましたので書かせていただきます。 ソフトウェアエンジニアとしてシリコンバレースタートアップやメガベンチャー、日系大企業など多様な組織で働き、その中でもっとエンジニアリングを効果的にしようと色んな仕事に手を出していたらもはやコードを書く機会がほとんどなくなってきました。そのシリコンバレースタートアップが某自動車メーカーにExitした流れで、現在はDXをリードするお仕事が多くなってきてます。 今回はDXってなに?なんでやるの?どうやるの?みたいな超レッドオーシャン的な記事を改めて自分用に書いてみようと思いました。よって本記事は筆者自身がDXに真剣に向き合うにあたって、過去の知識や経験をもとに日々考えていることを整理しながらアウトプットしているため、リ

                                                                                    Digital Transformation(DX)をやろう。 - KAKKA is not 閣下