三体X 観想之宙 作者:宝樹早川書房Amazonこの『三体X』は、劉慈欣による中国SF最大の話題作である《三体》三部作の、宝樹による公式外伝(スピンオフ)である。公式外伝といっても種類はたくさんあるが、本作が描き出すのは基本的には『三体』の第三部で起こっていたことの裏側になる。 三体の第三部はそれまでの第二部とは異なって極めてスケールが大きくなったこともあって、小さなことは置いてけぼりに物語が進行していった。本作(『三体X』)はそのあたりの拾われなかったSF設定を広げたり、キャラクタ間のありえたかもしれないやりとりを補完したりといった、二次創作的な色の強い作品となっている*1。扱い的にも正史の中に組み込まれているわけではなく、あくまでもパラレルワールドだ。 《三体》三部作は楽しんだけど二次創作はええかな〜という人もいるだろうし、僕も読み始める前はその気持ちがあったが、読み終えてみればそうも
「これ当たるんよ」「次はいつ?」山口県のキーマンに訊く、衛星データで品質向上を実現した小麦農家の生の声と展望 2年前に宙畑が取材をした山口県の小麦の生育に衛星データを利用するという事例は今どこまで進んでいるのか。その後と農家さんのリアルな声を知ることができました。 日本の農業従事者のうち65歳以上は全体の70%を占めており、高齢化に伴う引退により農業従事者が減少しています。そのため、少ない農業従事者で多くの農地を管理するために、技術を活用して省人化を進める必要があります。 そのようななかで、山口県は農業における省力化の取り組みとして衛星データの活用が積極的に推進されており、様々な先進事例があります。そのひとつが、本記事のテーマ「小麦の品質向上」です。 この実証では、基準値を超える小麦の割合が令和4年産では25%だったところ、実証後の令和5年産では56%に倍増。その結果、農家の方からは「当た
液体は落下する直前に液滴をしたたらせる液体がこぼれる時は液滴がまず最初に現れる/Credit:depositphotos今回の研究は、誰もがみたことがある原理を元にしています。 液体の入ったガラス容器をひっくり返すと、当然ながら液体は重力に従って下に落ちます。 しかしながら、液体は固体のように全てがまとまって落ちるわけではありません。 よくみると落下する直前に、最下層部分に小さな液滴が形成され、続いて残りの部分の崩落が起こります。 この現象は粘度の高いハチミツを使えば確認することができるでしょう。 ハチミツの入ったボトルをひっくり返すと、やはり最初に真ん中あたりからドロ~と液滴の形成が起こり、その後に全体の崩壊が起こります。 そこで、パリ市立工業物理化学高等専門大学のエマニュエル・フォート氏は、この最初の液滴形成を阻害したら、いったいどうなるのだろうか…と考えました。 というのも、落下の最
法律の専門家のアドバイスが正式に入る前の段階で、わたし個人の立場から見た経緯をまとめておきます。弁護士の方との打ち合わせの直前に急いで書き残しているので、多少乱文なのはご容赦下さい。 ①有名人についての悪質な憶測・デマを拡散するアカウント及びそのフォロワーについての批判的な私見をまとめたポストを私が個人のXアカウントで投稿しました。 ②日刊スポーツがそれを全文丸写ししただけのコタツ記事にし、Yahoo!ニュースにも煽情的なタイトルで転載したため、拡散されました。この時点での問題は以下です。 ・私がXアカウントのプロフィールに投稿の無断転載は禁止すること、及び無断転載を見つけた場合には転載料を請求する旨の但し書きをしていたのに無視してコタツ記事にしたこと。 ・私の複数の投稿をただコピペしただけの、取材も批評性もない記事であること。独自の価値が付加されていない、ただの転載と拡散であるため、「引
さまざまなデータを地理空間情報として重畳する上で有用なPythonのライブラリであるGeoPandas。前編ではGeoPandasを用いたデータの描画方法など基礎的な扱い方を紹介し、後編では衛星データと組み合わせて解析結果を可視化する方法を紹介します。 Pythonで地理空間情報を行う場合、GeoPandasの使い方を覚えておくととても便利です。 例えば、都道府県別の気象データを持っていたとします。そのテーブルデータ(csv)には地理情報と言えば、都道府県の名称くらいしかありません。このような場合、これを日本地図の上に重畳して可視化することはできません。 しかし、このデータに地図上に描画できる情報を与えることさえできれば、好きなデータを地図の上に重ねることができます。このようなことをしたい場合に、GeoPandasの使い方を知っておけば助けになります。 今回は、簡単な例を通じて、GeoPa
ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた宙に浮かぶ「はてなマーク」。その正体は?2023.08.03 21:0029,799 George Dvorsky - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 宇宙の疑問は増すばかり。 先週リリースされた、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)によるハービッグ・ハロー天体「HH 46/47」の高解像度近赤外線画像。何とその遠景には、「疑問符に見える天体」が小さく写り込んでいました。 はてなマークに見える謎の天体NASAが欧州宇宙機関(ESA)やカナダ宇宙庁(CSA)と共に運用するJWSTが捉えたHH 46/47は、星形成領域に見られる若い星雲状の天体で、地球から1470光年離れています。 鮮やかに輝く光景ですが、Space.comは別の点に注目。画像を十分に拡大すると、中央下側にはてなマークによく似た形の天体が見えるのです。 Image: NASA,
官房長官時代の菅義偉氏と和泉洋人首相補佐官(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が東京、大阪、兵庫、京都で5月31日まで延長され、12日から愛知、福岡にも新たに宣言が発出される。 【現場ルポ】48億円の血税がパーになった幻の「コロナ療養施設」はこちら 全国で5月8日時点で確認された感染者は7043人に上り、北海道、群馬、新潟、石川、愛知、滋賀、岡山、香川、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分の13道県では一日あたりの感染者が過去最多となった。 東京や大阪では連日、新規感染者が1000人を超え、病床の逼迫、医療崩壊が問題となっている。 そんな中、菅義偉首相の側近である和泉洋人首相補佐官が「肝いり」で用意したコロナ療養施設が宙に浮き、計48億円もの血税がパーになったことがAERAdot.の調べでわかった。 コロナ療養施設は東京都内の4か所にあった警察用宿
活用されず、放置されたままの旧明石市立図書館=兵庫県明石市の県立明石公園で2023年8月31日午後3時9分、入江直樹撮影 兵庫県立明石公園(明石市)内にある旧市立図書館が約3年半、活用されないまま空き施設となっている。公園を運営する県は都市公園法に基づき、2023年3月末までの土地の原状回復と返還を市に求めているが果たされず「不法占拠」状態が続いている。解体費約8億円がネックとされるが、維持管理のため年間約300万円が投入されている。 「もう何年もこのまま。草も生え放題で気味悪い。市はどうするつもりやろ」。園内を散歩していた高齢男性はこう語った。入り口には「立入禁止」と書かれたバリケードが置かれ、足を踏み入れることができない。雑草はあちこちで伸び放題になっている。2年前にはミイラ化した遺体も屋上で見つかった。明石署によると身元は県内の男性で、事件性はないとみられる。死後数カ月経過していた。
Published 2022/06/27 22:57 (JST) Updated 2022/06/27 23:52 (JST) 「マジンガーZ」「秘密戦隊ゴレンジャー」などアニメや特撮番組の主題歌を数多く手がけた作曲家の渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい、本名=みちあき)さんが23日午前4時、老衰による心不全のため東京都渋谷区の病院で死去した。96歳。名古屋市出身。葬儀は関係者で行った。喪主は長男で作曲家の俊幸(としゆき)さん。 1953年に中部日本放送のラジオドラマ「アトムボーイ」の音楽でデビュー後、多数の映画、テレビドラマで作曲を担当。72年に「人造人間キカイダー」と「マジンガーZ」の音楽を担って以降、特撮番組やアニメ作品を中心に活躍した。
XXCLUB・大島育宙さんが2024年1月9日放送の文化放送『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』の中で週刊文春による松本人志さんの報道についてトーク。報道が出た後、松本人志さんのSNS発信から透けて見えたきたものについて話していました。 (西川あやの)そして火曜クリエイティブ、今日のピックアップニュースはこちらです。「松本人志さん、活動休止。性的行為強要報道で、裁判に注力」。毎日新聞の記事からです。吉本興業は昨日、所属するお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志さんが当面の間、芸能活動を休止すると発表しました。松本さんは去年12月の週刊文春で女性との性的行為を巡る記事が掲載されており、これに対して本人から「記事に関する裁判に注力したい」との申し入れ申し入れがあったと説明しています。吉本興業によると「松本さんは裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまう
カバは「飛ぶ」ことができるようだ。これはロンドン大学王立獣医学校の研究者らが得た結論で、カバが陸上で全速力で移動する際、4本の足すべてが空中に浮いてる瞬間があることを発見された。 カバ(Hippopotamus amphibius)はサハラ以南のアフリカに生息する大型の水陸生哺乳類だ。カバには2つの種があり、もう1つはコビトカバだ。カバは最大級の陸生哺乳動物でありオスの平均体重は1500kg、メスは平均1300kgに達する。このような巨大な動物であるにも関わらず、カバは驚くほど速く走り、その速度は最大時速30kmに達する(平均的人間が走る速さは約13km/時、ウサイン・ボルトでさえ瞬間的に44.7 km/時で走れるだけだ)。 カバはどのようにして、そんなに速く走れるのだろうか? 過去の研究では、カバは標準的な四足歩行を行い、左後肢、左前肢、右後肢、右前肢の順に接地するゾウと似た方法で進むと
「あの人が宙組を変えた、いや、壊したんです……」 悲痛な声でそう語るのは、ある宝塚関係者だ。宙組の娘役だったAさんが転落死したことを機に、宝塚歌劇団の“いじめ・パワハラ”体質が明らかになりつつある。 【写真】「誰もが怯えていた」宙組のいじめ体質を作った元トップスター 発端は、9月30日に転落死した現役タカラジェンヌだったAさん。彼女は上級生からのいじめや、寝る時間がないほどの過重労働が原因で、自宅マンションから飛び降りたと報じられている。 その後、宙組公演は中止となり、宝塚の理事長らが11月14日に会見を開いた。 「過重労働は認めたものの、パワハラやいじめは全面否定。遺族側が再検証を求めたことについて、新理事長の村上浩爾氏は“証拠となるものをお見せいただくよう提案したい”と開き直りました。会見後、むしろ宝塚への批判は高まっています」(スポーツ紙記者、以下同) 幹部の不誠実な態度には、タカラ
「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。そうした悩みの根本を読書と労働の歴史から解き明かし、発売1週間で10万部を突破した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆 著)。 その刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活動しながら、ドラマや映画などのコンテンツを紹介している大島育宙氏と、著者の三宅氏が対談。エンタメ業界に身を置く大島氏から見た「働いていると本が読めない」社会の実態とは? 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 忙しすぎて本が読めない現代人 三宅 この書籍の元になる連載がはじまったとき、大島さんがラジオでいち早く紹介してくださって、とても嬉しかったんです。実は私、大島さんとほぼ同い年で、勝手に親近感を持っています(笑)それもあって、今日このように対談させてい
中国の人型ロボ、バク宙にするたび成功に震える2024.03.23 11:0080,615 岡本玄介 ロボット(機械人形)だけに器械体操ってね。 ここ数年は2足歩行をするヒューマノイド開発が流行しており、各社が運動性能の良さや器用さ、AIを使った賢さなど独自の路線で新作が生まれています。 さすが雑技団の国ボストン・ダイナミクスの「Spot」にソックリな、4足歩行の犬型ロボを作っていた中国Unitree社もそのひとつ。 人型ロボ「Unitree H1」は身軽さと運動能力に特化しているようで、器械体操の後方宙返りが出来るようになりました。 Video: Unitree Robotics/YouTube妙な違和感クルっと回って着地するのはスゴい性能ですが、何かおかしくないですか? そう、人間みたいに膝を抱えていないんです。下半身をピンと伸ばした「スワン宙」でもなく、足の裏が背中にくっつくくらい脱力
大島育宙さんが2024年1月30日放送の文化放送『西川あやの おいでよ!クリエイティ部』の中でドラマ『セクシー田中さん』の原作漫画の作者・芦原妃名子さんの訃報についてトーク。さらにテレビ各局のドラマ枠の増殖と漫画原作ドラマが粗製乱造されている現在の状況についても話していました。 (西川あやの)そして火曜クリエイティ部、今日のピックアップニュースはこちらです。「『セクシー田中さん』原作者・芦原妃名子さんが死去」。小学館姉系プチコミックで連載中の『セクシー田中さん』などで知られる漫画家・芦原妃名子さん(50)が昨日、1月29日に亡くなっているのが見つかりました。現場の状況から自殺を図ったとみられるということです。捜査関係者によりますと、芦原さんの知人らが28日、『連絡が取れなくなった』と警視庁に行方不明届を提出。行方を捜していました。芦原さんは1994年、『その話おことわりします』でデビューさ
地理空間情報を扱う上で知っておきたいPythonライブラリ、GeoPandas入門~応用編・衛星データと組み合わせ~ 地理空間情報を解析する上で有用なPythonライブラリGeoPandas。後編では、衛星データとシェープファイルを組み合わせて解析することで、テーブルデータを作成することにチャレンジします。筆ポリゴンを任意の大きさのベクターデータで切り取り、切り取ったデータを用いて、衛星データをその範囲で取得し、NDVIの推移を求めます。 前編ではシェープファイルのような地図に重ねることのできる幾何的な情報を含んだデータと、単なるテーブルデータ(ただし、そのシェープファイルと同様のデータを含む場合。例えば都道府県の名称)を重ねて、作成したデータを描画するということを学びました。 後編となる本記事では、シェープファイルと同様に幾何的なデータを含みつつ、ラスターデータとして扱われているもの(代
9名のKagglerの方にアンケートにご協力いただき、2020年に面白かったコンペと論文を教えていただきましたのでその結果を紹介します。 2020年も数多くのデータ解析コンペが開催され、興味深い論文が多く発表されました。 昨年公開した「Kaggle上位ランカーの5人に聞いた、2019年面白かったコンペ12選と論文7選」は現時点で20,000人を超える方にご覧いただき、Kaggleを始めとするデータ解析コンペへの関心が非常に高まっていると感じました。 そして本年も9名のKagglerの方にアンケートにご協力いただき、2020年に面白かったコンペと論文を教えていただきましたのでその結果を紹介します。 (1)回答いただいたKaggler9名のご紹介 まずは今回のアンケートに回答いただいたのは以下9名のKagglerの方です。 aryyyyyさま(@aryyyyy221) カレーちゃんさま(@cu
「マジンガーZ」や「秘密戦隊ゴレンジャー」など、アニメや特撮作品の音楽を数多く手がけたことで知られる作曲家の渡辺宙明さんが今月23日、老衰のため東京都内の病院で亡くなりました。96歳でした。 渡辺さんは愛知県出身で、東京大学に在学中に作曲家を志し、国際的な作曲家として知られる團伊玖磨や諸井三郎のもとで作曲を学び、地元の名古屋市でラジオドラマの音楽を手がけ、作曲家としてデビューします。 その後、活動の拠点を東京に移して、映画音楽を手がけるようになり、1970年代以降は「マジンガーZ」や「秘密戦隊ゴレンジャー」など、アニメや特撮作品の音楽を数多く担当し、渡辺さんが織り成す独特のメロディーは「宙明節」と呼ばれ、国内外で高く評価されました。 90歳を超えてもなお作曲家として活躍を続け、渡辺さんが生み出した楽曲は世代を超えて多くの人たちに親しまれています。 関係者によりますと、渡辺さんは近年も仕事を
それどころか、以前、〈1人生まれても2人が死ぬ」が50年続く…ついに始まった「日本人の大量死」の行き着く先とは〉という記事でもお伝えしている通り、日本は2022年を起点とした「多死時代」へ突入します。今後50年間は年間死亡数150万人以上の時代が続きます。 いつも「少子化」の問題が取りざたされますが、日本の人口減少は「少子化」というよりもこの「多死化」によって促進されます。人間は不老不死ではないので、人口転換メカニズム上、高齢化の先には必ずこの「多死化」が訪れるからです。 結婚できないと早死にする男性 ところで、以前、2022年2月の記事〈「一人だと短命になる男、一人だと長生きする女」年金すら受け取れない独身男性の虚しい人生)において、配偶関係別の死亡中央値を比較し、未婚男性だけが唯一60歳台と早死にする傾向がある事実をお伝えしました。 「いのち短かし 恋せよおとめ」(「ゴンドラの唄」19
非宇宙業界から宇宙業界に転職をした人に焦点を当てたインタビュー連載「Why Space」、7人目のインタビュイーはクックパッドでソフトウェアエンジニアとしてキャリアを積み、アークエッジ・スペースに転職。人工衛星の管制システムや人工衛星に搭載するOBC(オンボードコンピュータ.衛星搭載の小型コンピュータ)の設計・開発などを行い、現在はリモートセンシング事業部で活躍する小林秀和さんです。 非宇宙業界から宇宙業界に転職をした人に焦点を当てたインタビュー連載「Why Space~なぜあなたは宇宙業界へ?なぜ宇宙業界はこうなってる?~」に登場いただく7人目は、クックパッドでソフトウェアエンジニアとしてキャリアを積み、アークエッジ・スペースに転職。人工衛星の管制システムや人工衛星に搭載するOBC(オンボードコンピュータ.衛星搭載の小型コンピュータ)の設計・開発などを行い、現在はリモートセンシング事業部
7名のKagglerの方にアンケートにご協力いただき、2021年に面白かったコンペと論文を教えていただきましたのでその結果を紹介します。 2022年8月31日以降、Tellus OSでのデータの閲覧方法など使い方が一部変更になっております。新しいTellus OSの基本操作は以下のリンクをご参照ください。 https://www.tellusxdp.com/ja/howtouse/tellus_os/start_tellus_os.html 2021年も数多くのデータ解析コンペが開催され、興味深い論文が多く発表されました。 毎年Kaggle等のデータサイエンスコンペティションに取り組んでおられる人達にアンケートを実施し、その年の記事をまとめてきました。 そして本年も7名のKagglerの方にアンケートにご協力いただき、2021年に面白かったコンペと論文を教えていただきましたのでその結果を紹
パナソニックが2023年2月を以て、録画用Blu-rayディスク全品番の生産を完了すると発表した。後継商品はないというから、完全撤退ということである。 ECサイトを見ても、すでに1月からパナソニック製のBlu-rayディスクは欠品が多くなっていたが、在庫があるところはこの発表を受けて価格を吊り上げるなど、混乱が広がっている。 録画用Blu-rayディスクの用途は、ほぼテレビ放送を録画・長期保存するためと言っていい。だが10年前とは違い、今となってはテレビ放送の見方も多様化している。見逃し配信はネットで行なわれ、YouTubeはすでにテレビ放送と同じぐらいの時間を費やして見るものとなり、スポーツはネットサービスのほうが網羅性が高い。こうなっては、放送を録画すると言ってもせいぜいテレビの録画機能を使ってHDDに録るか、録画機能がなければレコーダーで録るか、という格好だろう。 筆者の住むマンショ
空撮用やおもちゃなど、身近な場面でも見るようになった「ドローン」。そんなドローンの、ある飛行映像が「神々しい」と話題になっている。 それがこちら。 「おきあがりドローン仏できました」とのコメントと共に投稿された動画に映るのは、ドローンの上で起き上がる仏像の姿。そして、仏像を乗せたドローンはそのまま上昇し、空中で別の仏像と合流して一緒に浮遊しているのだ。撮影場所は寺の本堂と思われ、その背景も相まって、不思議な雰囲気を感じさせてくれる。 提供:三浦耀山さん この記事の画像(13枚) 提供:三浦耀山さん 動画を投稿したのは、伝統的技法で仏像を彫ったり、古い仏像を修復している仏師の三浦耀山(@biwazo)さん。 この仏像が浮遊する動画はTwitterで話題となり、投稿には「この発想はなかった」「神々しくて感激しました」などとさまざまなコメントが集まり、3万5000いいねが付いている。(6月15日
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』が小学館漫画賞一般向け部門を受賞しました。講談社の青年誌作品として受賞するのはなんと10年ぶり。奇しくもその2010年に受賞したのは現在もモーニングで連載中の『宇宙兄弟』だったこともあり、「小山×泰」で対談をさせていただきました。漫画賞、お互いの作品、プライベートに至るまで、自由に語りあってもらいました! (聞き手 ハコヅメ担当編集T渕) 泰氏 泰三子です。よろしくお願いします。 小山氏 小山宙哉です。よろしくお願いいたします。 小山氏 泰さん小学館漫画賞受賞おめでとうございます。 泰氏 ありがとうございます。小山さんと対談させていただけるなんて光栄です。 小学館漫画賞一般向け部門を受賞した小山氏と泰氏の共通点 ――ひとつ目の共通点ですが、お二人とも連載開始から4年で受賞されているんですよね。 小山氏 そうなんですね。 ――その後『宇宙兄弟』は講談社漫画賞も受
ソーセージを中に浮かせた状態で火を通すジェット噴射マシンが、全く実用性を感じさせないながらもどこかロマンがただよっています。 実用性はないのになんだかすごい 風の噴射で浮遊するソーセージ おかしな発明を披露するYouTubeチャンネル「NightHawkInLight」が投稿した動画。浮かんだ状態のソーセージに全方位から過熱して調理する仕組みを作ります。空気をジェット噴射でソーセージに吹きかけ続けることで「コアンダ効果」が発生し、糸などを使うことなくソーセージが浮遊します。原理を知らずに見るとまるで超能力でソーセージが浮かんでいるように見える不思議な光景です。 ちなみにコアンダ効果は噴流が壁に沿って接触を保つ現象のことで、まるでコップの水を注ぐときに底面へつたってこぼしてしまうときのように、噴流が壁に沿って流れます。飛行機はコアンダ効果を応用して空を走っています。 ピンポン玉もふわふわ浮か
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く