ウィルコムの京セラ製「WX300K」は、日本初の“ケータイフルブラウザ”搭載で人気となり、“京ぽん”の愛称で親しまれた「AH-K3001V」の後継機種となる。AH-K3001Vと同様にシンプルな薄型デザインで、フルブラウザ「Opera」を搭載、操作性も全く同じと言っていいだろう。 ただし同製品では、AH-K3001Vで不評だった動作速度やカメラの画質などが改善されており、まさにマニアの間で称される“京ぽん改”いった仕上がりだ。端末価格も1万円台前半(機種変更)と低価格に抑え、多機能な携帯電話との2台持ち“ダブルホルダー”にも適したエントリーモデルとなっている。そんなスマートフルブラウザケータイ「WX300K」について見ていこう。 形状は折りたたみ型を採用し、最近では珍しい伸びるアンテナを搭載している。このあたりは、ウィルコムが出力が低い“PHS”であることが影響していると思われる。全体的な