2018年10月28日 6時10分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと ひきこもり当事者を取材してきたジャーナリスト池上正樹氏に話を聞いている 40歳以上の「ひきこもり中年」は公的支援の対象から外され続けているという 支援のゴールを「就労」に置いていることが理由の一つとしている 『ルポ 未満 レールから外れた人たち』を上梓した池上正樹氏 ジャーナリストの池上正樹氏が上梓した『ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち』(集英社新書)。ここに登場するひきこもり当事者たちの数々の肉声は、その暗く閉ざされた世界への入り口が、現代社会の至る所に潜んでいるという現実を教えてくれる。 大企業という"安全地帯"にいる人でさえ、「ひきこもり問題は他人事ではない」。これが約20年にわたって社会的孤立者を取材し続けてきた著者の実感だ。そして、一度そこに堕ちてしまえば、セーフティネットの外側にある