米Novellで政府や自治体へのLinux導入を担当しているSolutions Creation Management Principal Strategist Lawrence Rosenshein氏が,イベント「自治体Linux最前線」での講演のため来日した。同氏は,欧米の多くの政府や自治体でLinuxの導入が進んでいると語る。同氏に,政府や自治体の事例の詳細や,Novell社内でのLinux移行プロジェクトから得られたノウハウについて聞いた。 ――米国政府や自治体でLinuxの採用は広がっているのですか。 広がっています。政府や自治体はコスト,そしてセキュリティを目的としてオープンソース・ソフトウエアを採用してきています。 最近のニュースは,米国国立衛生研究所(NIIH)が米Novellと包括的なライセンス契約を結んだことです。NIIHではSUSE LINUXをサーバー,クライ