セブン&アイ・ホールディングスとビットワレットは6月9日、全国のセブン-イレブン1万2323店舗(5月現在)で電子マネー「Edy」を導入すると発表した。10月以降、セブン-イレブン店頭でEdyによる支払いとチャージ(入金)が可能になる。 セブン&アイ・ホールディングスでは、同社系列のセブン-イレブン、デニーズ、イトーヨーカドー(食品売り場など)で利用できる独自電子マネー「nanaco」を運営している※。セブン-イレブンではnanacoのほか、JCBなどが中心となって進めているFeliCaクレジット決済「QUICPay」を導入しており、Edyはセブン-イレブンで利用できる3番目のFeliCa決済方式ということになる。 ※nanacoの累計発行数は、カードとおサイフケータイを合わせて約777万件。nanaco加盟店はセブン&アイグループ内店舗が1万3054店、グループ外店舗が1万419店(4月
この記事は日経トレンディ3月号(2月4日発売)特集「クレジットカード 最強のメイン&最強のサブ」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものになります。 「発表したときは『なぜWAONなのか』という消費者の問い合わせが相次いだ」と言うのは、牛丼チェーン店の吉野家。同社は2009年5月からイオンの電子マネーWAONを導入し、2010年度中に全店へ広げる予定だ。 ファストフード店は電子マネーの本格導入が遅れていたが、マクドナルドがiDとEdyの導入で先行。吉野家の全店導入はそれに次ぐ動きだ。だが男性客が多い吉野家と、郊外のショッピングセンターで主婦が利用するWAONの組み合わせは、かなり意外だ。 しかし、同社は「吉野家は家族連れも利用する郊外店舗の比率が、実はかなり高い。女性が弁当をまとめて買って帰ることも多い」と言う。都市部で普及するEdyやSuicaに比べて、地方や郊外など全国で
ICカード乗車券「PASMO(パスモ)」の利用エリアを拡大するかどうかを巡って、パスモ加盟各社の間で意見が割れている。 JR東日本の「Suica(スイカ)」は“全国規模”で利用できるが、パスモは基本的に首都圏でしか利用できないため、顧客拡大を狙えないとして、一部の大手私鉄がエリア拡大を希望。これに対し、地域経営型のバス会社などは「これ以上の追加費用は負担できない」と反対意見が強く、議論は平行線をたどったままだ。関係者からは「寄り合い所帯の弱点が出た」と嘆く声も聞こえてくる。 パスモは、首都圏の東急電鉄、小田急電鉄、東京メトロなど私鉄26社と、関東バス、神奈川中央交通などバス会社78社の計104社で作る「PASMO協議会」(東京都)が、2007年3月から発行。加盟各社の交通機関を1枚のカードで利用できる利便性が受け、昨年12月時点で約1105万枚が流通している。 パスモは、JR東が01年11
全日本空輸株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:山元峯生、以下 ANA)と、株式会社エーエム・ピーエム・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:相澤利彦、以下 am/pm)は、ビットワレット株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:眞鍋マリオ)と協力し、ANAマイレージクラブ会員(以下AMC会員)への新たなサービスと顧客満足の向上を図ることを目的として、AMC-Edy機能付カードで全国のam/pmで商品購入していただいたお客様に通常200円/1マイルが付与されるところ、2倍の200円/2マイルを付与する【Edy マイルプラス】サービスを2008年5月1日(木)より開始いたします。 “Edy”は、発行枚数3,900万枚・加盟店舗数74,000店を超える国内で最も普及している電子マネーです。am/pmは、この電子マネー“Edy”を業界に先駆けて2002年7月に全店導入し“Edy
JR東日本は2月14日、「モバイルSuicaに関するお知らせ」として、3月15日以降モバイルSuicaを利用する際の変更点を発表した。主な変更点は以下のとおりだ。 ビューカード以外のクレジットカードを登録して利用する場合、4月1日以降年会費1000円が必要に 私鉄や地下鉄との連絡定期券の発売範囲変更(3月15日以降) モバイルSuica特急券のサービススタート(3月15日以降) VIEWカードユーザー以外は、モバイルSuicaの年会費が必要に 最も大きな変更は、クレジットカードを利用してモバイルSuicaを利用している場合の年会費だ。モバイルSuicaは当初JR東日本が発行するクレジットカード「VIEWカード」のユーザーだけが利用できるサービスとしてスタートしたが、2006年10月以降、一般クレジットカードでモバイルSuicaが利用可能になっている(参照記事)。 現在は「初年度無料キャンペ
JR東日本とANAにおける包括提携の最初の取り組みとして、2008年2月18日(月)より、ANAマイレージクラブの「マイル」からJR東日本の「Suicaポイント」への「ポイント交換サービス」を開始します。 東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:清野 智、以下「JR東日本」)と、全日本空輸株式会社(代表取締役社長:山元 峯生、以下「ANA」)は、昨年12月に発表した包括提携の最初の取り組みとして、2008年2月18日(月)よりANAマイレージクラブの「マイル」からJR東日本の「Suicaポイント」への「ポイント交換サービス」を開始します。 さらに、ポイント交換サービス開始を記念して「もれなく10%レートアップキャンペーン」を実施します。 また、今後もJR東日本とANAは、旅行商品の販売提携や「ANA Suicaカード」(仮称)の発行など、利便性が高く価値あるサービスを提供してまいりますが、
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 飛行機に乗らないのにマイルをためることで旅行や買い物を楽しむ人、いわゆる陸(おか)マイラーに厳しい冬が訪れている。陸マイラーのお得な生活を支えてきたのが、クレジットカードや電子マネーを利用するたびに付与されるポイントだ。そのポイントに一気に見直し機運が高まっている。 チャージポイントも中止 1000円の買い物でたまった1ポイントを全日本空輸(ANA)の10マイルに換えることができたのに、それがわずか3マイルに──。2008年4月にポイント制度を大きく見直すのはクレジットカード大手の三井住友カードだ。 年間6300円のマイル移行手数料は無料になるが、マイルに対するポイントの価値が下がり、なかなか積み上がらなくなる。お得感は、大きく後退してしまう
令和6年能登半島地震へのお見舞い この度の石川県能登半島地方を震源とする大規模な地震により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
イオンやセブン&アイ・ホールディングスなどの流通各社は、自社以外の電子マネーでも決済できる共通端末の導入を進めている。ソニーグループやNTTドコモが出資しているビットワレットの「Edy(エディ)」やJR東日本の「スイカ」など、電子マネーが花盛り。しかし、電子マネーを取り扱う店舗はそれぞれの電子マネーに対応した端末を設置するのはスペース的にも困難だった。流通各社の共通端末は、主要な電子マネーの一部にしか対応できないものの、その分だけは利用者の利便性が向上することになる。(財川典男) 4月27日に電子マネー「ワオン」の発行・サービスを開始したイオンは、サービス開始と同時にワオン、スイカ、関東私鉄の「パスモ」、NTTドコモと三井住友カードの「iD」の4種類の電子マネーを読み取れる共通端末を導入した。来年にかけてワオンが利用できる店舗を拡大していくが、どの店舗も4種類を利用できる。 イオンの藤井正
ライブドアは5月8日、企業向けマーケティングリサーチサービス「BizMarketing サーベイ」が実施した“suica/PASMOの利用実態と利用意向についてのアンケート調査”の結果を公表した。 調査の結果、現在、suicaを所有している人は60.8%。うち、電車を週1回以上利用している人は全体の79.7%で、バスを利用している人は26.1%だった。 また、suicaとPASMOの相互利用サービスが開始された2007年3月18日以降に新たにsuica/PASMOを購入した人は、全体の22.2%。そのうちの31.6%が今までsuica/PASMOを所有したことがなく、今回初めて購入したという。 現在、suica/PASMO乗車券を所有している人のうち、相互利用サービス開始後に新たにsuicaを購入した人は2.8%。一方、PASMOを購入した人が28.1%だった。suicaからPASMOに乗
WAONカード イオンは、非接触型電子マネーサービス「WAON」(ワオン)を4月下旬から導入する。 「WAON」は、イオングループ各店などで導入される電子マネーサービス。現金をチャージした非接触ICカードで買い物の支払いが行なえる。4月下旬より、首都圏1都6県および新潟県の一部地域の約100店舗で導入され、2008年度中にも全国約23,000店のイオンのショッピングセンターに拡大する予定。 なお、当初は非接触ICカードのみで展開される。イオンでは、「将来的には携帯電話版も提供する予定」としており、おサイフケータイへの対応にも期待できる。携帯版の時期については未定としている。 イオングループでは、今年2月からJR東日本とNTTドコモが共同開発した非接触ICサービスの共通インフラ(共用リーダーライターおよび共通センター)を導入。各店舗で「Suica」と「iD」の導入を進めてきた。これに「WAO
イオンは4月3日、グループ店舗で利用できる独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を4月下旬より発行することを発表した。まずは首都圏ならびに新潟県の一部のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、カルフールなど、約100店舗で利用を開始する。 WAON対応カードは、プリペイド型の「WAONカード」、イオンカード保有者向けの「WAONカードプラス」、WAONとクレジットの両方が使える「イオンカード(WAON一体型)」の3種類。WAONカードプラスとイオンカード(WAON一体型)では、紛失・盗難や破損の際に残高移行が行えるほか、クレジット決済やイオンお客さま感謝デー割引が利用できる。 買物限度額、チャージ限度額はそれぞれ2万円。買物ポイントは用意される予定だが、詳細については検討中とのこと。 サービス提供エリアは、2008年度中に全国のイオンのショッピングセンターなど約2万3000店舗に
「nanaco」をレジにかざすセブン&アイ・ホールディングス 最高財務責任者の氏家 忠彦氏 セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」の店頭で使える独自電子マネー「nanaco」のサービスを4月23日より開始すると発表した。カード型に加え、おサイフケータイに対応する「nanaco モバイル」の2種類が用意される。 「nanaco」は、セブン-イレブンの店頭で各種の決済に利用できる電子マネー。非接触ICのFeliCaチップを内蔵したカード型に加え、iモード、EZwebのおサイフケータイ向けに「nanaco モバイル」としてアプリが提供され、携帯電話だけで「nanaco」を利用することも可能。セブン-イレブンの商品ほぼすべての決済に利用できる。1つの「nanaco」にチャージできる金額の上限は29,999円。チャージは現金のみで、1,000円単位となる。 サービ
PASMO、Suica の各カードの違いをまとめてみる PASMO、Suica はどちらか1枚でよい 基本中の基本ですが、知り合いとかと話してみると、PASMO(パスモ)と Suica(スイカ)はどちらか1枚持っていればいいということを、意外に知らないようです(例外はありますが)。 Sony の開発した FeliCa という IC カードを使っていて、FeliCa を採用しているものには Edy や eLIO 等、互換性のないものもあるのですが、PASMO と Suica に関しては相互利用可能となっており、基本的には同一のものとみなして差し障りありません(定期券での運用時などに違いあり)。 (関東においては)基本的に使える交通機関やお店は同じになります。付随するポイントサービスなどが異なってくるだけです。ただし、現在ではあまり使われていないと思いますが Suica でも旧型の買い物に使え
ドコモ中村氏(左)と、マクドナルド原田氏(右) NTTドコモと日本マクドナルドホールディングスは、国内のマクドナルド店舗で「iD」と「トルカ」を2007年10月より順次導入すると発表した。あわせて両社では、新会社を7月に設立する。 26日、都内で記者会見が開催され、日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長兼社長兼CEOの原田泳幸氏、NTTドコモ代表取締役会長の中村維夫氏が出席し、業務提携の意義などを説明した。 ■ 業務提携の内容 業務提携の内容は主に3点 まずマクドナルドでは、Webサイトや携帯サイト、クレジットカード(マックジョイクラブ)で展開してきた会員組織に加えて、10月頃を目処に新会員組織を設立する。旧会員組織のユーザーに対しては、新組織への入会を勧めていく。 同時期より、全国のマクドナルド店舗で「iD」と「トルカ」が順次導入される。まずは都市部の店舗を中心に導入され、iDで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く