高校図書館に新聞4紙を=読み比べで「主権者教育」-自治体判断がカギ 文部科学省と総務省は4月から、公立高校の図書館に新聞を4紙置けるよう地方自治体への財政支援を拡大した。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、有権者としての自覚を促し、政治への参加意識を高める主権者教育の重要性が高まっていることに対応。複数紙の読み比べを通じ、高校生に社会問題を多面的に考察する力を養ってもらおうという戦略だ。 文科省は2012年度から5年間、各小中学校に1紙購読を目安に年間15億円の交付税を配分してきた。17年度からの5カ年計画では、新たに高校への新聞配置も支援。小学校1紙、中学校2紙、高校4紙を目標とし、交付税配分額も年間30億円に倍増させた。 同省は、20年度から順次実施される小中学校の次期学習指導要領にも新聞活用の推進を盛り込んだ。「調べ学習」などを通じて、児童生徒の読解力や語彙(ごい)力、情報活用
新図書館の検索システムで本を探す親子=3日午後3時すぎ、沖縄市中央 【沖縄】沖縄市立図書館が3日、沖縄市上地の旧施設から市中央のコリンザ内に移転、開館した。開館初日から多くの人が訪れ、貸し出しコーナーに列を作った。延べ床面積は約3倍、蔵書数は約3万冊増の約22万冊となり、ワンフロアの図書館としては九州で最大規模の広さを誇る。 開館式典が同日午後に行われ、桑江朝千夫市長は「複合施設の中にあるので、気軽に図書館に立ち寄り、本に触れてほしい。市民が有意義で快適に過ごせるよう取り組む」と述べた。 沖縄市立山内中学校吹奏楽学部の演奏や市内で活動する「越来シーサーキッズ」の獅子舞が披露され、開館を祝った。沖縄総合事務局や沖縄防衛局、県の関係者もあいさつした。 娘の雨音さん(7)、珠緒ちゃん(1)と訪れた桑江千絵さん(39)=市中央=は「座って読めるスペースが増えてうれしい」とほほ笑んだ。 千絵さんは旧
広々とした館内。車いすの人なども利用しやすい=4月29日、沖縄市中央の新図書館 【沖縄】沖縄市立図書館(大城実館長)が3日、蔵書の増加で沖縄市上地にあった旧施設が手狭になったことを理由に、市中央のコリンザに移転し、貸し出しを始める。新施設はコリンザの1階部分を改装した。床面積は約5041平方メートルで、旧施設の延べ床面積に比べ約3倍。1フロアの広さは九州で最大級という。開館に先立ち、4月29、30の両日に新施設の利用者向け内覧会が開かれた。 蔵書数は約3万冊増の約22万冊で、将来的には35万冊を見込む。フロアには271席あり、ゆっくりと読書や調べ物ができる。郷土・沖縄市資料コーナーには、1959年に開館した琉米親善センターの頃からある貴重な蔵書もある。 施設理念は「いつでも、どこでも、誰でも」。 目の不自由な人たち向けに、ページを拡大して画面に映したり、その場で文字を読み取って音声化したり
和歌山市の戸田正人市議が、和歌山市の市民図書館分館について投稿したツイートをきっかけに、書棚の運用方法をめぐって議論が起きている。
日本国憲法の施行から70年にあわせて、戦後の占領期にGHQ=連合国総司令部が検閲した憲法関連の書物が、アメリカの図書館のウェブサイトで紹介され、専門家は当時の日本社会が憲法をどのように受け止めていたのかを知る重要な手がかりになると指摘しています。 後に総理大臣となる芦田均が序文を寄せた「圖解(ずかい)憲法」という本には、主権在民や三権分立など、戦前とは異なる考え方がイラストつきで説明されています。 また、当時の子ども向けの絵本雑誌には、「しんけんぽう はっぷのひ あたらしく にっぽんが うまれかわるひ」との文章が、子どもたちの絵とともに記され、新たな憲法とともに国が生まれ変わるという社会の期待感がうかがえます。 一方で、憲法施行1年後の新聞の記事は、GHQの検閲によって一部が削除されていて、新憲法の下でも表現の自由が保障されていなかった実態も如実に示されています。 占領期の日本社会に詳しい
米イリノイ州シカゴで大統領図書館「オバマ大統領センター」について説明するバラク・オバマ前大統領(2017年5月3日撮影)。(c)AFP/Joshua LOTT 【5月4日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は3日、イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)に建設する大統領図書館の構想の詳細を明らかにした。大統領図書館は歴代の大統領に関する文書などを所蔵する施設だが、オバマ氏は自身の政治活動の出発点である同市で将来のリーダーを訓練する拠点にしたい考えだ。 シカゴ南部の建設予定地近くで会見したオバマ氏は、ミシガン湖(Lake Michigan)の湖畔近くに立地し、公共スペースや公園も併設する主に3つの建物から成る「オバマ大統領センター(Obama Presidential Center)」の図案や3Dの完成予想図を公開した。 およそ2万平方メートルの敷地に
愛知や岐阜県内の図書館で、学校史が切り取られたり破られたりした問題で、福井県立図書館(福井市)など県内の少なくとも6つの公立図書館も同様の被害に遭っていたことが分かった。被害は計100冊以上、900ページ以上に及ぶという。 県立図書館では、2015年12月に利用者の指摘で被害が判明。所蔵する小中高校の学校史のうち、1968~2014年発行の93冊、計786ページで破損が見つかった。特に集合写真の部分が多い。美方高(若狭町)の10年史では、1冊194ページのうち約50ページが破られていた。 同館は16年3月以降、学校史を開架スペースから閉架書庫に移し、閲覧を制限。破損部分は、他の図書館所蔵の学校史を複写し補ったほか学校から予備の寄贈も受けた。警察に被害届を出すことも検討している。 勝山市立図書館は4日、集合写真や学園祭の写真など、6冊で計136ページの被害を確認。他に越前市中央図書館、
移転が進むにつれて、次第に様変わりしつつある箱崎キャンパスの周辺エリア。地元は、今回の移転にともなう跡地再開発について、どのように見ているのだろうか――。 地元の不動産業関係者は移転が進むにつれてのまちの移り変わりを、次のように教えてくれた。 「以前の箱崎のまちは九大の学生さんで賑わっていて、1月から3月のシーズンには約200件の物件の紹介案件があったものです。ところが工学系の移転が完了してしまった今では、年2~3件にまで激減してしまいました。その代わりに増えたのが、ネパールやベトナムなどの外国人の方々。かつて学生が住んでいたワンルームの空きを、彼らが埋めてくれたようなかたちです。元々、九大の留学生がいたので、それほど受け入れに抵抗はありませんが、まちの雰囲気が変わってきたことは感じますね」。 箱崎キャンパスに近接する企業の代表は、「5年前に比べると、学生だけでなく、教職員の方々も含めて、
(CNN) 成田発米ロサンゼルス行きの全日空(ANA)便に搭乗した乗客が、出発前の機内で別の乗客を殴るなどして暴れる騒ぎがあった。同便に乗り合わせた乗客が携帯電話のカメラでこの場面を撮影し、CNNの取材に応じて当時の状況を振り返った。 騒ぎが起きたのは1日夜。搭乗してきた乗客が着席する中で、赤いアロハシャツを着た1人の男が興奮した様子で、後部の座席にいた男性に殴りかかった。 動画を撮影した乗客のコーリー・アワーさんさんは、男の様子について「誰かに挑発されたわけではなく、数分間は静かだったが、それから男性を殴り始めた」と振り返る。 「男は人を罵倒したり威嚇したりしていた。何かが引き金になったわけではない」とアワーさん。「機内には子どももたくさんいて、ビデオにも泣き声が入っていた」と語る。 赤いシャツの男はいったんその場を離れたものの、また戻ってきて同じ男性に殴りかかった。そこでアワーさんは撮
2017年5月3日 15時6分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 全日空機内で1日、乗客同士のトラブルが発生し40代米国籍の男が逮捕された 海外メディアは、身体を張って対応した女性客室乗務員を絶賛している 「非常に勇敢」「スタッフの対応は適切であった」などと報じた 成田発ロサンゼルス行き全日空6便の出発前の機内で5月1日、乗客同士のトラブルが発生した。殴り合いのけんかの末、酒に酔った40代の米国籍の男が逮捕されたが、海外メディアは身体を張って対応した女性客室乗務員を絶賛しているもようだ。 11時間のフライトを予定していたボーイング777の機内で離陸10分前、40代の米国籍の男が後方に座っていた男性に暴言を吐くと、いきなり殴りだした。その後2人は殴り合いとなったが、騒動の様子はすぐ後ろに座っていたコーリー・アワーさんが携帯電話で撮影しており、SNSで拡散して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く