ニューヨーク(CNNMoney) 米デルタ航空が2018年に向けて客室乗務員1000人あまりを募集している。これまでに12万5000人以上から応募が寄せられているという。 昨年は客室乗務員1200人の募集に対して15万人の応募があり、採用率は1%に満たなかった。 デルタ広報は求める人材について、「顧客サービスのプロであるだけでなく、安全対策のエキスパートであることも求められる」と説明する。 選考過程では、求職者が書類審査を通過すると、質問に答える様子を撮影したビデオの提出を求められ、合格者は面接へと進む。昨年は求職者15万人のうち3万5000人がビデオ選考へ進み、面接を受けることができたのは6000人だった。 採用されるとアトランタで8週間の研修を受け、飛行中の火災や急病人の発生といった非常事態への対応を学ぶ。デルタではこの研修について、研修生各自が限界に達する過酷な内容と形容している。
![米デルタ航空、客室乗務員千人募集 競争率120倍強](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dd4c89cc00279495ae612de23e60485fd4118ce/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2017%2F10%2F24%2F842c25a9961a02c6cb04aa0a544f6fd4%2Fdelta-flight-image-cnn.jpg)