お気に入りの本の魅力を発表し合う書評合戦「ビブリオバトル」が京都大大学院の研究室内で生まれて、今年で10周年になる。全国各地で盛んに実施されるようになり、九州・山口の公立図書館などでの開催も目立ってきた。各地の事情を紹介する。 8月13日のお盆のさなか、山口県山陽小野田市の市立中央図書館の会議室では、第10回となるビブリオバトルが開かれた。集まったのは高校生から70歳代までの本好きの男女16人。 主催は図書館だが実質的な運営は、NPO法人読書普及協会チーム山口として活動している設計会社社長の倉迫一男さん(54)が行った。倉迫さんは「読書好きな人が集まる場所づくりがしたい」と約3年前から夫婦で読書会を開き、ビブリオバトルを取り入れている。今年は2月に中央図書館で実施したのを手始めに9月30日まで、宇部市立図書館や山陽小野田市の山口東京理科大図書館など9か所で実施し、10月21日には中央図書館
【読売新聞】 「バブル期以来の売り手市場」とも評される今年の大学生の就職活動。大手の人気企業は既にピークから終盤に向かいつつあるが、引く手あまたの中から本当に自分に合う1社を見つけるにはどうしたら良いのか。企業の名前や規模に惑わされ
読書好きの未婚男女の出会いを後押しする交流イベント「本de恋☆活~図書館からはじまるラブストーリー」が7月15日午後7時半から、福岡県筑後市山ノ井の市立図書館で行われる。 成立したカップルには、図書館での挙式や、本の貸出冊数無制限(1年間)などの特典がある。 本を通じて市民の交流を促そうと同館が初めて企画した。市内外の20~40歳代が対象で、読書が好きなことが条件。事前に同館で本を選び、その魅力や感想などを当日披露する。男女ペアになって話し合うトークタイムもある。 30日まで男女7人ずつの参加者を募集している。参加費500円で、パンと飲み物付き。希望者は電話や受け付けカウンターで申し込む。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同館(0942・51・7200)へ。
地域住民に良質の本を貸し、読んでもらう場所だった公立図書館が変わり始めた。お酒も飲めるカフェを併設したり、朗読会を開催したりと、交流と憩いの場という色彩を持ち始めている。(地方部 池田創) 人生変えた「読み聞かせ」ボランティア 「あーん、タータンひざこぞうがいたい いたい!」「いたいのいたいの あっちのおやまへとんでけ~」 横浜市立都筑図書館の読み聞かせコーナーで、近くに住む福富洋一郎さん(72)が子どもたちに絵本の「ノンタンいたいのとんでけ~☆」(キヨノサチコ著、偕成社)を朗読する。どの子どもも目を輝かせ、飽きることなく聴き入った。 福富さんは同館の高齢者ボランティア「Jiji(ジジ)・Baba(ババ)隊」の一人。隊員は26人。定期的に館内で絵本を朗読し、読書の楽しさを伝えている。 「福ちゃん、今日もお話ありがとう」「ねえ福ちゃん、もっと読んで」。福富さんはあだ名で呼ばれ、子どもからの人
政府は、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、教職課程で障害者に対する教育に関する科目を必修にする方針を固めた。 教員免許を更新するための講習でも障害を持つ子供たちの指導法を学ぶことを明示し、質量ともに充実を図る考えだ。 政府は2月に障害者や高齢者との共生社会を推進するための行動計画を決定しており、安倍首相が関連法や制度の見直しを各省に指示した。 このうち、教育分野では、幼稚園から高校までの教員志望者に対し、「障害を持つ子供らへの理解を深める」科目を履修し、単位の取得を新たに義務づける。文部科学省によると、「90分間の授業を7、8回受講する」ことが必要になる。6月にも文科省令を改正し、19年4月から実施したい考えだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く