京都女子大学(京都市東山区)で整備が進められてきた新図書館が完成。15日にオープニングセレモニーが行われ、施設が報道陣に公開された。18日から利用される。 同大は女子大ではトップクラスという約84万冊を所蔵しており、平成27年からキャンパスで新図書館の建設を進めていた。 延べ床面積は約8千平方メートルで、90万冊を収蔵できる。地下1階から地上4階までの吹き抜けの壁面に約30万冊を収蔵できる書架を配置した「知恵の蔵」や、学生がグループワークなどができる「交流の床」などを備えている。 オープニングセレモニーでは林忠行学長が「京都女子大の新しい学びをつくる第一歩が始まります」とあいさつ。家政学部3年の福場由芽子さん(21)は「図書館のいろんな空間で学生生活を楽しみたい」と話した。