インターンシップには3種類ある インターンシップには、 (1)1~2日の短期の企業広報型(事実上の会社説明会) (2)職場体験型(5日程度のアルバイトの雑務を行う) (3)採用前提型(2週間~1カ月の長期体験) ――の3つがある。とくに多いのは1日だけという1dayインターンシップであり、今年度は延べ約5000社が実施する(冬場に集中する見込み)。3月の解禁前の事実上の会社説明会と考えたほうがよいだろう。 実際に企業はインターンシップでどういう動きをしているのだろうか。 この夏に「サマーインターンシップ」を開催した広告業の採用担当者はこう語る。 「夏と秋、それに来年1月以降に計3回のインターシップを予定している。受け入れる社員には迷惑をかけるために職場を説得しなければならないし、日当を含めた多大なコストもかかる。それでも優秀な学生を確保できなかったら役員会で責任を追及されることになる。覚悟