26日、神楽坂にオープンする新商業施設「la kagu ラカグ」の記者会見が新潮社別館で行われた。この商業施設は、新潮社が所有する神楽坂駅前の土地と倉庫を、隈研吾建築土地設計事務所のデザイン監修により改修し、サザビーリーグが施設の開発・運営を行うというもの(オープンは10月10日)。 商業施設のターゲットは知的で品よく、肩ひじはらないライフスタイルを送る30~40代の男女。コンセプトは「REVALUE」で、倉庫の外観やモルタルの床などをそのまま活かしている。施設は「衣」「食」「住」に「知」を融合させ、ショップはそれぞれの分野のキュレーターがセレクトした商品を置く。 特徴的なのが、イベントスペース「sōko(ソーコ)」。ここでは、新潮社ならではの「出版」に関係したコンテンツとして、作家を招いてファンとふれあえるようなイベントを実施していく予定だ。すでに10月15日には角田光代氏×河野丈洋氏、