米Microsoftは,電子メール認証技術「Sender ID Framework(SIDF)」を技術開示宣言「Open Specification Promise」(OSP)に従ってライセンス・フリーで提供する。同社が米国時間10月23日に明らかにした。 OSPは,Microsoftが9月に発表した技術開示に関する宣言( 関連記事 )。「Microsoftが実装に必要な特許の権利を所有していても,その実装物の作成者や販売者を特許侵害で訴えない」(Microsoft)というもので,第1弾として35種類のWebサービス関連仕様を対象とした。10月には仮想マシン用ファイル形式「Virtual Hard Disk」(VHD)の仕様への適用を発表した。 Sender IDは,電子メールの発信元を確認することで,フィッシング,スプーフィング(なりすまし),スパムといった電子メール詐欺を防止するための