無料のフルブラウザアプリケーションとして2005年1月に登場し、高い注目を集めたScope。しかしそのScopeが今、その機能以外の面で話題となっている。 7月に配布されたバージョンにおいて、メール送受信機能を利用するとユーザーのユーザー名やパスワード、POP3サーバ名が漏洩するバグがあるという指摘が2ちゃんねるで書き込まれた。Scopeを提供するプログラマーズファクトリはこの問題について口をつぐんだままで、一切の公式な説明をしていない。このことが逆に、インターネットでの議論に火をつけた。 さらに9月には、エキサイトとの提携関係を解消した。エキサイトはScopeと独占契約を結び、エキサイトバージョンのScopeを配布する計画だった。 Scopeの開発者であるプログラマーズファクトリ代表取締役社長の小林将之氏に、メール送受信機能のバグ疑惑やエキサイトとの提携解消について話を聞いた。 --2ち