方言絵本『ほんとのかあちゃん』の島根版『ほんとのおかあちゃん』この記事の写真をすべて見る 島根、沖縄の「翻訳者」と談笑するおおよどさん(中央) 日本全国スーちゃんマップ 日本各地の方言による創作絵本『ほんとのかあちゃん』が、なぜか海外でウケている。米国や英国などから注文があり、ホームページのアクセス件数もアップ。「何で!?」と思わずにはいられない。地元の人でないと理解できない、地方の、しかも高齢者しか話さないディープな言葉で書かれた方言絵本を、いったい誰が買うのだろう? 「海外勤務の長い駐在員? 嫁いだ女性? 学生? 日本に留学経験のある外国人? 私も米国に住んでいた時、日本語を聞くとものすごく懐かしくなりました。日本を『ふるさと』だと思う人が、方言を求めているのではないでしょうか」 作者のおおよどながらさんは、想像をかき立てられている。ホームページへのアクセス件数は5月以降、なぜか米国か