キャベツのシチーを食べてみないうちは、ロシアの心を理解することはできないと言われる。キャベツのシチー、そしてロシア人の心に染みる大切なキャベツ料理の作り方をご紹介しよう。 ザワークラウトで作るこのキャベツのシチーはボルシチと並んでロシアの食卓にとってもっとも重要な第一の皿の一つ。シチーは素材と具の量には差こそあれ、昔から裕福な者にも貧しい者にも食べられてきた。 かつてこのスープは食べる1昼夜前に煮込んだ。1日寝かせておくためだ。今ではそんな風にする人は少ないが、いずれにしても調理には数時間かかる。 材料は骨つきの牛肉、タマネギ、ニンジン、トマトペースト、ジャガイモ、そしてザワークラウト。テーブルに出すとき、サワークリームとパセリを添える。 2.ザワークラウト