質とスピード 初演: 2019/10/31 @ EOF2019
私自身は、転職を4回行い様々なソフトウェア開発の職場を経験し、自分でもソフトウェア開発の組織を持ったりしてきました。その経験に基づいて、ソフトウェアエンジニアの心得としての『プログラマー”まだまだ”現役続行』や、私自身の経験を織り交ぜて書籍を紹介している『ソフトウェア開発の名著を読む』を執筆してきました。 ソフトウェアエンジニア個人に焦点を当てるのではなく、「ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー」と題して、これからしばらくは、組織としてどのような文化を持つべきかを中心に書いていきたいと思います。あくまでも、私自身の経験ベースなので、かなり偏っているかもしれませんし、過去のブログの記事や拙著の内容とダブっている部分も多いかと思います。 良いカルチャーを持つ組織というのは、これからソフトウェア業界で働き始める若い世代には非常に重要です。ブログ記事「人生は自分が触れたものになる」では、次の文
288ページという少ないページ数の中に、ほとんどの見開きの中に図をいれて、アジャイル開発のすべてがザックリ凝縮された書籍です。思わず「こういうのが欲しかったんだ!」と声に出してしまう内容に仕上がっています。この業界の新人に必ず読ませたいバイブルです。 今の仕事やプロジェクトに問題がある。順調でない。解決策の糸口が欲しい。 アジャイル開発に興味がある。はじめてみたい。どういったものか知りたい。 もっと価値のあるソフトウェアを顧客に提供したい。 ソフトウェア開発に携わるすべての人(プログラマ以外にも)にオススメします。東京に住んでいる人はよかったら読書会に参加してください。 良いコードを書く技術 -読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus) 今年、プログラミングを本格的にはじめた人や、会社に入って多人数での開発をはじめてやる人に読んでもらいたい書籍。自分一
The only one big thing every programmer should know - Feb 18, 2011 at Developers Summit 2011
ソフトウェアエンジニアの中には、(手)作業を一生懸命行って、仕事した気になる人がいます。あるいは、開発組織の中には、手作業の手順を文書化して管理することを重要視していたりします。 単純な作業は、コンピュータが得意とするところです。ところが、それは、作業手順を自動実行可能なスクリプトとして人間が用意することで達成される訳です。 したがって、ソフトウェアエンジニアとしては、誰かから作業を引き継いだり、作業を指示された時に、「これはコンピュータにやらせるべきことか、それとも、やはり人間しかできない内容なのか」を考えることが求められます。そして、作業は積極的にコンピュータによる自動化を行うことを心がけることが重要です。 手作業や手順書の大きな問題点は、作業をきちんと行ったことを監査できないことです。作業手順が文書化されていても、実際の人間が間違いを繰り返せば、対策として、手順書をきちんと守ったかを
マイクロソフトの代表的なソフトウェアは、数千人を超える開発者、数十万のソースコードファイル、数千回ものビルドを繰り返して開発される大規模なものだといわれています。 マイクロソフトのエバンジェリスト長沢智治氏は、こうした大規模な開発プロジェクトがマイクロソフト社内でどのように行われているのか、プロジェクトチームの組成から実施計画、進捗管理、バグレポートなど、その裏側を紹介するセッションをいくつかのイベントで行っています。 そこで明かされている内容は、パッケージソフトの開発だけでなく、SIerでの開発プロジェクトでも参考になる部分が多いと思われ、いつかレポート記事として紹介したいと思っていました。 今回、以前に行われたセッションビデオの存在を長沢氏ご本人から教えていただいたので、開発プロセスに関する部分にフォーカスした記事としてまとめました。 記事での内容は主に、「Microsoft Tech
JavaScriptやCSSの基礎からカスタムコンポーネントやCSSテーマの作成まで、Ext Japanのメンバーによる実践的なトレーニングで、開発チームが革新的なウェブUIを作成するための方法を一斉に習得できます。(2008年10月サービス開始予定) Ext JS 2.2 Ext JSはリッチインターネットアプリケーション開発のためのクロスブラウザ対応JavaScriptライブラリです。 高性能でカスタマイズ可能なユーザーインターフェイス 優れた設計、文書が豊富、拡張性の高いコンポーネントモデル 商用ランセンスとオープンソースライセンスが利用できます The Ajax Experience 2008でExt JSが紹介されます (英文) July 23, 2008 Jack Slocumと私は、2人の開発者による注目のセッションに参加します。今月末に開催されるThe Aja
John Hughes, Institutionen för Datavetenskap, Chalmers Tekniska Högskola, 41296 Göteborg, SWEDEN. rjmh@cs.chalmers.se この日本語訳は原著者の承諾を得て山下がここに公開するものです。 この訳文についての、御指摘などは山下伸夫(nobsun .at. sampou.org)までおねがい いたします。 翻訳最終更新日 : 2011-09-17 原文 "Why Functional Programming Matters" 日本語訳PostScript この論文は1984年以来何年ものあいだChalmers大学のメモとして回覧された。 1989年と1990年に幾分か改訂をしたのが[Hug89]と [Hug90]である。この版はもとのChalmer大学のメモ のnroff原稿をもとに
はじめに 本連載では、FlashやDHTMLによるリッチクライアントアプリケーションを作成できるOpenLaszloについて説明していきます。OpenLaszloはオープンソースとして公開されており、誰でも無償で利用できます。作成されるアプリケーションは、FlashまたはDHTMLなので、ブラウザがあれば大抵は動作します。 対象読者 HTML、JavaScriptを使用した開発を行ったことがある方 Flashを使用した開発を行ったことがある方 OpenLaszloについて興味がある方 OpenLaszloの概要 OpenLaszloは、Laszlo Systems社がLaszlo Presentation Server(LPS)として開発したもので、2004年10月にオープンソース化されOpenLaszloと名前を変えて公開されました。2007年3月には、DHTML(Ajax)に対応したバ
本特集は、HTML 5の仕様や実装状況に関する現時点での最新レポートとして、実際に動作するサンプルを添えた詳細な解説をお届けするものである。特集の後半となる今回は、Webアプリケーションを作成するにあたって有用な、JavaScript APIを中心として取り上げる。今回紹介する内容は以下の通りだ。 アプリケーションキャッシュ クロスドキュメントメッセージング Web Workers Web Storage Web Database Web Sockets Geolocation API HTML5で新しく導入されたタグなどに関しては、前回の特集を参照していただきたい。 今回調査対象としたブラウザは、前回と同じく次の通り。ベータバージョンも含めた最新のバージョンをチョイスした。Internet Explorerについては、最新バージョンの8でもHTML 5への対応があまり進んでいなかったため
新しいフリーソフトウェアプロジェクトをスタートさせる方法――概論:オープンソースソフトウェアの育て方(1/2 ページ) 新しいフリーソフトウェアプロジェクトをスタートさせる方法は、保健機関が薬を配布するときの方法と似ています。フリーソフトウェアプロジェクトの立ち上げ時の注意点を解説します。 本連載の想定読者 本稿は、「オープンソースソフトウェアの育て方~フリーソフトウェアプロジェクトを成功させるコツ」(Karl Fogel著、高木正弘、Yoshinari Takaoka訳)をCreativeCommons Attribution-ShareAlike licenseの下で改変、提供しています。 本連載が対象としている読者は、これからオープンソースプロジェクトを始めようと思っている、あるいは始めてはみたもののどうすればいいのか分からないというソフトウェア開発者や管理者たちです。「オープンソー
新しいフリーソフトウェアプロジェクトをスタートさせる方法――各論:オープンソースソフトウェアの育て方(1/5 ページ) 新しいフリーソフトウェアプロジェクトをスタートさせる方法は、保健機関が薬を配布するときの方法と似ています。フリーソフトウェアプロジェクトの立ち上げ時の注意点を解説します。 以下の各項では、新しいプロジェクトをはじめるに当たって重要となる内容について個別に説明します。そのプロジェクトをはじめて知った人が遭遇するであろう順に並べていますが、もちろんこのとおりの順で作成しなくても構いません。これらの項目を、チェックリストとして用いるといいでしょう。プロジェクトをはじめる際にはこれらの各項目が網羅されていることを確認するか、あるいはもし省略した項目がある場合は、せめて予想される結果が満足のいくものであることを確認しましょう。 名前の決定 どこかの誰かがあなたのプロジェクトのことを
誰が読むのか。 読み手にどんな感想を持ってもらいたいか。 読み手はどれくらいの予備知識を持っているか。 読み手はどんな目的で、何を期待して読むのか。 読み手が真っ先に知りたいことは何か。 レポート・論文とは何か 問いが与えられ、または自分が問いを提起し、 その問題に対して明確な答えを与え、 その主張を論理的に裏付けるための事実・理論的な根拠を提示して、主張を論証する。 標準的な構成要素とは何か レポート・論文の構成は、 概要 序論 本論 論議 という要素が標準的である。次にそれぞれの要素について簡単に見てみる。 概要 論文全体を結論も含めて、すべて要約する。 序論 本論で取り上げる内容は何か。 その問題をどんな動機で取り上げたのか。 その問題の背景は何か。 その問題についてどんなアプローチを取ったのか。 本論 調査・研究の方法・結論 論議 自己の議論・結論を客観的・第三者的に評価する。 そ
iPhoneネイティブアプリを制作するためには、iPhone SDKが必要です。アップルのサイトから無料でダウンロードしてインストールしましょう。 Appleのサイトからダウンロード(要会員登録) http://developer.apple.com/iphone/sdk1/ から、AppleStoreなどでAppleIDを持っている人はログイン、そうじゃない人は自分のメールアドレスで「Create AppleID」を選びましょう。 会員登録の場合 注意:全項目を英語で入力した方が楽なので英語で入力しましょう。 Apple ID →自分のメールアドレス Password / Re type → パスワード Security Question /Answer → 秘密の質問/答え「例)What is your pet's name? / Taro」 Birthday →生年
近年、開発者の間でMacがじわじわと普及しつつある。builderの読者の中にも、技術仲間の友人や同僚がMacを購入し、自分もMacを購入しようかどうか迷っている方が多いのではないだろうか。 本連載では、今まで主にWindowsを使用してきた筆者が、実際にMacを購入し開発環境を整えていく過程を、これから長期間にわたって紹介していこうと思う。その過程では、トラブルに遭遇したり、WindowsとMacとの挙動の違いに戸惑ったりすることも多いだろう。そのようなことも、読者の方々にとって有益にならば隠さずどんどん紹介していく予定だ。 なお、本連載ではbuilderの読者の方々からアドバイスや質問、要望などもお待ちしている。すべてに対して回答することは難しいだろうが、読者の方々にとって役立つような情報は、できるだけ取り上げていきたいと思う。 本連載で主に対象としている読者は、Macをまだ持ってはい
第2回 簡潔なコーディングのために (2017/7/26) ラムダ式で記述できるメンバの増加、throw式、out変数、タプルなど、C# 7には以前よりもコードを簡潔に記述できるような機能が導入されている 第1回 Visual Studio Codeデバッグの基礎知識 (2017/7/21) Node.jsプログラムをデバッグしながら、Visual Studio Codeに統合されているデバッグ機能の基本の「キ」をマスターしよう 第1回 明瞭なコーディングのために (2017/7/19) C# 7で追加された新機能の中から、「数値リテラル構文の改善」と「ローカル関数」を紹介する。これらは分かりやすいコードを記述するのに使える Presentation Translator (2017/7/18) Presentation TranslatorはPowerPoint用のアドイン。プレゼンテー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く