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ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (4)

  • 1332 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    グローバル資主義の危機 「開かれた社会」を求めて ジョージ・ソロス 日経済新聞社 1999 George Soros The Crisis of Global Capitalism - Open Society Endangered 1998 [訳]大原進 ヘッジファンドで儲けまくった投資家ソロス。 早くからランダムウォーク投資理論を はるかに上回る成績を収めていたソロス。 一方で、慈善家・社会改革者として名を馳せるソロス。 これらのソロスは一致しているのだろうか。 再帰的相互作用性(リフレクシビティ)を含めて予測すること、 人間の判断の誤謬性(ファリビリティ)を勘定に入れること、 それを「開かれた社会」(オープン・ソサエティ)に向けて 発信管理すること、 この3つにおいて、ソロスは一致した。 そんなこと、ありうるのだろうか。 ジョージ・ソロスはヘッジファンドで儲けまくった。早くからラ

    1332 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    taguten
    taguten 2014/01/24
    三宅一生、ファッションビジネス=理論。 ゆらぎ。誤謬性、バイアス。今更だけど。
  • 1522夜 『それは「うつ」ではない』 アラン・ホーウィッツ&<br />ジェローム・ウェイクフィールド − 松岡正剛の千夜千冊

    それは「うつ」ではない どんな悲しみも「うつ」にされてしまう理由 アラン・ホーウィッツ& ジェローム・ウェイクフィールド 阪急コミュニケーションズ 2011 Allan V. Horwitz and Jerome C. Wakefield The Loss of Sadness―How Psychiatry Transformed Normal Sorrow Into Depressive Disorder 2007 [訳]伊藤和子 編集:深井彩美子ほか 装幀:安彦勝博 われわれは誰だって、いつだって、 精神疾患を出入りする淵にいる。 不安、憂、迷妄、妄想、意志薄弱、意欲の減退。 欲不振、倦怠、仕事遺棄、引きこもり。 このところ先進諸国の巷の東西には 人格の病い、感情の病い、不安の病いが乱れとぶ。 統合失調症、パニック障害、ヒステリー、家族暴力、 ストレス過剰、双極性障害、解離、PTS

    1522夜 『それは「うつ」ではない』 アラン・ホーウィッツ&<br />ジェローム・ウェイクフィールド − 松岡正剛の千夜千冊
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    taguten 2013/10/25
  • 0932 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    ぼくが捻くれたのはこの一冊のせいだった。ぼくが存在学を考えるようになったのもこの一冊のせいだった。ひょっとして文章を遊びすぎるのも、深刻を余裕をもって遊べるようになったのも、困難なパーティをしたくなるのも、この一冊のせいだったろうか。 なぜそんなふうになったか、次の短すぎるほど決定的な一文を見れば、見当がつくだろう。「薔薇、屈辱、自同律――つづめて云えば、俺はこれだけ」。 現代思潮社の『不合理ゆえに吾信ず』は、正方形の黒函入りで、函にもクロス製の表紙にも「Credo,quia absidum.」としか刻印されていなかった。 ぼくはこのストイシズムに酔わされた。なにしろ当方は19歳か20歳の青春紅蓮の真っ只中なのだ。そこへ、このストイックな一冊。しかもぽつんと、「薔薇、屈辱、自同律――つづめて云えば、俺はこれだけ」なんて言われたら、おかしくなる。 もうひとつの決定的な短文は、「大宇宙を婚姻せ

    0932 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    taguten
    taguten 2013/02/28
    自同律の不快「これはヴィンデルバントの哲学史を読むうちに、問題の設定(アポレティーク=問題学)というものはつねに回帰性をともなうことに気づいて発想したもので」
  • 松岡正剛の千夜千冊 『人間の条件』ハンナ・アレント

    先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、

    松岡正剛の千夜千冊 『人間の条件』ハンナ・アレント
    taguten
    taguten 2013/02/18
    オイコスノモス
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