俺は30歳だが、天才だ。 まだ知名度は低いが、そのうち一躍有名になる。 有名になる準備だけはしておいてある。 チャンスさえあれば、1年後にでも有名になれる。 ただ運が悪く、まだそのチャンスがない。 ともあれ、俺は天才なのだ。 俺がこれまで手掛けてきた仕事は、某ミリオンセラーのゲームと、 某大好評ゲームなどだ。俺の手掛けたゲームはすべて名作となっている。 だが、手柄を横取りされてしまったため、俺の知名度はまだない。 ともあれ、俺は天才なのだ。 中学校の頃から俺は俺の天才性に気づいてしまった。 あまりにも天才な自分に気づき、そのまま中学を中退しようとした。 が、高校ライフが楽しそうだったので一応高校へ進んだ。 …学歴なんて関係ない。 だって俺は、ジャンルで言うとクリエイティブ畑の天才だからだ。 まだ有名になれずにいる俺を、誰か援助してくれ。 そしたら俺は天才だからすぐに有名になって、恩返しをし