「南方人吃米北方人吃面(南の人は米を食べ、北の人は麺を食べる)」という通説のとおり、中国では地域によって主食が異なる。 とりわけ、米食文化の中国西南地方で必ず目にするのがライスヌードル。その土地によって呼び名が変わるが、貴州省では米粉(mǐfěn|ミーフェン)と呼ばれる。 羊肉粉。見るからにつるんとして色っぽい。 こちらは酸湯牛肉粉。米のとぎ汁を発酵させた酸湯に、トマトの発酵だれをかけたダブル発酵スープに牛肉をトッピング。 これらは貴州省では定番の朝ごはん。朝の光を受けて、半透明の米粉がスープにたゆたい、湯気とともに輝く一杯のなんと美しく清々しいこと。写真を見ただけで、舌から喉へぴゅるぴゅるつるん!と滑る食感を思い出し、たまらない気持ちになる。 貴州の朝は、一杯の米粉で始めよう。 米粉は具やスープ、薬味の違いに加えて、貴州省内でも地域性があるため、短期の旅行なら毎朝これでもいいくらい。実際
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