印刷 東京都府中市の都立神経病院で8月中旬、入院していた20代の男性患者の酸素吸入器の管が外れ、その数時間後に死亡したことが25日、警視庁府中署への取材でわかった。男性の処置中に気づいたという。同署は、酸素吸入器の管が外れた経緯を調べている。 同署などによると、男性の容体が急変したため病院のスタッフが処置をしていたところ、装着していた酸素吸入器の管が、酸素を送り出す機械から外れていることに気づいたという。男性は生まれつきの難病のため、7月下旬から入院していたという。 同病院は「警察の捜査に委ねており、詳細は答えられない」と説明している。