自分の読んだ本の備忘と紹介を兼ねて綴るブログ。小説は歴史小説・ミステリ中心。実用書は経済・マネー系が多くなると思います。 梅田望夫さんのブログで「現代将棋が表現する思想」として、興味のあることが書かれていたので、将棋界における情報共有と囚人のジレンマについて素人なりに考えてみた。 梅田さんのブログから引用。出典は歩を「と金」に変える人材活用術―盤上の組織論 と思われます。 二宮 感想戦の話のときも、「手の内をさらすほうがいい」とおっしゃいましたが、やっぱり羽生さんとしては「共有すべきだ」という意見なのですね。 羽生 そうです。そのほうが絶対に早い。 二宮 でも、本音では反対の人もいるでしょう? 「俺は見せたくない」って。 羽生 もちろん、そういう考え方もありうると思うんです。でも、時代の流れというか、共有しないと生き残れない時代になってますから、多勢に無勢という印象はあります。気持ちはわか