一年半ほど前に、『「アメリカの大学は卒業が難しい」神話』というエントリを書いた。それに関連するが、アメリカの大学の卒業率について。 「アメリカの大学は入学は簡単だが卒業が難しい」という説のサポートとしてよく使われるのが、アメリカの大学における卒業率の低さだ。最近は50%近辺だという。(5年前のデータだと、平均51%となっている。)しかも、傾向として、卒業率が落ちてきているようだ。 ある意味、典型的な「卒業率の低さ」に関する説明は、以下のようなものである。 (「米国大学スカラーシップ協会」サイトより引用。) アメリカでは大学の卒業率は50%を下回ると言われています。 しかも6年以内に卒業する割合ですので、いかに卒業が難しいことか想像できると思います。 卒業率の低さは「勉強しているか、していないか」に尽きます。 要するに、「アメリカの大学は勉強が大変だから卒業率が低い」というもの