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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/column (3)

  • スマホが人間をダメにする

    インターネット時代、スマートフォン時代になって、我々はいつの間にか、以前にはなかったような無礼ではしたない振る舞いをするようになった。 その1つがいわゆる「ショールーミング」、小売店をショールームのように利用することだ。店では商品を見るだけで、実際の購入は自宅のパソコンなどからショッピングサイトにアクセスして行う。 もちろん、これは今に始まったことではないのだが、問題はそのやりかたが昨今どんどん露骨になってきたということだ。 アマゾン・ドットコムがインターネットでを売り始めた当初から、の中身は店頭の立ち読みで確かめ、注文は家に帰ってアマゾンでする、という人はいた。だがその頃は、「屋さんに悪いな」という気持ちが少しは働いていた。それでもアマゾンで買ったのは、安いアマゾン価格を前にして背に腹は代えられなかったからだ。 ところが今は、この「クリック購入」を屋の中でもスマホを使ってやるよう

  • スティーブ・ジョブズの「生涯で最高の出来事」

    アップルの会長、スティーブ・ジョブズが死去した。今さら彼についての説明は不要だろうが、日のビジネスマンにとって切実な問題は、どうしたら彼のようなイノベーターが生まれるのかということだろう。短い答は、それは不可能だということだ。モーツァルトのまねをしようとしても不可能なように、ジョブズのような天才を他の人がまねることはできない。 しかしアップルの奇蹟は、彼ひとりでできたわけではなく、いろいろな偶然が重なってできたものだ。ジョブズは1977年にアップルを創業したが、1985年にはアップルを追放され、1997年に経営陣に復帰した。いったん会社を追放された経営者が、もとの会社に戻って実権を握るということは、普通はありえない。それが可能になったのは彼が偉大だったからではなく、アップルの経営が悪化して経営を引き受ける人がいなかったからだ。 アップルは、ジョブズを追放してからも内紛が絶えず、経営者が交

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    trfth
    trfth 2011/10/06
  • 巨大地震の予感とどうやって同居する?

    今週のコラムニスト:マイケル・プロンコ 〔9月28日号掲載〕 8月にアメリカ東部バージニア州を震源とする地震が起きて、私は東海岸に住む友人や家族にこんな見舞い状を送った。「たったマグニチュード(M)5・8?日じゃそんな小さい地震、たとえ起きても気が付かないよ」 もちろん嘘だ。地震が起きると私は、肉獣に襲われかけた動物みたいな気分になる。周囲を見回し、アドレナリンが分泌され、走る体勢になる。3月11日は、空に飛び上がりたかった。東京では地震は生活の一部なのに、私は慣れることができないと悟った。 初めて地震に見舞われたのは、アパートで手紙を書いていたときのこと。古い安普請の建物だったので、最初は窓ガラスが鳴ったり器棚が揺れているのは風のせいかと思った(私の出身地カンザス州は竜巻が名物なのだ)。だがコーヒーが書きかけの手紙にこぼれたところで、私は揺れの正体に気付いた。地震初体験は手紙に書く

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    trfth
    trfth 2011/10/03
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