昨日、パブリック・マン宣言というエントリーで赤裸々に自分の財務状況を告白したところ、古い友人から、こんなメッセージが飛んで来た。 本当に150万しかないの?親倒れたらどーすんのよ。持ち家も固定費かかるのよー 友人は、歯に衣を着せない人で、本気で私のことを心配してくれたのだろう。感謝しつつも、この件についてはいろいろ考えさせられた。 父はずっと前に亡くなり、私には母しかない。母は60代後半だが、法律系の自由業をしている。仕事は順調で稼ぎは悪くない。いま住んでいる家は母の持ち家だが、確かに固定資産税の他に、定期的に修繕費がかかる。当面は、母の稼ぎと貯蓄で十分やっていけるだろう。この点は、私は1年ほど前にこの家にやってきた居候にすぎない。 母は、歳のわりには実に健康な人で、医者に滅多に行かないことを自慢の種にしている。そうは言っても人間であるから、歳を取れば病に倒れることもあるだろう。実際、人の