インテルは米国時間の2011年1月5日、CES2011のプレスカンファレンスで、開発コード名の「Sandy Bridge」で知られる新CPUを発表した。1つのダイ(半導体本体)上にCPU、グラフィックス機能、メモリーコントローラー、PCI Expressを統合しているのが最大の特徴。CPUとグラフィックス機能を統合したことで、グラフィックスチップを別途搭載しなくても、高いグラフィックス性能を発揮できるとしている。(詳細は別記事「ついに姿を現したSandy Bridge、性能向上で消費電力が低下」を参照) 同社のPCクライアント・グループ担当ジェネラル・マネージャ兼副社長を務めるShmuel (Mooly) Eden(ムーリー・ エデン)氏は、Sandy Bridgeは同社の従来のCPUよりも69%高速であるという。それを証明するように、ビデオの変換作業、ゲームにおけるグラフィックスのレンダ
米Intelは5月19日、次世代Atomプラットフォームの詳細を明らかにした。 次世代版は「Pine Trail」のコードネームで呼ばれ、年内に登場予定。いわゆる「Netbook(安価なミニノートPC)」「Nettop(安価な小型デスクトップPC)」向けに提供される。 従来のAtomプラットフォームはプロセッサ(Diamondville)、チップセット、I/Oコントローラハブの3チップ構成で、メモリコントローラとグラフィックスチップをチップセットに統合していた。だがPine Trailはプロセッサ「Pineview」とチップセット「Tiger Point」の2チップ構成になり、グラフィックスチップとメモリコントローラを直接プロセッサに組み込む。これによりプロセッサ性能とグラフィックス性能の向上、消費電力の削減、小型化を実現できるという。 またIntelはこれに併せて、Atom搭載システム向
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2008年に登場するNehalem(ネハレム)は、次世代のマイクロアーキテクチャを採用する45nmプロセスのプロセッサで、これもどのプラットフォーム向けなのかは不明だ。Nehalem(ネハレム)という地名は米国のオレゴン州に実在するが、イスラエルには極めて音の似たNaharayim(ナハライム)という地名がある。米国のチームとイスラエルのチームが共同で開発していることを象徴しているのかもしれない。 2009年のNehalem-Cは、その名前でも想像できるようにNehalemを32nmプロセス(P1268)にシュリンクしたもの。つまり新しいマイクロアーキテクチャのプロセッサは、こなれた製造プロセスでリリースし、その翌年に新しい製造プロセスでシュリンクする、というルールが適用される。これは新しいプロセッサとチップセットの同時開発は極力避ける、という手堅いIntelのポリシーにも合致する。 Ne
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