「Adobe Acrobat Reader」の脆弱性を突くインターネット攻撃が頻発していることを考えると、ユーザーは別のPDFリーダーに乗り換えるべきだ。セキュリティ専門家が米国時間4月21日、RSA Conference 2009でこう述べた。 セキュリティ企業F-Secureで最高調査責任者を務めるMikko Hypponen氏はジャーナリストとの会見で、2009年になってから発生したターゲット攻撃のうち、47%以上がAcrobat Readerのセキュリティホールを突くものだったと述べた。また、同氏によると、これまでに、Acrobat Readerが対象の脆弱性が6件発見されているという。 Adobeは2月にFlashプレーヤーの重大な脆弱性を修復するパッチをリリースした後、3月にも攻撃者が何カ月にも渡って悪用してきたAcrobat Readerのセキュリティホールを塞ぐ修正をリリー
![「アドビはセキュリティを優先課題に」:F-Secure、Acrobat Readerの脆弱性で警告](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)