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一太郎20013玄がアップデートで、kindleのmobiファイル作成に対応した。AmazonのKindleが登場したことで、個人による電子出版も現実的になったことから、この対応に期待を抱いた人も多いことだろう。 ただし、現状で縦書きに対応しているのは、発売されているKindleの端末のうち、Kindle Paperwhiteぐらいである。また、作成された縦書きのmobiファイルも、iOSで開くと横書きにされてルビも脱落してしまう。縦書きのmobiファイルを、友人がiPadで開いたら横書きになったなんて、笑うに笑えない話である。 ただし、Amazonからダウンロードした電子書籍は、iOSでも縦書きで表示される。拡張子がazwで、mobiとは異なっている。Amazonでazwに加工されたファイルは、iOSでも縦書きで表示される仕組みになっているのである。 そこで、縦書きのmobiファイルを、
Kindle Paperwhiteが来てから、日本語用のブックリーダーとしていくつか本を読んでいるのだが、そうだなあ、せっかく日本語だから縦書きの本を作成してみるかなとやってみたら、なんとなくできた。といっても、執筆からしたというのではなく、既存の著作権フリーのテキストをmibiファイル化したというだけのことだ。その意味では、ただ変換したというだけのことが、やってみたら存外に簡単に、でもないか、でもそう難しくもなくできた。元ネタがあるんだから、難しいわけでもないとも言える。 元ネタはプロジェクト杉田玄白にある邦訳の「八十日間世界一周」(参照)である。原作はフランス語なのだが、この翻訳は英訳からの重訳になっているので要注意。原作も英訳も現状著作権が切れているし、英語のほうはネットにごろごろしているが、邦訳はないようだったので、作ってみたと。ああ、英訳も二つくらいバージョンがあって、この邦訳は
電子書籍、使ってますか? こんにちはみなさん、今回からCalibre(カリバー)の連載をさせてもらいます。西村です。 ところで、日本でも電子書籍が話題になっていますが、皆さん使っていますか? そうですよね、日本の電子書籍、ちょっと手を出しづらいですよね。フォーマットは乱立していて、しかもどれも互換性が無いので、どのデバイスを買えばいいのかわからないし、PCで読むにしても、ストアは中途半端な量しかないので、自分の読みたい本は見つからないし…。 かたやアメリカでは、Amazonの売り上げの中で紙の本より電子書籍の方が多くなった、なんて話を聞きますが、だいぶ日本の状況とは温度差があるようですね。 かく言うぼくも、どういう経緯で電子書籍やCalibreにはまってしまったかと言うと、ひょんなことから国際版のAmazon Kindleを買ってしまったことから始まったのです。と言うのも、あるSF小説(
■ EPUB→mobi変換はcalibreに限る (または「kindlegen使えねー」) 『DevLOVE HangarFlight Experiences』を買った。なにげに達人出版会から初購入。今まで刊行されたラインナップはさすがにとんがった(つまりニッチな)書籍が多くて、ちょっと手が出なかったんだけど、エッセイ集なら手軽でいいね。といってもDevLOVEな人たちの文章は読んだことがない(と思う)ので、どんなものかも知らずに買っているんだけど(笑)。 DevLOVE HangarFlight Experiences DevLOVE Pub 836円 で、達人出版会がリリースしているフォーマットはEPUBとPDF、Kindleで読むならもちろんPDF……ではなく、EPUBである。PDFは(やはり)余白が邪魔なので。ただし、EPUBはそのままでは読めないので、mobi形式に変換する必要が
以前、たった600円でオライリー本をKindleで読む方法を紹介しましたが、ePubからMobiへの変換は、あれでは甘かったようです。 電子書籍の管理ソフトであるcalibreに、ePubからMobiの変換機能があって、これを使う方が簡単で、できあがりも高品質です。 まずは従来の方法で変換した結果から(引用したいわけではないので、画像のサイズを小さくし―実物はもっと高解像度―右側は読めないようにしています)。 段落の途中で改行が入っていることや、脚注の表示がおかしいことはわかるでしょう(脚注自体は次のページにあります)。 次は、calibreで変換した結果です。 明らかにこちらのほうが高品質です。 作業も、calibreに登録したePubの書籍を右クリック→「本の変換」をクリックするだけなので簡単です。 というわけで、せっかく書いたスクリプトは無駄になってしまいました。
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