*詳細な内容につきましては、本ページの最後にある「報告書本文[PDF形式]」をご覧ください。 小径タイヤ(8インチ)の折りたたみ自転車で道路の段差を走行した際にフレームが破損して転倒し、50歳代の男性が顔に1カ月以上の怪我を負う事故が発生した。事故同型品を調査した結果、強度上の問題が認められたことから、事故の再発を防止するために情報提供する。 事故事例 「小径タイヤの折りたたみ自転車で走行中、歩道と車道の4センチほどの段差を越えたところで転倒。顔面に骨折や裂傷を負い歯が6本折れた。」 (事故発生年月:2010年5月、受傷者:50歳代、男性、千葉県) 事故品の概要 事故品は、小型軽量であることが特徴の折りたたみ自転車(A-RideX)で、通常の折りたたみ自転車と構造が大きく異なり、フレームにはアルミ合金製パイプや樹脂部品(ナイロン)を使用しているほか、タイヤ直径が8インチ(約20cm)のソリ