ホーム / ニュース・記事 / 国立西洋美術館で飯山由貴らアーティストがパレスチナ侵攻に抗議、美術館パートナーの川崎重工に訴え。遠藤麻衣と百瀬文の抗議パフォーマンスも
天王洲のMAKI Galleryなどで8月5日まで開催中ユージーン・スタジオは、現代美術家の寒川裕人(1989年アメリカ生まれ)による日本拠点のアーティストスタジオ。絵画作品とインスタレーションをおもに制作し、ロンドンのサーペタイン・ギャラリーへの作品提供や資生堂ギャラリーでの個展(2017)など、国内外で実績を積んできた。平成生まれのアーティストとして初めて東京都現代美術館で開催した個展「ユージーン・スタジオ 新しい海」は、大きな反響を呼んだことも記憶に新しい。 展覧会「ユージーン・スタジオ / 寒川裕人 想像の力 Part1/3」が、8月5日まで東京・天王洲のMAKI Galleryで開催されている。「想像の力」と題した複数年にわたる展覧会の第1章に当たり、今回は複数のコレクターの協力のもと5つの作品シリーズをギャラリーに展示。また、東京近郊にあるユージーン・スタジオのアトリエを予約制
——毛利さんのInstagramを見ると、こんなに大量の木箱を作る日々はなかっただろうなと思わされます。海外展覧会への作品発送とリモートでの設営作業が日常になってますね。(*取材日:2021年10月4日) ホントに。ただ見方を変えると、コロナ禍のような、これまで予測できなかった状況に私の作品が介在するのは面白くも感じるんです。私の作品の役割は、マテリアルや時間を含めた現象や状況の流動的な変化を見せることだと思っていて。定まらなさやプロセスに目を向けることは自分にとってリアリティを感じる手段なので、先の見えない状況のなかで、かえってやる気が燃えあがった感じもある(笑)。結果的に2021年が、生涯でいちばん多くの展覧会に参加した年になりました。 もしもこれまでと同じように現地におもむいてサイトスペシフィックな作品を作っていたら、即興音楽家のようにその場で感じたものに反応してひたすら制作に向かっ
本展は、1910年代から現在までの百年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現を捉えて独自の創作を展開した編み手である作家たちの実践として、東京都現代美術館のコレクションを核に再考するものです。 岸田劉生が活躍した大正時代から現在まで、それぞれの時代の「編み手たち」は、その時々の課題と向き合い、「日本の美術のありよう」をめぐって批評的に制作してきました。本展で試みる日本の近現代美術をめぐる語りは、揺るがぬ史観に基づくものというより、さまざまな要素の選択的な「編集」を通して主体を揺るがせつつ制作を行う作家たちの活動に着目し、その背景を探っていくものです。さらに、時代とともに変化してきた、同館が位置する木場という地域をめぐる創造も紹介します。日本の近現代美術史のなかに点在する重要な作品群を、東京都現代美術館の3フロアの展示室全体を使って総覧することで、百年にわたる歴史の一側面があき
世界的に注目されるフランスの女性現代美術作家、ソフィ・カル。19年前に原美術館で開催し、大きな反響を呼んだソフィ・カルの個展「限局性激痛」(1999-2000年)を、フルスケールでご覧いただく再現展を開催します。同展は日本の美術館におけるカルの初個展として開催され、会期終了後、全出品作品がコレクションに加えられました。「限局性激痛」とは、医学用語で身体部位を襲う限局性(狭い範囲)の鋭い痛みや苦しみを意味し、カル自身の失恋体験による痛みとその治癒を、写真と文章で作品化したものです。人生最悪の日までの出来事を最愛の人への手紙や写真で綴った第一部と、不幸話を他人に語り、代わりに相手の最も辛い経験を聞くことで、自身の心の傷を少しずつ癒していく様子を、美しい写真と刺繍で綴った第二部で構成されます。自身の人生をさらけ出し、他人の人生に向き合うカルの制作に多くの鑑賞者が心を打たれることでしょう。鑑賞者に
東京都現代美術館は、2015年3月に開館20周年を迎えます。2014年度のMOTコレクションは、これを記念して3期にわたって特別企画を行います。「開館20周年記念MOTコレクション特別企画」第1弾は、当館が開館した年1995年に焦点を当てます。東京都現代美術館が開館した1995年は、阪神淡路大震災、オウム真理教事件などの大きな出来事が起こり、バブル崩壊後の社会不安が蔓延するなか、現在まで続く日本の文化的な流れの節目をなす年であるとしばしば指摘されてきました。現代美術の分野でも、新しい表現が次々と生まれ、それらを支えるインフラも少しずつ整備されるなど、ひとつの時代の転換点であるとみなすことができます。2部構成からなる本展示は、第1部で1995年前後に何が起こったかを、開館展の紹介も含め、収蔵品を中心に分析します。第2部では、1995年以降に活動を開始した作家たちの作品を、当館の若手作家コレク
国宝「燕子花図屏風」の季節が、今年もやってきます。このたびは、尾形光琳の筆になる「燕子花図屏風」を、それからおよそ70年後、同じ京都で円山応挙が描いた「藤花図屏風」とともに展示し、美を競わせる趣向です。衣裳文様にも通じるデザインを、上質な絵具をふんだんに用いてあらわした「燕子花図屏風」と、対象の細やかな観察と高度で斬新な技法が融合した「藤花図屏風」。対照的な美を誇る2点の作品を中心に、琳派の金屏風の数々、さらには応挙にはじまる円山四条派の作品を加えて、近世絵画の魅力をご堪能いただきます。 [関連イベント] 講演会1「燕子花図と藤花図」 日時: 2014年4月26日 14:00~15:30 場所: 根津美術館講堂 定員: 130名、要申込み 講演会2「江戸園芸の燕子花と藤」 日時: 2014年5月10日 14:00~15:30 場所: 根津美術館講堂 定員: 130名、要申込み スライドレク
マジックミラーで囲われた温室型のビデオインスタレーション「Forcing House」は、昨年2月に京都芸術センターで開催された個展「展覧会ドラフト2013 Project 'Mirrors'」にて発表されたもので、今回が東京での始めての展示となります。タイトルの「Forcing House」には、作物の成長を意図的に早める「温室」を意味すると同時に、その中に閉じ込められた事物に何らかの行為を強要 (force) する家、という隠喩が込められています。気温や環境が管理され、一見、植物にとってユートピア的な環境に思える「温室」も、別の観点、例えば作物の成長を故意に促進していち早く市場に出荷し、より多くの利益を上げるための装置、という観点から見たなら、そこには先の楽園とは相反する解釈が成り立ちます。観客はこの温室の中に入ることができますが、床に置かれた植物越しに見える奥の壁面には、息苦しそうに
JR新橋駅汐留口より徒歩3分、都営浅草線1A出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線新橋駅1番出口より徒歩3分、ゆりかもめ・都営大江戸線汐留駅西口より徒歩4分、東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線銀座駅A4出口より徒歩6分
日常でもよく耳にする「かわいい」という言葉。今や海外にまで広がり、日本から発信される「Kawaii」文化に注目が集まっています。さかのぼれば、平安時代に著された『枕草子』には「うつくしきもの(=かわいいもの)」として稚児や雀の子などが挙げられており、小さいものや幼いもの、未完成なものの愛らしさ、儚さを「かわいい」とめでる文化が、古くから続いてきたことがわかります。本展では、文学の世界だけでなく美術の世界でも、時代を超えて人々の心を捉えてきた「かわいさ」に注目します。とりわけ、無邪気な仕草や表情が微笑ましい子ども、身近な存在として馴染み深い犬や猫をはじめとする動物、鳥、虫などの生きものを対象とした作品には、「かわいい!」と思わず声を上げたくなるような表現が多く見出せます。室町時代の《藤袋草子絵巻》■(サントリー美術館)では、子ども向けの絵本を思わせる素朴な描写によって猿を擬人化して描き、江戸
阿良田蓉(あらたよう)、堀岡暦、吉川愛美(mana*)による「野球」を題材とした作品展示を目的とする、野球好き女子ユニット「代打〇〇〇(スリーボール)」「第一回戦~打球のゆくえにご注意ください~」では、プロ野球が大好きな女子3人による野球のイラスト・インスタレーションの展示、ポストカードなどのベースボールグッズを販売を行います。
日本航空写真家協会(JAAP)は、主として「航空」をテーマに撮影しているプロフェッショナルな写真家の集団です。1985年の創立以来、定期的にグループ展を開催しており、今回で17回を数えます。ひと口に「航空」と言っても、航空機は固定翼機とヘリコプター、また民間機と軍用機に大別されるほか、スカイスポーツには曲技飛行をはじめ、グライダー、気球、スカイダイビングなど多種多様なジャンルがあり、会員はそれぞれの得意分野で活動しています。 一緒に空を飛ぶことによって初めて見えた素晴らしい光景や、躍動感あふれる航空機の姿など、航空写真家ならではの独自の視点で捉えた非日常の世界をご堪能ください。 なお、当協会がアマチュア写真家を対象に実施している撮影講習会の優秀作品もあわせて展示しています。 会場: 富士フィルムフォトサロン スペース2
アトリエオモヤ、緒方壽人、五十嵐健夫、児玉幸子、小松宏誠、パーフェクトロン、プラプラックス、細谷宏昌、松村誠一郎、真鍋大度、比嘉了、宮本和奈、森脇裕之 本展では「光と遊ぶ」をテーマに、国内外の様々なエキシビションに出展し高い評価を得ている、日本を代表する11組の作家によるメディアアート作品を紹介します。壁や床に投影された自分の影と遊べる作品や、人の動きや足音に応じて姿を変える作品など、光をモチーフに、アナログな手法から最新技術を取り入れたデジタルな手法までを用いた計19作品を展示。先端技術を駆使したアートの中でも、「見る・触る・参加する」を基本に制作された、想像力豊かでインタラクティブ性(双方向性)を重視した作品を展示します。大人にも難解な芸術、と思われがちの“現代アート作品”ですが、本展では子供は楽しみながらも大人のように芸術に触れ、大人は童心に帰って遊んでしまう、という特別な空間が広が
さまざまな視点からスポーツを捉えた短編映画のセレクション。女性美のためのエクササイズ、水泳教室に通う子供の観察や、サッカーの興奮など、スポーツは様々なところに姿を現します。 上映作品: Corps harmonieux-La femme et le sport 「美しい身体-女性とスポーツ」(上映時間:6分)1945年/フランス/モノクロ/35mm/エルベ・ミシール監督 La lecon de natation 「水泳教室」(上映時間:10分)2008年/フランス/10分/カラー/35mm/ダニー・ド・ヴァン監督 Forza Bastia 78 ou L’ile en fete 「フォルツァ・バスティア’78/祝祭の島」(上映時間26分)1978年/フランス/カラー/35mm/ジャック・タチ、ソフィー・タチシェフ監督 L’ecole des facteurs(上映時間:16分)1947年/
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