【マニラ共同】フィリピンは国際刑事裁判所(本部オランダ・ハーグ、ICC)からの脱退を決め、26日までに国連に通知した。4千人以上の麻薬犯罪容疑者の「超法規的殺害」などに対する批判にドゥテルテ大統領が激怒し、政府に脱退手続きを指示した。超法規的殺害に対するICCの調査も拒否する意向だ。一方的な脱退通知で、国際社会のフィリピンへの風当たりが強くなる可能性がある。 「ドゥテルテ氏は精神鑑定を受ける必要がある」。大統領府関係者によると、ドゥテルテ氏の怒りを爆発させたのは、国連のゼイド人権高等弁務官が3月9日に放った言葉。
![フィリピンが国際刑事裁脱退へ 大統領、批判に激怒 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/abb0bde10a9756e5791564ba5c3e2843a8d3f5db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Ft_ogimage2%2Fch%2Fimages%2F350927698522195041%2Forigin_1.jpg)