『わたくしの二十世紀』に参加しているシンガーと、そこにまつわるあれこれを紹介! 全16曲からなる『わたくしの二十世紀』。参加したシンガーについて小西康陽のコメントを交えながらご紹介しましょう。 「20年ぐらい1ミリも思い出さなかった曲(笑)。あのときシングル候補のつもりで作った曲なのに、レコード会社の宣伝の人たちが媒体に聴かせたら、ほぼ全員が“万事快調”って。ライヴでも一回やったぐらいかな」という“フラワー・ドラム・ソング”を歌った甲田益也子、そして市川実和子(大瀧詠一プロデュースの98年作『Pinup Girl』乞う復刻!)、AMAZONSの吉川智子といった名前は、2008年に編んだカヴァー・コンピ『うたとギター。ピアノ。ことば。』にも参加していた顔ぶれ。 「吉川さんは日本のダスティ・スプリングフィールド。哀しさのあるあの声で歌ってくれたら、曲が5割増しで良くなりますよ。ソングライター視