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ブックマーク / blog.livedoor.jp/goldberg1 (3)

  • 『批評とは何か?』/佐々木敦…その1 : MAKE SOME NOISE

    (ブレインズ叢書1) 「批評」とは何か? 批評家養成ギブス クチコミを見る この間、暑い中早稲田通りを歩いていたら、向かい側から学生と一緒に歩いてくる佐々木敦さんらしき人を見かけた。彼らは楽しそうに談笑しながら高田馬場に向かって歩いて行った。それがきっかけというわけでもないのだけれども、佐々木敦が猛烈に気になり始めた。前からジョン・ケージ関連で調べ物をしたときに出てきたり、あるいは書店でを見つけても、なんだかノイズ・ミュージック関連の難しいことを言う人だな、とか漠然とそういうイメージを抱いていて、「ちょっと興味ある」と「敬遠」の間ぐらいにいた。とりあえず、ユリイカとか現代詩手帖とか、スタジオヴォイスとか、そういう雑誌にとにかく大量に文章を書いている印象があって、更に昔はゴダールについて書いていたりとか、そういう仕事量も情報量も、すなわちインプットもアウトプットも膨大な印象を受けた。 そし

    『批評とは何か?』/佐々木敦…その1 : MAKE SOME NOISE
  • 「もっと失敗しろ」―佐々木敦×湯浅学@早稲田大学 : MAKE SOME NOISE

    早稲田大学教育学部の佐々木敦の授業に、ゲストで湯浅湾のヴォーカルをつとめる音楽評論家湯浅学がやってくるというので、冷え冷えする9℃の東京をてくてく歩いて教育学部まで行ってきた。途中大隈講堂前あたりの銀杏の葉がまるでじゅうたんのように、あたり一面に敷き詰められていて、雨で下がったテンションが少し上がる。巨大な教室に早めに到着すると、教室の前半分はスカスカで、生徒たちは皆教室後方にかたまっていた。吉増剛造の授業のときもそうだったのだけど、放っておくと学生たちはみんな後方にたまって、実に授業がしにくそうだなと思う。今日も講師陣はたぶん話しにくかったんじゃないかな。ということで前方左側に座る。 授業は、緩いトークという感じで始まる。まず音楽界の近況から。佐々木氏が、「最近の若い人で貪欲な音楽好きが減っているのではないだろうか」と問題提起すると、湯浅氏が「みんな洋楽聴かないよね」と言う。「カラオケで

    「もっと失敗しろ」―佐々木敦×湯浅学@早稲田大学 : MAKE SOME NOISE
  • ウィルコの鼓動を聴け!―On Filmore(Glenn Kotche, Darin Gray) live at Shinjuku PITINN : MAKE SOME NOISE

    どうも打楽器のポ・テンシャルをみくびっていたようだ。打楽器というのはドラムを指すとばかり思っていた。実際、稿の主人公であるウィルコのメンバー、グレン・コッツェもまた、「ドラマー」という役割を与えられているではないか。「ドラムはリズムを刻むもの」という先入観が、いかに音楽を聴く耳を狭めているか、今日少しわかった気がした。 グレン・コッツェは普通の意味でのドラマーであることを、もはや超えている。それは例えばウィルコのリード・ギターを務めるネルス・クラインが、普通の意味でのロック・ギタリストという範疇を大いに逸脱しているのと同様の意味でだ。どちらかといえば、ウィルコのバンドメンバーの中でも地味な雰囲気を持つグレン・コッツェは、この日何一つ普通のプレイをしなかった。物静かそうなグレンと、全身白の服と派手な帽子を纏って登場するベースのダーリン・グレイ。 客席には彼らの盟友でもあるジム・オルークと、

    ウィルコの鼓動を聴け!―On Filmore(Glenn Kotche, Darin Gray) live at Shinjuku PITINN : MAKE SOME NOISE
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