01. Damian marley - living it up 02. Cam O'bi - TenderHeaded ft. Smino 03. A$AP Rocky - Praise The Lord (Da Shine) 04. BenjiFlow - Deep End 05. DJ Snake - Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B 06. Smino - NEW COUPE, WHO DIS? w/ Mick Jenkins 07. Angele - Je veux tes yeux 08. さとうもか - 最低な日曜日feat.鶴岡龍 09. DJ Koze - Illmination 10. SiR - D'Evils 11. TSVI - WHIRL 12. Bas - Tribe with J.Cole 13. DJ T
大量の情報やさまざまな主義・主張にあふれているいまの世の中で生きるのも楽じゃないわけだが、ノイズを“オトニカエル”ことができれば幸せに生きられる。きっとEVISBEATSはそんなことを考えてこの『ムスヒ』という、6年ぶり通算3枚目となるソロ・アルバムを作ったのではないか。ラッパー/ビートメイカーのLIBROがラップで参加した、その名も「オトニカエル」という曲で2人はふくよかなトラックに乗ってこうくり返す。「見るもの全て音に変える/街のノイズも音に変える/聞こえてくるこのリズムで/オレら単純に踊り合える/触れるもの全て音に変える/いつもの景色も音に変える/聞こえてくるこのリズムで/オレら単純に踊り合える」。 さらに、夏目漱石の小説と同名のEVISBEATS流の駆け抜けるようなドラムンベース「草枕」という曲では、『草枕』の冒頭の文章をフックで引用している――「山路を登りながら、こう考えた/智に
tofubeatsのアルバム『FANTASY CLUB』は、紛れもなく今年リリースされた最も優れたアルバムの1枚だ。21世紀の主流となった、ビートを中心に組み立てられたポップ・ミュージック、その日本でのありようとして欠点を探すのが難しい。そのうえでこのサイトでのレヴューゆえ、ヒップホップ特有の形式と美学を規範として聞いてみると、ヒップホップの“スタイル”との問題が表れてくる。それぞれのジャンルとtofubeatsの作る音楽との衝突がそこにはっきり響いている。 「SHOPPINGMALL」を聞いてみよう。音楽を愛しているtofubeatsはこうしたジャンルの約束事があるのを知っているが、なかったかのように振る舞いもすると知ることができる。 ヒップホップだけではない。CDをくるむアートワークから出発するなら、ある程度まで日本の1980年代から発展した並行世界のような“club”で鳴り響く音楽と
これはロマンチックでエロティックじゃないですか。GOKU GREENがGOODMOODGOKUと改名、ビートメイカーの荒井優作(ex.あらべぇ/彼はTHE OTOGIBANASHI'Sの実質的なデビュー曲「Pool」のビートを作ったことでも知られる)と組んで『色』という作品を完成させた。すでにiTunes, Apple music, Spotifyでは6曲入りで配信が開始され、8月30日には7曲入りのCD盤がリリースされる。フィジカル盤には、エクスクルーシヴやリミックスやインストが追加、歌詞カードなども付く。そしてこのトロトロの映像は、その作品に収録されている「24時間」のMVというわけだ。 さらに詳細を続けると、この映像はいまや国内のラップのMVの制作において引っ張りだこのSpikey John(最近では、Awich がANARCHY を客演に迎えた「WHORU?」やJP THE WAV
IOが4月19日にリリースしたセカンド・ソロ・アルバム『Mood Blue』のジャケットは淡いブルーの色彩で描かれた海岸沿いの絵だった。ヤシの木が立ち並び、傍らにはバイクが止めてある。どこか切なく、洒落た絵だ。内容はタイトル通り、前作『Soul Long』よりシックにムーディーにしたようなものだった。YOUNG JUJUとKIKUMARU(菊丸)も昨年それぞれソロ・アルバムを出している。そんな彼らが所属する、昨年メジャー・デビューを果たしたKANDYTOWNの一連の作品をこのタイミングに改めて聴いてみる。 KANDYTOWNの仲間たちは、例えばこんな一晩を過ごすのではないか。彼らは渋谷、原宿、恵比寿でライヴしたり遊んだりしたあとに、深夜ダウンタウンK-TOWN(彼らは世田谷区喜多見を愛着を込めてそう呼ぶ)の秘密のシェルターに帰還する。それからNeetzのサンプリング主体のソウルフルでジャジ
『EverydayIsFlyday』は青春の音楽だ。まずその点で突き抜けている。若いころにしか書けない歌詞、作れない音楽というものがある。若さゆえの傍若無人さや野放図さ、怖いもの知らずの突破力、大志や大いなる夢を抱く力、楽しさと気持ち良さをとことん追い求める力、それらがあわさると何か得体の知れない、奇妙だけれどとてつもなくエネルギッシュな音楽が生まれる。 DUDEからRyugo Ishidaに改名して5月に発表したこのデビュー・アルバムはそんな新世代による2016年のジャパニーズ・トラップ・ミュージックの快作である。9月からはApple Musicでも購入できるようになった。今年の6月には2015年までに発表したEPをまとめた『1993』という作品集もフリーで出している。本作のプロデューサーのAutomaticのインタヴューによれば、いわゆるボツ曲が大量にあったというから彼の刹那主義的なリ
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