http://tbsradio.jp/395979 (荻上) 「表現の不自由展」では、慰安婦像だけではなく、国内での表現物の展示が撤去されたり、抗議をされた経緯を持つ作品が展示されているということですか? (津田) そうですね。美術業界で話題になったニュースの中から、これがいいんじゃないかと「表現の不自由展」実行委員会の方々のキュレーションによって選んでいるということです。 (荻上) 津田さんが指示をしたというわけではないんですね。 (津田) 議論はしますけど、基本的に決定権は彼らにあって、それを尊重するというスタンスでやってきました。 元々、表現の不自由展というのは、2015年に民間の貸ギャラリーで行われたもので、撤去された経緯とともに現物を見ることで、来場者が表現の自由に関して思いを馳せて議論のきっかけにしたいというのがコンセプト。 愛知県にしても僕にしても、それぞれの個別の作品のメッ