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ブックマーク / oxyfunk.hatenablog.com (4)

  • アートディレクターと佐野研二郎 - 凸と凹の間

    2015年8月14日、サントリービールの景品をデザインしていた佐野研二郎(アートディレクター、多摩美術大学教授)が謝罪の声明をホームページで出した(http://www.mr-design.jp/)。8月12日までに「ネット上などにおいて著作権に関する問題があるのではないかというご指摘が出て」いたことを踏まえ(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1508/13/news087.html)、景品(トートバック)30種類のうち8種類の発送を止め(http://www.suntory.co.jp/beer/allfree/campaign2015/index.html)、「その制作過程において、アートディレクターとしての管理不行き届きによる問題があった」と認めたからである(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/15

    アートディレクターと佐野研二郎 - 凸と凹の間
  • 凸と凹の間

    コロナ禍四年目。5月以降は検温機を見かけなくなり、消毒液の設置もじわじわと減り、猛暑でマスクを外すようになった。渋谷や新宿は竹下通りや六木のように観光客で溢れかえり、休日に都心へ足が向かわなくなった一年となった。 2023年は1月に移籍が決まり、4月からの新しい職場は片道100km(神奈川→東京→埼玉→千葉→茨城)の通勤に。それでも帰りにトーキョーに寄れるのは嬉しい。引っ越すつもりはなく、トーキョーの西側への愛が強まった一年。インフレのせいか、1500円以下で事をするのが難しくなった。北千住はピンとこないが、下北沢まで戻るのは遠い。いろいろ試した結果、根津駅や東京駅あたりで落ち着いた。 今年の業績は以下の通り。 (1)学会や研究会での報告 ・「柏木博と日の社会学:デザイン史、広告史、広告都市論」社会解釈学研究会、2023年2月11日 ・「計画的陳腐化とデジタル・メディアのデザイン」日

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  • グラフィックデザインと模倣の歴史的な関係:亀倉雄策と佐野研二郎 - 凸と凹の間

    2015年7月24日に2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの「エンブレム」が発表され、その約一週間後にベルギーのデザイナーが制作した劇場「Theatre de Liege」のロゴマークと「酷似」していることが話題となった。前者を制作したのはは佐野研二郎(アートディレクター、多摩美術大学教授)、後者を制作したのはオリビエ・ドビ(Studio Debie)である。 経緯としては、「友人から電子メールで知らせがあり驚いた。類似点が多くある」とオリビエが認識し、Facebookに記事を投稿してから拡散的に知られるようになった(https://www.facebook.com/StudioDebie/photos/a.306570046078725.70557.306563286079401/883470945055296/?type=1)。また、スペインのデザイン事務所が東日大震

    グラフィックデザインと模倣の歴史的な関係:亀倉雄策と佐野研二郎 - 凸と凹の間
  • 「ラッセンという過剰さ」に至るまで - 凸と凹の間

    初めてお会いしたのは、武蔵野美術大学芸術文化学科での担当科目「メディアと表現」の打ち上げだった。待ち合わせたお店へ入った途端に起立して名前を名乗られたので、随分と丁寧な方だなと思った。それからは韓国料理べながら、「ツイッターのアカウントを使い分けるなんて当たり前ですよ〜」的なお話を伺い、「素直に生きられない時代になったねぇ」と笑い合ったものである。 その翌年の夏に東京・日橋のCASHIで「ラッセン展」(http://cashi.jp/lang/ja/exhibition/1150.html)という展示の案内を頂き、初日にお邪魔した。なんかよくわからないけど面白そうだと思って足を運び、実際にとても面白かった。ラッセンとそれぞれの作品を対比させることで、「私たちは何をいかに見ているのか?」を問い直すような展示になっていて、なんというか、展示そのものが批評になることもあるんだなぁと思ったの

    「ラッセンという過剰さ」に至るまで - 凸と凹の間
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