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Dubに関するtxmx5のブックマーク (120)

  • KRM & KMRU | ele-king

    荒廃した都市の深淵から深く、そして重厚に響く強烈な音響。アンビエント、ドローン、ノイズ、ヴォイス、工業地帯の音、いわばインダストリアル・サウンド、そしてエコー。それらが渾然一体となって、崩壊する世界の序曲のようなディストピアなムードを醸し出している。このアルバムにおいて、ふたりの才能に溢れたアーティストが放つ音は渾然一体となり、さながら都市の黙示録とでもいうべき圧倒的な音世界が展開されていく……。 といささか煽り気味に書いてしまったが、このアルバムの聴き応えはそれほどのものであった。ザ・バグことケヴィン・リチャード・マーティン(KRM)と、〈Dagoretti〉、〈Editions Mego〉、〈Other Power〉などの先鋭レーベルからリリーするナイロビのアンビエント・アーティトのジョセフ・カマル(KMRU)によるコラボレーション・アルバム、KRM & KMRU『Disconnect

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  • ALCI & snuc | ele-king

    東海地方を拠点に全国各地を飛び回り活躍するラッパー、ALCIとDJ/ビートメイカー、snucの11曲入りの共作の主題は明確──レゲエ/ダブとヒップホップの融合だ。アフロの要素を散りばめつつ、ルーツ・レゲエあるいはナイヤビンギ、UKのダブを、ある意味では忠実に吸収して表現している。レゲエとヒップホップという組み合わせ自体はいつの時代もつねにいろんな形であるものだが、彼らのルーツとなる音楽へのストレートな向き合い方が作の最大の魅力で、それがラップの力強さとメッセージを際立たせている。 1989年にブラジルで生まれ、日で育ったALCIは、特定のビートメイカーとがっぷり四つで組んだソロ・アルバムをすでに3枚発表している。エレクトリック・ピアノの音を多用しジャズを基調としたISAZとのファースト『365』(2018)、すべての曲でブラジル音楽をサンプリングしたUNIBALANCEとのセカンド『獏

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  • Andy Stott | ele-king

  • Lee Perry | ele-king

    リー・ペリーの初来日は1992年6月、バックバンドは当時の〈ON-U〉が誇るダブ・シンジケート(スタイル・スコットにスキップ・マクドナルド、そしてルーベン・ベイリー)だった。忘れられないライヴのひとつだが、ぼくはその来日時に編集者として取材にも立ち会っている。インタヴューの最後にライターは「日のルード・ボーイ、ルード・ガールにメッセージをお願いします」という申し出をした。記事の締めとして「俺も昔はルード・ボーイだったんだよ」みたいな共感を喋って欲しかったのだろう。しかしペリーはじつにシンプルに、笑みを浮かべてこう答えた。「良い子になりなさい」 それから30年近く過ぎたいまでもぼくはこの答えが忘れられないでいる。 8月29日、リー・“スクラッチ”・ペリーはジャマイカの病院で息を引き取った。85歳だった。死因はまだ明らかにされていない。 1936年にジャマイカのケンダルで生まれ、1961年に

    Lee Perry | ele-king
  • スペシャル / ダブプレート座談会(前編) | eyeshadow

    レゲエには「スペシャル」と呼ばれる独特のカルチャーがあり、また似たような存在として「ダブプレート」があります。既存曲を基底とするスペシャルやダブプレートは、ある意味カヴァー曲と言えるのではと、3名のプロに話を伺うべく集まっていただきました。他では聞けない鼎談の模様を2回に分けてお届けします。 Members; COJIE: Mighty Crown / Scorcher Hi-Fi 1TA: Bim One Production Tamotsu Suwanai: Wax Alchemy 7 Feb. 2021 eyeshadow (以下E): 日はお忙しい中ありがとうございます。Mighty Crown、Scorcher Hi-Fiの一員として、ジャマイカの動向をよくご存知のCOJIEさん、UKやヨーロッパのルーツレゲエ・シーンに詳しいBim One Productionの1TAさん、カ

    スペシャル / ダブプレート座談会(前編) | eyeshadow
  • こだま和文インタビュー:静かなるダブの自由〈前編〉|talking place|newdubhall

    talking place �こだま和文インタビュー:静かなるダブの自由〈前編〉 ─ワッキーズ、ミニマル・ダブ、ソロ、 そしてニューダブホールを巡って─ こだま和文(Dub Station) 1982年、ライブでダブを演奏する日初のダブバンド『MUTE BEAT』結成。通算 7 枚のアルバムを発表。1990年からソロ活動を始める。ファーストソロアルバム『QUIET REGGAE』から2003年発表の『A SILENT PRAYER』まで、映画音楽やベスト盤を含め通算8枚のアルバムを発表。 プロデューサーとしても、FISHMANS の1stアルバム『チャッピー・ドント・クライ』等を手掛ける。また、DJ KRUSH、UA、エゴラッピン、LEE PERRY、RICO RODRIGUES等、国内外のアーティストとの共演、共作曲も多い。 現在、ターンテーブルDJをバックにした、ヒップホップ・サウン

    こだま和文インタビュー:静かなるダブの自由〈前編〉|talking place|newdubhall
  • interview with Kazufumi Kodama | ele-king

    9月6日に吉祥寺のSTAR PINE'S CAFÉで観たKODAMA AND THE DUB STATION BANDのライヴは強烈だった。個人的に、大好きなじゃがたらの“もうがまんできない”をこだま和文のヴォーカルとTHE DUB STATION BANDの卓越した演奏で聞けたことは大きい。だが、それだけではない。実際にライヴを観ながら心のなかで反芻したからと言って、僕なんかがこう書くのはあまりに恐れ多いのだが、まぎれもなく“いまの音楽”だった。しかしなぜそう強烈に感じたのか? それはわからない。それ故、この、こだま和文とバンド・リーダーでベースのコウチへのインタヴューは、そんな個人的な問いを出発点としている。 トランペット奏者のこだま和文率いるレゲエ・バンド、KODAMA AND THE DUB STATION BANDは、2005年にスタジオ・ライヴ盤 『IN THE STUDIO』

    interview with Kazufumi Kodama | ele-king
  • KODAMA AND THE DUB STATION BAND | ele-king

  • interview with Adrian Sherwood | ele-king

  • 【特集】Adrian Sherwood来日公演直前スペシャル | 今改めてダブとはなにか

  • Seekersinternational:アブストラクト・ダブ・サウンドシステム

    正体をはっきりと明かそうとしないSeekersinternationalについてわかっていることと言えば、ブリティッシュ・コロンビア州のリッチモンドを拠点にするフィリピン系移民と第1世代フィリピン系カナダ人がメンバーで、メトロ・マニラ(マニラと周辺地域で構成されるフィリピンの首都圏)と強いつながりを持っていることくらいだ。彼らの出自や居場所は定かではないにしても、ここ5~7年間にSeekersinternational(SKRSINTLやSKRSと記載されることもある)名義で生み落とされてきた音楽が、サンプリングを基調にしたダブ的アプローチによる斬新な音楽制作を提示しているのは確かな事実だ。 1970年代のジャマイカにおけるスタジオの技巧とサウンドシステム・カルチャーをルーツとするダブ・ミュージックの誕生から数十年。その間に膨大な数の変異形が現れた。レゲエの確立されたスタイルに則ったものが

    Seekersinternational:アブストラクト・ダブ・サウンドシステム
  • Khruangbin | ele-king

    ただいま人気絶頂のクルアンビン、いまもっとも魅力的なバンドであることは間違いない。まずはギター、リヴァーブをこれでもかと効かせながら、タイ音楽や中東あたり特有のコブシの入ったメロディを弾く。彼のギターがこのバンドの音の目印だ。そしてベース。いちばん目を引くちょっと派手な出で立ちの彼女は、じつにツボを得たベースを弾いている。ドラムも同様。かなり安定している。見た目このバンドは色物っぽいのだが、じつはじつは、かなりしっかりとした演奏力がある。ライヴの動画を見るとエンターテイナーとしての動きもプロフェッショナルだ。いい意味でアメリカのバンドっぽい、おそらく場数も多く踏んだ実力派だ。 家に客人が来て、酒を飲んで話したりしているとき、そのときどきによってかける音楽を考えてしまうものだが、ここ最近でいえばクルアンビンほど汎用性の高い音楽はない。ありがたいことに、いまのところパーフェクトにみんなが「これ

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  • Lee "Scratch" Perry | ele-king

    On-U Sound / ビート Tower HMV Amazon iTunes 野田 努、高橋勇人 Photo by Daniel Oduntan Jun 03,2019 UP たったいま6月末売りの紙エレキングの「日音楽」の特集号を編集している。そこで問われるのは、海外からの影響と土着性との関わりの問題だ。土着性はどのように意識され、海外の影響をどのように取り入れるか。たとえば70年代までのはっぴいえんどからシティ・ポップまでの系譜であれば、アメリカをどこまで受け入れそれをどう日と混ぜるかということで、これがまんま100%アメリカであればまったく面白くないことは、たとえばジャマイカの音楽を聴いているとよくわかる。 ジャマイカの音楽は同じようにアメリカ音楽(こと黒人音楽)の影響下にあるが、これがアメリカのR&Bやソウルの模倣に過ぎなかったら、世界の音楽ファンはジャマイカの音楽に目

    Lee "Scratch" Perry | ele-king
  • 天才で変態なリー・ペリー(Lee “Scratch” Perry)をTAMTAMクロ&高橋アフィが語り尽くす! | Mikiki by TOWER RECORDS

    レゲエ/ダブ界の生きる伝説、リー・スクラッチ・ペリーがニュー・アルバム『Rainford』をリリースした。〈待望の〉と冠に付けるには、リイシューや名義貸しのようなアルバムが乱発されすぎている状況だが、作は決定的な作品と言っていい。というのも、『Rainford』は長年の盟友であるプロデューサー、エイドリアン・シャーウッドが全面的に手掛けたものだからだ。 2008年作『The Mighty Upsetter』以来11年ぶりのタッグとなる作には、前作と趣の異なる刺激的なサウンドが詰まっている。アップセッターズ『Super Ape』やマックス・ロメオ『War Ina Babylon』(共に76年)といったクラシックを生み出したリー・ペリーのブラック・アーク・スタジオ時代や、On-Uサウンドで実験を重ねていたシャーウッドの充実した80年代作品を彷彿とさせる音が飛び交いつつも、その仕上がりは至っ

    天才で変態なリー・ペリー(Lee “Scratch” Perry)をTAMTAMクロ&高橋アフィが語り尽くす! | Mikiki by TOWER RECORDS
  • Nubiyan Twist | ele-king

    ここ数年来のサウス・ロンドンのジャズ・ミュージシャンたちの活躍により、UKジャズとエレクトロニックなクラブ・サウンドの結びつきも再び活性化しているようだ。こうした結びつきはかつてのアシッド・ジャズの頃からあり、その後ウェスト・ロンドンで起こったブロークンビーツ・ムーヴメントもジャズとクラブ・サウンドが交差していた。当時活躍していたディーゴやカイディ・テイタムなどは、このところの新作で再評価の気運を高めているが、ヘンリー・ウーやテンダーロニアスあたりは、そうしたブロークンビーツ・ムーヴメント時代の空気をいまに継承するアーティストである。そしてジョー・アーモン・ジョーンズとマックスウェル・オーウィンの『イディオム』、モーゼス・ボイドの『アブソリュート・ゼロ』など現在のエレクトロニック・ジャズの傑作が生まれ、シャバカ・ハッチングスの参加するザ・コメット・イズ・カミングの新作もさらにエレクトロニッ

    Nubiyan Twist | ele-king
  • Ariwo | ele-king

  • Babe Roots | ele-king

    イタリアの2人組ベイブ・ルーツを知るキッカケは、レーベルやWebマガジンなど多角的に活動している、〈Electronique.it〉のポッドキャストだった。そこに提供したミックスでふたりは、ジャッキー・ミットゥ、ホレス・アンディー、リズム・アンド・サウンドらの曲を接続し、メロウなグルーヴと小さじ一杯のトリップをもたらしてくれた。さらに面白いのは、ベイブ・ルーツというユニット名だ。このミックスを紹介する記事に提供されたアーティスト写真がベイブ・ルースだったから、“そういうことか……”とすぐ察しがついた。こうしたストレートな遊び心は嫌いじゃない。 というわけで、ミックスを聴いたあと、さっそくふたりの作品を手に入れた。手始めに購入したのは、2016年に〈Rohs!〉からリリースされたシングル「Dub Sessions 1」。先述のミックスから、ダブ/レゲエの要素が顕著なのだろうと予想していたが、

    Babe Roots | ele-king
  • Idris Ackamoor & The Pyramids | ele-king

  • Leslie Winer & Jay Glass Dubs | ele-king

  • Marsesura / Uwalmassa / Wahono | ele-king