中国・黒龍江省ハルビンで、密輸されたマンモスの牙を調べる税関当局者ら(2018年7月撮影)。(c)AFP PHOTO / STR 【7月19日 AFP】中国税関当局は、ロシアから入国したトラックの中から先史時代のマンモスの牙156本などを押収したと、今週発表した。国営メディアは、押収量としては同国最大規模で、日本円にして18億円相当とも報じている。 現地報道によると、ロシア・シベリアに接する中国北東部黒竜江(Heilongjiang)省の国境検問所で大豆の積み荷の下に隠されていた密輸品が押収されたのは今年4月下旬。ただ税関当局が発表したのは今週に入ってからだという。 新華社(Xinhua)通信は、押収品には「象牙2本、レイヨウの角1276本、マンモスの牙156本、セイウチの牙406本、イッカクの牙226本、さらに動物の胆のうやクマの歯、ナマコ320キロ」が含まれ、その価値は1億600万元(