新しく住んだ播磨の風土を知りたいと図書館で借り出した「播磨気質」という本は、神戸新聞社に掲載されたシリーズをまとめたものらしいが、5部の構成になっており 第1部 われら播州人(播州人への悪口の集大成) 第2部われら混血民族(渡来人や国内各地の血の交流あれこれ) 第3部反骨の系譜(反骨心溢れる人物群像) 第4部播州五川(揖保川、市川、千種川、夢前川、加古川) 第5部私の播州論(19人の著名人の郷土論) のような形でまとめられたものである。 *()内は私の注釈 特に第1部は冒頭から江戸時代に出版された「人国記」のなかで紹介される「播磨国の習俗は、知恵があって、しかも義理を知らない。親は子をだまし、子は親を欺くーーー」 赤裸々に誠に厳しい自己評価から始まっているがもちろんこれにはこれを切り口にして播州人を分析しようとする意図があるのだが。 播磨に住むことになって格好の教材になっているのかもしれな