モースルの戦い(バグダーディの呼びかけ等) 2016年11月04日 17:18 ISイラク ・ISの指導者のバグダーディがどこにいるかは不明ですが(先に彼はシリアとイラクの間の砂漠地帯に潜んでるとの報道もあったかと思う)、ペッシュメルガの司令官は、彼らの情報によれば、バグダーディはモースル市内にいると語ったよし。 ・そのバグダーディは3日、ネットを通じて、ISのメンバーに対して、逃げることなく、モースルを守るためにイラク軍等と戦うことを呼びかけたが、その中で、同時にスンニ派のイスラム教徒に対して、ISは彼らの最後の砦であるとして、イラクの周辺国、特にトルコとサウディを攻撃することを呼びかけた由 (既にトルコではISによると思われるテロが多数発生しており、またサウディでもつい最近当局がテロを計画していたISの細胞を逮捕したことは報告済み) ・上記ペッシュメルガの司令官は、これまでのところ、モ
IS関係テロリストの逮捕(サウディ) 2016年10月31日 15:58 サウジアラビアIS サウディもアルカイダの時代から「腐敗した王政」として過激派のテロの標的になってきましたが、al arabiya net は、サウディ内務省が30日、サウディ内で2のIS関連細胞を摘発し、サウディ人からなる細胞と、ジェッダでのサウディ―UAEのサッカー試合でテロを計画していた非サウディ人の細胞を摘発し、サッカー試合の方は大参事を未然に防いだと報じています。 ・サウディ人からなる細胞の方は、shaqlah 県を根拠地として、ISと連絡を取りつつ、治安関係者を狙っていたとのことです。メンバー4名はいずれもサウディ国籍 ・もう一つの細胞は、パキスタン人2名、シリア人1名、スーダン人1名で、こちらの方もISの指令を受けつつ、ジェッダのサッカー競技場で行われるサウディ対UAEの試合を狙っていた由。 犯行には自
alarabiya.netによれば、サウジアラビアはシリアのラッカ(Raqqa)のイスラム国を孤立させる作戦を準備する米主導の同盟軍へ参加する準備をしていると、アハメド・アル・アシーリ少将(Maj Gen. Ahmed Al-Assiri)はいいました。 アリーリ少将は、そうするように求められれば作戦に参加するというサウジアラビアの意志を表明しました。 「王国は、王国の中からやトルコのインシルリク基地(Incirlik)に配置された軍用機の出撃を含めて、シリアのイスラム国との戦いへ国際的同盟に参加することで関与しています」と彼は言いました。 米主導の同盟国はイスラム国の事実上の首都、ラッカを奪還する作戦を開始する予定です。 地上作戦に関しては、アシーリ少将は、国際的同盟軍はワシントンでの会合で、地元シリア人の軍隊に依存し、彼らに航空援護を提供することで合意したといいました。 彼はサウジアラ
9月29日、サウジアラビア外務省は、米国で2001年の同時多発攻撃に関して外国政府への損害賠償請求を可能にする「テロ支援者制裁法(JASTA)」が成立したことを非難し、「重大な懸念材料」だと表明した。写真はサウジアラビアの国旗。ドーハで2005年12月撮影(2016年 ロイター/Jamal Saidi) サウジアラビア外務省は29日、米国で2001年の同時多発攻撃に関して外国政府への損害賠償請求を可能にする「テロ支援者制裁法(JASTA)」が成立したことを非難し、「重大な懸念材料」だと表明した。 国営サウジ通信(SPA)によると、外務省は声明で「(国家機関が外国の裁判権から免除される国際慣習法上の)主権免除の原則を侵害することは米国を含むすべての国家にマイナスの影響を与える」と指摘。「意図しない深刻な結果」が生じるのを避けるため、米議会がJASTAを修正することを望むとした。予想される結果
国連の難民と移民の会議で、サウジアラビアのムハンマド・ナーイフ皇太子は、サウジアラビアが250万人のシリア難民を、受け入れることを発表した。しかし、これには疑問が浮かぶのだが、実際に実行するとなると、種々の問題が出てくるものと思われる。 第一に言えることは、サウジアラビアの現在の人口が、3000万人を少し上回る程度であり、このうちの700万人程度が、外国からの出稼ぎ者であるはずだ。そうであるならば、250万人という数は、サウジアラビアの人口の、約10パーセントに当たるからだ。(日本に例えれば、1300万人の難民が入ってくるということだが、日本でも対応能力は無いのではないかと思われる。) 難民を正式に受け入れることになれば、当然、住宅の提供や教育、医療サービスの提供に加え、当分の生活費も支給しなければなるまい。その額は一家族にして、月額500ドル程度であろうか。 つまり、月額にして12・5億
テロの季節(サウディ) 2016年07月05日 09:44 サウジアラビアテロ イスタンブール、ダッカ、バグダットと続いて、今度はサウディの番です。 サウディでは4日朝ジェッダの米総領事館の前で1名が自爆した(警備官複数が負傷)したことは、お伝えしましたが、同日更に2のテロ事件が起きました。 一つはイスラム教にとっての第2の聖地であるメディーナ(預言者の墓があるところ)で、自爆者が爆発し、周囲に居た警官4名も死亡したとのことです。 とうじ、メディーナの大モスクではイフタールが始まっていて、100万人の信者が集まっていたとのことですが、、犯人はイフタールをとっている警備員の間に入り、疑われて自爆したとのことです。 下手をすると大惨事になった可能性のある事件です。 もう一つの事件は、シーア派の多数居住する東部のカティーフ県のfarj al omar モスクに自爆者が入ろうとして、、警官に止めら
サウジアラビア内務省によると、西部ジッダの米総領事館近くで4日未明、男が自爆死した。自爆攻撃犯と思われるという。取り押さえようとした警備兵2人が負傷したという。 内務省報道官のマンスール・アル・トゥルキ少将が発表した声明によると、4日午前2時15分(日本時間午前8時15分)ごろ、総領事館の向かいにあるスレイマン・ファキー病院の駐車場にいる男を不審に思い、警備兵たちが近づいたところ、男は「病院駐車場で、自爆ベルトを爆発させた」という。
シリア西部の地中海沿岸にある都市ジャブラとタルトスで23日、爆発が相次ぎ、多数が死亡した。国営メディアは少なくとも78人が死亡したと伝え、ロンドンを拠点とする民間団体「シリア人権監視団」は145人以上が死亡したと報告している。国営メディアによると、シリア外務省はトルコとカタールとサウジアラビアが和平協議を妨害するため過激派勢力を促したせいだと批判する書簡を国連に送った。過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。 国営シリア・アラブ通信(SANA)によるとシリア外務省は、「リヤドとアンカラとドーハの過激で悪意に満ちた政権が、事態の本格悪化を図った結果の爆弾テロ」だと国連あての書簡で批判し、3カ国が「ジュネーブの(和平)協議と戦闘停止、および停戦合意の成立を妨げようとしている」と糾弾。さらに3カ国が「シリア・アラブ軍が対テロ戦争で成果を上げている」ことから国際社会の目を
1月2日 『ゼレンスキー追い詰められる』 追い詰められたゼレンスキーがロシアの都市を攻撃、ロシアは軍事施設を報復攻撃 ウクライナ軍のバレリー・ザルジニー最高司令官によると、その前日にロシア軍は150発以上のミサイルとドローンで「重要なインフラ、産業施設、軍事施設が攻撃された」としているが、別の情報源もロシア軍のミサイル攻撃が主に軍事企業や倉庫に向けられていたとしている。 空爆の場所からも標的が倉庫や軍事企業だったことを示している。ただエネルギー施設は標的になっていないという。ウクライナだけでなくアメリカ/NATOの兵器庫もすでに空で、その生産力はロシアの半分だとも言われている。ミンスク合意で騙されたロシアはアメリカ/NATOと停戦交渉を再開するとは思えず、アメリカ国内でもジョー・バイデン政権の戦争継続方針に反発する声が強まっている。 そこで、アメリカが日本に圧力を加え、迎撃ミサイル「PAC
(CNN) 2001年の米同時多発テロへの関与が疑われる外国政府を、遺族らが提訴することを可能にする法案が米議会に提出されている問題で、サウジアラビア当局から「法案が通過した場合は米資産を売却する」との警告があったことが明らかになった。 米国務省の高官2人がCNNに語ったところによると、サウジのジュベイル外相が先月、米首都ワシントンを訪問した際に警告を発した。この件は、16日付の米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じていた。 オバマ米政権はこれを受け、議会に法案を可決しないよう強く求めたとされる。国務省と国防総省の高官らは先月、上院軍事委員会に対し、法案の通過は経済上のリスクをもたらす恐れがあると注意を促した。 この件についてサウジ側にコメントを求めたが、回答は得られていない。米政権高官はCNNとのインタビューで、法案が通過した場合にオバマ大統領は拒否権を発動するのかという質問に対し、「法
ミュンヘン(CNN) サウジアラビアのジュベイル外相は14日までに、ミュンヘンでCNNとの単独インタビューに応じ、シリアの内戦が政治的解決に至らない場合は同国のアサド大統領を「強制的に排除せざるを得ない」との考えを改めて示した。 ジュベイル外相は「アサド大統領が退陣しなければならないことに疑いはない。政治的な交渉によって去るか、武力で排除されるかのどちらかだ」と断言。また「アサド大統領は確実に弱体化し、すでに終わっているというのが私の考えだ」と語った。 さらに「我々は交渉が成立するようできる限り努力する。うまくいかないとすれば、それはシリア政権や支援勢力側の強情さのせいだ。この場合、アサド大統領を武力で排除する以外に選択肢がないことは明白になる」と強調した。 サウジがシリアへ地上部隊を派遣する可能性については、「米主導の連合という枠組みで派遣が決まればそれに参加し、特殊部隊を送る用意がある
サウディにおけるアラブ、イスラム諸国軍の合同訓練 2016年02月14日 21:18 サウジアラビア中東関連 al arabiya net は、14日からサウディで、アラブ、イスラム諸国軍の、域内ではこれまでで最大規模の合同訓練が行われると報じています。 その概要は次の通りですが、最近はサウディがイエメンへの介入に始まってシリアへの空爆への参加のみならず、地上部隊の派遣も言及する等、軍事力の行使に積極的になっているときの大規模合同訓練ということで注目されます。 尤も、サウディのことですから、最大規模と言いながら、参加兵数や、参加航空機数、戦車の数等は伝えていないので、本当のところどの程度のものか判断しかねますが・・・ 参加するのは次の20国の由 サウディ、エジプト、UAE,ヨルダン、バハレン、セネガル、スーダン、クウェイト、モルデブ、モロッコ、パキスタン、チャド、チュニジア、コモロ諸島、ジ
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