東京電力は14日、核燃料が溶け落ちた福島第1原発1号機で、格納容器の内部を調べるため同日予定していた自走式ロボットの投入を中止した。 ロボットなどを収納するケースに取り付けた監視カメラに不具合が生じたためで、東電が原因を調べている。次の投入日は未定。 東電は投入に向け、同日午前10時10分ごろから機材の動作確認などを実施したが、監視カメラからの映像が途中で届かなくなった。映像がないとロボットの動きを把握できず、安全に作業するため調査を中断した。 東電は、1号機の中心にある圧力容器から格納容器に溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を把握するため、線量計やカメラを取り付けたロボットの投入を計画。17日まで4日間かけて放射線量の測定や内部の撮影を行った後、底部にたまった水の浮遊物採取を試みる予定だった。
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