連載目次 Visual Studio 2005の登場に合わせてバージョンアップしたC# 2.0(以下、C#)やVisual Basic 2005(以下、VB)には、たくさんの新機能が導入されています。その中でもプログラマにとって今後欠かせない機能となるのは、やはり「ジェネリック」(Generics)です。 しかしC#やVBのビギナーにとって、ジェネリックは少々分かりづらい機能でもあります。本稿では2回にわたり、ジェネリックにより何ができるのか、どのように使うのかといったジェネリックの基本事項を分かりやすくまとめてみます。 ジェネリックとは? ジェネリックとは、簡単にいうと、特定の型(クラス)に依存しないクラスやメソッドを記述するための仕組みです。この仕組みは、クラス、構造体、インターフェイス、メソッド、デリゲートに適用でき、ジェネリックの仕組みを使ったクラスやメソッドは、「ジェネリック・ク
Puppy Linuxは、「軽量Linux」などとカテゴライズされるデスクトップ向けのLinuxディストリビューションである。主要なアプリケーションを含んだ総サイズは約110Mバイトと小さく、古いPCでも高速に動作する。インストールメディアはライブ版Linuxとして使用出来るほか、ハードディスクにインストールすることも可能だ。 3種類のイメージファイル Puppy Linuxは、Slackwareをベースに、オーストラリアのBarry Kauler氏が中心となって「Puppy Project」で開発されている。日本語環境に対応した日本語版が「パピーリナックス日本語版」で公開されている。本稿執筆時点の最新日本語版は2009年1月19日にリリースされたバージョン4.1.2で、次の3種類のISOイメージが公開されている。 通常版:puppy-4.1.2-JP.iso(110MB) Flash P
2009/02/13 「今日はRubyの話はしません」。プログラミング言語「Ruby」の生みの親で開発コアメンバーでもある、まつもとゆきひろ氏は冒頭でそう話すと、自身のプログラミング経歴や半世紀に及ぶプログラミング言語の歴史を外観しつつ、未来のプログラミング言語へ向けた構想について語った。 書籍だけでPascalを習得した高校生 2009年2月12日、翔泳社主催で東京・目黒で行われた「Developers Summit 2009」でまつもと氏は「未来へつながる言語~ある言語おたくの視点から」と題した講演を行った。立ち見が出るほど詰めかけた観衆に向かって、“最も有名なプログラミング言語オタク”として自身のプログラミング言語観を披露した。 1980年代の高校生時代からプログラミング言語が好きだったというまつもと氏だが、一番最初に使った言語はBASICだったという。ところが、ローカル変数や構造化
Linuxディストリビューションを提供するDebian Projectは,最新版となるLinuxディストリビューション「Debian GNU/Linux 5.0」(開発コードはLenny)をまもなくリリースする予定だ。2009年2月1日に開発版の「Debian GNU/Linux 5.0 RC2」をリリースしており,現在は最終段階の作業が行われている。順調に作業が進めば,2009年2月14日に正式版をリリースする予定である。 Debianは特定の企業に依存せずに中立的な立場で開発が行われているLinuxディストリビューションだ。また,UbuntuやKNOPPIXなどといったディストリビューションでは,Debianをベースとして開発が行われている。 最新版では,IPv6に完全サポートや,容量の大きなファイルを扱えるようにする,ネットワーク・ファイルシステムのNFS 4を採用するなど変更がある
本記事は、Microsoftの本社副社長であり、ASP.NETやSilverlightなどの開発チームを率いるScott Guthrie氏のブログを翻訳したものです。氏の許可を得て転載しています。 本日(2009年2月11日)、NovellがMoonlightのバージョン1.0をリリースし、主要なLinuxのディストリビューション(openSUSE、SUSE Linux Enterprise、Fedora、Red Hat、Ubuntuなど)のサポートの下、無償でダウンロードができるようになったことをお知らせできて興奮しています。あまりご存じない方のために説明すると、MoonlightはNovellとMicrosoftの協力により生まれた、オープンソースで実装されたLinux向けSilverlightです。 わたしのチームは、このプロジェクトにおいて、Miguel de Icaza氏および彼
可能性の広がる位置推定技術。ケータイやカーナビ、モバイル端末での位置推定の仕組みを、具体的な製品や実装方法を交えて説明 位置情報の利用の広がり GPSを搭載した携帯電話の普及などによって、位置情報は単に道案内として利用されるだけではなく、位置情報に関連付けられた天気・お店などさまざまな情報が得られるようになってきました。 また、近年の無線通信技術の進歩によって、大量の情報がどこでも得られるような環境も整ってきています。これに合わせて、いままで携帯電話などを中心に利用されてきた位置情報が、PCにも広がりを見せています。 例えば、2009年1月の時点では、位置情報を取得する機能を搭載したノートPCが登場しているほか、Windows 7のベータ版には、位置情報に関する項目が標準で追加されています。 本連載では、可能性が広がりつつある位置情報に関する技術について、具体的な実装方法を交えて紹介してい
2007年と2008年で大きな変化は見られず、JavaとCが突出。C++やPHP、C#が続いた。同社では「総合的にWeb系の需要が高い。ただし、Rubyなど比較的新しい言語を採用している企業はまだ少なく、求人件数としては伸び悩んだ」と分析している。 また、プログラミング言語ごとの募集要項での平均年収について、2007年から2008年にかけての上昇額ランキングを見ると、C#が前年比66万6000円増と大幅に上昇した。2008年における平均年収ランキングでも1位となっている。 この調査結果について、編集部では日本シー・エー・ディー 代表取締役社長で、『プログラミングでメシが食えるか!?』(秀和システム)の著者である小俣光之氏にコメントを求めた。小俣氏は次のようにコメントしている。 「2年間という短い期間での調査のため、傾向の変化なのか誤差なのかは微妙であるが、Perlがやや減り、Rubyが増え
2008年のビール市場のシェアでサントリーに抜かれて4位に転落したサッポロホールディングス(HD)が反転攻勢に出始めた。キーワードは国内で「新しい味覚を提供」することだ。すでに営業力も回復の兆しをみせており、サントリーが値上げした後の昨年10〜12月の販売量ではサントリーを抜き返す成果も出始めている。この勢いで09年は“再逆転”を狙う。市場全体が縮小する中で、それを達成する戦略は何か。 ◆戦略は「限定商品」 「今年は原点に戻り、新しい味覚を提案する」 サッポロビールの福永勝社長は09年の戦略をこう話す。その人の好みの“こだわり商品”を数量限定、地域限定、ネット販売といった手法で展開する。ライバルがM&A(企業の合併・買収)を活用して海外市場に活路を求める中、国内で商品開発力を背景にファンを取り戻し、傷ついたブランドを立て直す作戦だ。これに伴い、通年販売の商品は3月に発売する新し
今冬(昨年10月1日〜2月5日)に発生した、ハロゲンヒーターが原因とみられる発火などの事故が57件(うち死亡1件、重軽傷4件)にも上ったことが13日、独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)のまとめで分かった。 NITEによると、ヒーターのハロゲン管が破裂し、飛び散ったガラスの破片でカーペットを焦がしたり、突然台座付近から炎があがる事故などがあった。部品の接触不良などが主原因とみられている。 また、ハロゲンヒーターが原因と断定された事故は平成13〜20年に477件発生。20社が40機種(中国、韓国、台湾製)をリコール(無償交換や製品回収)しているが、事故に歯止めがかかっていない。 NITEは「リコール対象製品を使い続けると危険。焦げた臭いなど異常があれば、すぐに使用を中止してほしい」と注意を呼びかけている。 【関連記事】 ・ 中国製ハロゲンヒーター、発煙・発火3件 ・
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