三重大の奥村晴彦教授が、「3D円グラフを使うのはやめよう」というブログエントリを書いている。都立高校教科書採択結果のページにあるPDF資料にある図を実例として、3D円グラフでは下側に位置する項目の割合が左右に位置する項目よりも大きく見えてしまう問題があると、このエントリでは指摘している。見た目が良いという理由で3D円グラフが使われているのかもしれないが、このような実際の値が分かりにくくなるような表現は極力ひかえてほしいものだ。 奥村教授はまた、Rのヘルプにある記述を引用して、「そもそも円グラフが良くない」とも指摘している。 追記(by プレゼン作成屋O):嘘をつかない、かつメッセージを分かり易く伝えるグラフの使い方についてはジーン・ゼラズニーのマッキンゼー流図解の技術がお薦めである。たとえば、ひとつだけの構成比を伝える際には(2Dの)円グラフは各要素のシェアに大きな差がある際には妥当だが、